せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

ツリフネソウと…

2011-09-30 22:53:23 | 

ツリフネソウ(釣舟草)


ようやく秋の気配を感じて ツリフネソウが咲き始めたので


折角撮るならと 山を歩いてみました。


キツリフネは既に7月5日にUPしていましたが 暑い間  だけ一休みして


朝晩がいくらか涼しくなった頃  ふたたび元気に咲き始めました。


山で去年一面に咲いていた場所には 葛の大きな葉ばかり蔓延っていて

キツリフネを見つけられず  仕方が無いので 我が家のです


シュウカイドウと一緒に 花盛りですが


山のキツリフネ 来年は復活してくれるでしょうか?
赤紫のツリフネソウの方は 大丈夫アチコチで群生していました。


ツリフネソウの種は果実が熟すと勢い良く弾け飛んで増えてくれますが
狭い庭では可哀想ですが 雑草扱い 何本か残して抜いています。

トレニア

別名ハナウリクサ、ムラサキミゾホウズキ


花着きも良く色も豊富で丈夫そうでしたので苗からの挑戦でしたが


花色は濃い紫色のものが基本で白、紫、ピンク、赤などカラフルな色彩が揃っていますので

 

来年は種から楽しんでみようと思います

花が咲いた後が大きく膨らんでくれば、それが種ですが

咲いた花が全部種にならないらしいので

まだこれからも咲き続けると思いますから 時々覗いて


ぜひ 種を採ってみたいものデス


クサギとブルーベリー

2011-09-29 23:30:22 | 木の実など

昨日のナツハゼ(夏櫨)のジャムの話で  今年は実が少なくて…ムリっぽいと言ったナツハゼは
和製ブルーベリーとも聞きましたが

 
その代わり? と言う訳でも無いでしょうが ブルベリーが豊作?で  ジャムを作りました

 
直ぐ傍に蜂の巣が出来ていて 次々色付く実を採りたくても


巣は取れず その度に威嚇されて 怖くてこわくて…やっとやっと収穫したのでした。


「黒い実」繋がりで コレはヨウシュヤマゴボウ


見た目で 似てる感じの黒く熟した丸い実ですが  コチラは食べられません


ツボミの時も 花が咲いてる時も  チョッと面白い花材にナリマスガ もう少し経つと


緑色の葉の半分が紅葉で真っ赤に とか
茎も鮮やかな真紅にとか 中々見栄えが良い野の花です。


コチラはクサギ(臭木)


白い花が咲き 花後にピンクのガクの中から鮮やかな


ターコイズブルーの実が…


クサギは名前の通り触ると臭い匂いがしますが


花も実も綺麗で 山で目を惹く魅力があります。


同じクサギでもコレはボタンクサギ


春に散々花が咲いて 今また 実が着くのかと注目していたら


秋にまた 花を着けました


春に負けない立派な花の後ろに写り込んでる芙蓉や紅葉葵が  秋を感じさせていませんか?


あまり関連性はアリマセンが 夏の終わりに


すっかり色付いた ほおずきオマケに貼ります

去年勝手に発芽して驚いた 黒々した茎のほおずきも

 
今年もチャンと育っていて 真っ赤になりました。


小紫と夏櫨

2011-09-28 22:45:01 | 木の実など

まず 小紫と白式部ですが


ムラサキシキブ(紫式部) と コムラサキ(小紫)では


これは紫式部では無く コムラサキ(小紫)と呼ばれ


本などでは 「紫式部より背も低く実も小さい」と書かれています


私には 紫式部の方が 実は小さいと思われます  少なくとも我が家のも この周辺の山の紫式部でも です。

樹高は確かに紫式部の方が大きくなるし 「都会では 植物園以外ではあまり見かけないし
山野などに生える」と言うのも頷けます

我が家は山に近く 鳥の贈り物も多い為 当然の様に 紫式部も小紫も白式部も有りますけど…

今はコムラサキ(小紫は紫の実)が色付いてきて

 


お仲間のシロシキブ(白式部は真っ白な実 小紫の白実種)も混ざって


今が一番綺麗なところですが

小紫の実は枝に沿ってかたまる様に着け 花柄の根元と葉柄の根元が
少しずれた所に着いています

紫式部の方は 毎年小紫より随分遅れて色付くので 未だ全然 緑色のまま 

紫式部は花柄の根元と葉柄の根元が ほぼ同じ所に着いています


山に見に行ってもやはりまったく 色付いてはいませんでした

山へ行ったついでに ナツハゼ(夏櫨)の実は  色付いたかしら?と立ち寄って見ましたが

8月31日の時は 全部の実が緑色だったのが


4週間経って ようやくチラホラ黒っぽく色付き始めていました。


昨年は黒く熟したナツハゼの実を ジャムにして


何と美味しく フルーティーなジャムを堪能したのでしたが


今年は 我が家のナツハゼの実も少なく


ジャムに出来る程の収穫量は 期待出来無さそうデス 


トウテイランと

2011-09-19 19:27:44 | 

涼しげなブルーの花たち

トウテイラン (洞庭藍)

