霊犀社2

第2霊犀社(元祖第一は、田中逸平主宰の私塾)@霊際社@P。ネタ帳・メモ書きなど、まあガラクタ。嫌疑76件わざと表示拒否中

追随者出現か、、?

2007-08-08 22:17:59 | LinkRecords
ハードSFと戦争と物理学と化学と医学 : QWERTYトンデモ説の発信源 in Japan 2007-08-08 12:57
「QWERTYはわざと速く打てないように」伝説の日本上陸 - yasuoka の日記

my現象仮説には、
命題P:「QWERTYはわざと速く打てないように」伝説の日本上陸
としたときに、
命題Pの伝承過程
というものが、観察されるであろう、といったことも含まれていたであろう。

命題Pについては、my解釈(2007-07-28 23:15:18時点)

意図的にクイックに続けざまに打てないようにと、読めば、ショールズらの意図を表している可能性があると思っている。

クイックはダメよ的な解釈は、Martin Campbell-Kellyにもみられる。
だが、Martin Campbell-Kellyは、他方、Beechingの言説の一部をmythologyとしている。だが、どの部分をさして、mythologyなのか、言説の切り分けが明確でないところがある。「completely false!」「a maximum distance」あたりが、mythologyなのかな、とも思われる。
しかしながら、
there was an attempt to streamline operation
some letters combinations slower, others faster.
といったところは、クイックはダメよ的にも読めるのだが、、。
初期のタイプライタは機構が稚拙で,印字速度が速くなると印字棒がすぐ絡むという問題があった.これを解決するように試行錯誤で決められた――つまり速く打てないように決められたのが現在の配列である.この配列は,下から三段目の左から“Q” “W” “E” “R” “T” “Y”とキーが並んでいることからQWERTYキーボードと呼ばれている.

my解釈では、初期タイプライターと、ワープロ以前までの、typebar式和名通称タイプアームタイプライターは、機構的な問題点の構図は何ら変わっていない。すなわち、一文字分のスペースを多数の印字棒が取りあう構図である。印字時間間隔の最小値最短値確保が必要。
絡むという語は、タイプライターの印字棒typebar和名通称タイプアームが接触して動かなくなったときの表現←であった。
速く打てないようにとは、クイックはダメよ的な、感覚が、手に残っている人が使えば、そういう感じは、感覚が同じく手に残っている人には伝わるのかなあと、、。

タイプアーム式のタイプライターでの打鍵感覚は、手に残っていれば、
衝突・接触して動かなくなる
一定のペースでリズムよく打鍵
印字の濃淡の抑制
ピアノの鍵盤を奏でるようには、歌うように、しゃべるように、タイピングはしてはいけないものだったのだ、ということでしょう。
タイピングには、アイディアが沸いたようには打てないという制約があったのかも。まあ、そのぐらいは脳内バッファしとけよ、ってことなのか?
アイディア駆動で文がかけるようになることを、身体の脳へのよりいっそうの隷属と捉えてだろうか、粉川哲夫は、危惧を抱いているようだが、この件は、あとで折があれば、。
 安岡孝一氏は、坂村健87年説か、Alan Burkitt84年説かを議論しているのだが、坂村の名前が出てきたのには、少なからず驚いた。コンピュータの専門家じゃないか。
 専門家だからといって技術史に詳しいわけじゃないのはよくあることなのだが、坂村が言うとなんとなく信じてしまう一般人は多いと思う。

誰を信じるか。つまり 由(よ)るしかない、知るのはむずかしい。推論の道筋を論理的に納得するのは難しい。だから、誰を信じるか、か。
 私の祖父は、郵便局で、モールス信号を送受信する技官だったが、QWERTYについては逆のことを言っていた。
「モールス信号は、アルファベットの頻度統計に基づいて、もっとも少ない打鍵数で送受信できるように設計されている。QWERTYも、もっとも速く打てるようにデザインされたんだ」
と。

自前の伝聞情報を付加して、ご自分が支持されている説の補強に入っていらっしゃるようだ。


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