ちょっといいな、ちょっと幸せ

映画、アート、食べ歩きなどなど、私のちょっといいなを書き留めました。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

2009-05-05 20:23:17 | おでかけ
 『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009』。テーマは「バッハとヨーロッパ」。会場は、東京国際フォーラム全館及び大手町・丸の内・有楽町エリア 。会期は、4月28日(火)~5月5日(火・祝)。

5月3日 18:30~19:30 ホールÅ 

 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
 ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
 小菅優(ピアノ)
 小山実稚恵(ピアノ)
 酒井茜(ピアノ)

 シンフォニア・ヴァルソヴィア
 ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)

 演目
 J.S.バッハ:2台のピアノのための協奏曲 第1番 ハ短調 BWV1060
 J.S.バッハ:3台のピアノのための協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1063
 J.S.バッハ:3台のピアノのための協奏曲 第2番 ハ長調 BWV1064
 J.S.バッハ(原曲:ヴィヴァルディ):4台のピアノのための協奏曲 イ短調BWV1065

 5人のソリストによるバッハのピアノ協奏曲。2台のピアノのための協奏曲から始まって、3台、4台と増えていきます。ピアノの音の厚みが増してきて、音がより立体的に感じられます。大型スクリーンを見ながらそれぞれのピアニストの音を聴き分ける、それはとても楽しい経験でした。最後の「4台のピアノのための協奏曲」で、小菅優の弾けるようなピアノと、ボリス・ベレゾフスキーの巧妙でゆとりのあるピアノ、ブリジット・エンゲラーの歯切れの良いピアノ、小山実稚恵の柔軟で安定したピアノ。4つの個性が絶妙に合わさって、ワクワクしました。ピアニストは時おり目配せしたり、演奏を心から楽しんでいる様子。聴衆との距離を近く感じられ、「音楽祭」をだれもが楽しんでいる、そんな雰囲気が心地よかった。
 終日、街の中に音楽が溢れる日。音楽が宙を舞うように、自由に羽ばたいているようで解放感があります。演奏者の近くでライブを楽しむのもいいし、お祭から少し離れたところで、BGMのように音楽を聞くのもいいなと思いました。
 東京のビル街にクラシックの響きはよく似合います。


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