ゴマノハグサ科

 
ルリトラノオ属 or クワガタソウ属って本当はドチラかなのでしょうが


私には判りませんが 耐寒性宿根草なのは立証済みデス(笑)

但馬から贈られて以来 少しづつ増えてくれて嬉しいかぎりです
開花期は8月~10月ですが 我が家では只今真っ盛り


親元より遅れましたが 茎や葉の全体が白い綿毛で覆われた白っぽい葉が
小さな青紫色の花と相まって 何とも涼しげで花が咲かない時も
カラーリーフとしても魅力的で 大切にしています


花の大きさは7~8mm 穂状の小さな青紫色の花が下から上へと咲いていきます
トラノオ(ベロニカ)の仲間で ベロニカ オルナタ(トウテイラン)
名前は 中国の洞庭湖の美しい水の色にちなんでいるそうですが
秋咲きベロニカと呼ばれたりしています


トウテイランは近畿地方や中国地方の北部の限られた海岸沿いには
自生しているらしいのですが


実際育ててみると耐寒性 耐暑性があり丈夫で非常に育てやすく


此処 北陸の金沢でも生育出来ています~

ルリマツリ(瑠璃茉莉) 

コチラも 初夏~晩夏までと花期が長く


ひとつの花は2cmくらいで 花を房状に付けます


プルンバコ・アウリクラータで 和名でルリマツリと呼びます


ルリマツリは 南アフリカに自生する常緑性低木ですが  日本では寒さで落葉することも多く モチロン北陸では
枯れ木状態になるので春に芽吹きを見るまでドキドキです


やや乾燥に弱いので 真夏は半日陰に置いています  節々から良く芽を出すので どこで切ってもよく かなり短く
切り詰めることも可能ですがウチでは枝が暴れて形がどうなっているのか

花は元が細い筒状で 先端が5枚に開く単純な形ですが

 
こうやって近くで見ると綺麗ですね~


ウチの花色はブルーと白がありますが

園芸品種で濃いブルーの ブルームーンと言うのに出会ってみたいなぁ


この他 花の小型で白色のセイロンマツリ(ゼイラニカ)というのを
小石川植物園の温室で観たことがあり

 
ルリマツリをそのまま赤くしたようなアカマツリ(インディカ)と
いうのも在るそうです


ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬)

  
別名 ケラトスティグマ  イソマツ科ルリマツリモドキ属  
常緑低木のものと多年草のものがあり これは…草

目の覚めるようなブルーの花色と言っても直径1~2cmくらいですが


その名前にも惹かれて 今年の夏の初めに  衝動買いしてしまった 小さな鉢植えです


花期はコレも長く 6月~10月 樹高 20~60cmですが
ウチのは15cm位かな?
プルンバギノイデスのことを和名でルリマツリモドキと呼びます


初夏から秋の長期間 このブルーの花を咲かせます秋になると紅葉して 冬には地上部の枝が枯れて

地下茎の状態で冬を越すので  これもドキドキですねぇ  神秘的なブルーの花は 小さくても非常に目立ち涼しげな感じで魅力的です

11~12月に施す肥料で 春に暖かくなると同時に一気にスタートダッシュをかけられ

るように 冬の間に肥料を与えておき株に力を付けておくのだそうで
春に芽吹いて 枝葉を伸ばし6月頃に生育が一段落して
その後秋まで花が咲くので スタミナ切れをおこさないように5~6月に施します
今から そんな事忘れずにいられるかしら

殆ど 前述のモノとは関係無いのですがオマケで

タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)


を貼っておきます


新宿御苑や皇居東御苑で名札があったのを観たので


このホトトギスは タイワンホトトギスと思っていますが


長年 毎年咲いていると 珍しくも有り難味も薄れて
せっかく咲いているのに 可哀相ですねぇ~


ミズアオイ(水葵)

2011-09-15 23:09:59 | 

夏休みが終わって  9月に入るとまもなく


このミズアオイの開花が始まり 新聞でも  報じられますが

環境庁の植物版レッドデータブック(2000年)で絶滅危惧Ⅱ類に位置づけられ


100年後の絶滅確率はほぼ100%と見られている1年生の水草(抽水植物)です。

昔は、石川県内の各所に見られたそうですが  すっかり減少してしまい


近頃では 気にかけてくれる人が増えてきて  嬉しい事に

 
方々で    見つかったり栽培されたりしています

私の近くでも咲いているのを見つけてから 毎年楽しみに 撮っていますが


ミズアオイの古名はナギ(水葱)と呼ばれて夏の野菜として


食料   となっていたそうですから さぞ  沢山存在していたのでしょう


暑い時期に 済んだ青い青い花は艶々の緑の葉と相まって


何と清々しい 涼やかな感じで 大好きなので  いつまでも 大切にと 繁殖を願っています

 


萩と芙蓉

2011-09-13 22:22:30 | 

ハギ(萩)


秋めいてきたと感じたら いつの間に我が家の萩が


咲き始めていて それでは…と


毎年たのしみに観ていた 萩の道に行ってみました。


残念なことに すべて刈り取られた上 薬でも使ったのか
枯れ果てていて   芽も出ていません


変電所へ続く道で この道が出来た当時は
それはそれは見事な 萩の群生で見応えのあるモノでしたが


萩の木は花が終われば地際で伐ってしまっても 翌年はまた
新しく芽吹いて伸び 立派に咲くので刈り取られていて


毎年 業者に頼むのか 刈り方も色々で雑草も混ざって
面倒だったのでしょうか
今年はとうとう無くしてしまったのですねぇ…
と言う次第で
仕方が無いので 我が家の萩を貼っておきます


赤い萩よりひと足遅れで 白萩も咲き始めました。

フヨウ 芙蓉(木芙蓉)


芙蓉の花も 例年の様にヨソ様で咲いてから


暫く待たされてからやっと我が家の芙蓉が咲き始めたので
UPです


ピンクの花の方は 種が飛んで発芽したのか


アスファルトの道路のフチからも育ってきて沢山のツボミを着けています


白い花の方は 3m程の立派な木だったのに今年は芽を出さず


枯れてしまった様で 何に負けて枯れたのか


狭い我が家では生存競争も厳しいのかも…と


友達に話したら 同じ位大きな木で沢山の花を咲かせていた
友達の白い芙蓉も 今年枯れたと言うので 不思議ねぇ…と


何が原因かは不明ですが やはり白も欲しいので


また 種を撒こうかしら 挿し木の方が早いかしらと
相談中です。 植える充分な場所も無いのに・・・


カリガネソウと

2011-09-08 22:50:11 | 

カリガネソウ(雁金草)


我が家のカリガネソウ

チョッと涼しくなってきたので 盛んに咲き始めました

この花 ホカケブネ(帆掛船)の様な花の形から

ホカケソウ(帆掛草)と呼ぶこともあります

涼しげで 華奢な感じですがとても丈夫で

冬に地上部が枯れたら 刈り込むだけで手間要らず

日当たりを好むそうですが 半日陰でも育つ丈夫な花です

ただ 茎を揺らすと 何とも言えない独特の香りを出すので


好みは分かれると書かれていますが

 
私は全然 気になりません…が?

メドーセージ


流通名がメドーセージでサルビア・ガラニチカと言うのですって


サルビアの仲間でシソ科アキギリ属の宿根草 高さは1.5mほどまで


初夏から晩秋にかけて3~5cm程度の濃い青紫色の唇形の


花を咲かせます 黒い萼片がチョッと珍しい感じです


暖地では路地で越冬できるそうですが 金沢では地上部は無くなります


地下茎で繁殖するので大丈夫ですが 挿し木でも増やせる


これも丈夫な花 随分ながい間咲き続けています

ハナトラノオ(花虎の尾)


別名カクトラノオ(角虎の尾) ヒソステギア


おもに園芸で栽培されているのは フィソステギア・バージニアナと言う  品種だそうです


白や淡~濃ピンク 青みを帯びた紫色の花など


冬は茎葉が枯れて、根と芽の状態で越冬しますので


これも地上部が無くなりますが


毎年 しっかり芽吹いてくるので心配アリマセン


私がズボラで うまく面倒を見られないので これら
放っておいても毎年咲いてくれる花は 我が家向きなのです  (笑)


オモダカと秋海棠

2011-09-06 22:59:22 | 

オモダカ


別名にはハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ、オトゲナシなど
沢山の名前があります


クワイは食用とする為 オモダカを品種改良したもので


いくつか品種があるそうで


観賞では無く食用の為 品種改良されたので


花が咲かない品種もあるそうですが
この花は休耕田に雑草に混ざって咲いていたので  クワイじゃ無くて オモダカだと思いますが


水田や浅い池沼に生育する多年草で 雄花と雌花とで形が異なっているとか

最初の写真は雌花で花柱が丸く、この写真は  雄花で雄蕊しか見えないので

アギナシかも?知れません 花も葉もそっくりなので確信はアリマセンが…

シュウカイドウ(秋海棠)


秋の文字が入る名前の所為か この花を活けると秋を感じますが


元々 寒さに強いベゴニアの仲間なので 花は前にUPしたベゴニアに似ています


元々日本にあった植物かの様に野生化したものや


庭園などで ごく当たり前に見ることができる手間の掛からない花なので


我が家でも 大量に咲いてくれるのでしょう


地上部は寒くなれば枯れて無くなっても 毎年忘れていても
勝手に発芽して咲いてくれる有り難~い花です  (笑)


ホツツジと

2011-09-05 22:22:03 | 

ホツツジ(穂躑躅)は 日本特産で本種一種のみだそうです


花びらの色は やや赤みを帯びた白色で 3~4枚が反り返って丸まり


雌しべが長く ほぼまっすぐに伸びるのが特徴ですが


ミヤマホツツジ属のミヤマホツツジの雌しべは

 
弓状に 象の鼻のように曲がるとか…それより毒が  毒は花粉にも含まれていて 
蜂蜜に混入して食中毒を起こすことがあると言う方が気になるぅ

我が家でその穂躑躅が咲き始めたので 山のも  撮りたいと 出かけてみました。


我が家で咲いているのは真っ白の花ですが

山では ちゃんとピンクがかった花のも沢山あるので

やはり 山で自然の中で咲くのは 綺麗な花に見えます

栗の実もイガが割れて 艶のある栗の実が見えて


いよいよ 秋の雰囲気になってきました


このところ 大型台風の影響で雨が降り 気温も余り高くならず  蝉の声も 色々混ざっていて


いつの間にか ツクツクホーシが混ざって聞こえています

ヤマボウシ(山帽子)の実も赤く色付いて まん丸のコロコロした実が


地面に落ちていて 気付くと見上げた木の枝には  沢山の実が着いていました。


チョッと見はサクランボみたいな可愛らしさですが 手にとると


プニョプニョしていて 中味は黄色くてネットリ ベトベト


マンゴーのような味だとか果実酒にして見たい一品とか  書かれていますが どうもグロい気がして
味わう勇気はアリマセン


我が家の裏で育ったヤマボウシは テッペンを伐って4m以上に


ならない様にしていますが このコロコロの赤い実が発芽して  自生した苗から 何年経ったかしら?


今では沢山の花を着け 赤い実もぶら下がっています


仙人草と葛の花

2011-09-01 23:35:35 | 

センニンソウ(仙人草)

我が家の狭~~い庭で仙人草が咲き始めたのを発見


狭いのに欲張って 多種類を植えている結果


ジャングル状態になっていて 滅多に入って行けないので

窓から眺めたりするだけで 気付き難いのです。

掻き分けて入って 虫に触ったりしたらイヤなので 

写真を撮りに 毎年咲く山の場所へ出かけてみましたが  どうした事か今年はまったく咲いていなくて
仕方が無いので 我が家の仙人草を撮りました。

この仙人草は 私が植えたわけでは無く 


勝手に発芽して 何年か毎年咲いています


根元で1,5mほど離れて真っ白い花のクレマチスが これも  植えても居ないのに勝手に発芽して…
これを私の好きな仙人草だと思い込んで育てて居て
咲いたら 大きな真っ白のクレマチスだったのでビックリ 
同じ年にクレマチスと仙人草が自生していたのです。


葉っぱがどちらも良く似ていて しかも仙人草はクレマチスと
同じ仲間と言うので 間違えても頷けると妙な言い訳して  勝手に納得しているのです  (笑)


茎や葉の乳汁に触れると被れる事があるそうで
今年は もう三度も皮膚科に掛かっているので注意しないとネ~


これは山に自生している 言わば花の綺麗な雑草という認識でしたが
商品名:クレマチス:仙人草と売られていたり 育て方なんて


項目があったりして そうか~鉢植え出来たら素敵かも…と
増やし方は 春に挿し芽をとって殖やすことが出来るそうなので
鉢植えに挑戦してみようかしら 

クズ(葛)

センニンソウを捜しに山へ行ったら

 
ソコ此処に葛の花が 今を盛りと咲いていました。


花穂の下から順々に咲いては散り 道に散った花びらで


ソレと知り 見上げると巻き付いて木に登って高いところから


散っていたり 大きな葛の葉の陰にも 沢山の葛の花穂が  隠れていました。


花は綺麗な色でそれだけ見ているとけっこう魅力的ですが 

蔓は太く丈夫で手ごわく厄介な雑草ですから
我が家で見つけたら 即刻 抜き捨てなければなりません。

もう一つ 名前は忘れましたが 厄介な雑草ですが
我が家にも


良く出てきて何にでも巻きつき 処理し難いモノですが


原っぱで咲いているのを見ると 小さいけれど綺麗な色の
マメの花の形で可愛いっ  な~~んて思ってしまう


この花 何て名前でしたっけ