らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

松田聖子 愛にくちづけ その2 アルバムについて 1985年

2017年11月13日 | 松田聖子ちゃん研究
1985年03月03日(日)2400時~放送分
前回の続き
フェージング,混信などで、RS21~59+で受信。
聴取不能箇所あり。
(聴取不能箇所「○○」表記→がむばったら無くなった)

※『赤いスイートピー』がかかっている。F.O.

はい。えー懐かしい歌をお送りいたしましたけれどもね。
えーシングルレコードの話も。
もうシングルレコードの話だけやったって一時間ぐらい過ぎちゃいますよね。

えー今度はアルバムについてちょっとお話ししたいとおもふんですけども。

んーまあ。
去年ぐらいから、あのーあたしがね、いっつも云ってるんだけども。
まあ、あーレコード制作と、コンサート活動に力を入れていきたい。

んでやっぱりレコード制作ってゆうと、アルバムってゆうふうに出てきますね。
でー、あたしーは、アルバムってゆうのは、いつもベストな状況でね。
ベストなコンディションで。
それからベストなこう、あのーなんちゅんだろうな。
曲選びってゆうの?
でっ、なんかいつも心がけなきゃいけないし、それをなんかみんなの力で、スタッフの力で、
なんかできてんじゃないかなって気がするのね。
んでー。
あやっぱり……。
アルバムの中では、いろんな世界をこう自分なりに描いてみたいし、また歌ってみたいし、
そこうゆう、アルバムに対して、夢みたいなものがあるでしょう。

例えば…。
「こーゆう恋愛をしてみたいな」って云えば、そーゆーアルバムでねっ。
そーゆー恋愛をしたりとかね。
あと「こーゆー活発な女性でいたいな」んとか云うと、そーゆー活発な女性ーを、
アルバムーの中で、演じたりとかね。
なかそーゆーものがあるでしょう。
そーゆー、自分の考えの中で松本隆さんとの(机叩く音)、合体があってってゆう。
ですごくこう…。

なんて云うのかなあ…。
例えばね、曲目で挙げてみると『銀色のオートバイ』とかねっ。
あと『ジャングルガール(密林少女)』とかねっ。
まさしくなんかあたしの性格を掴んでる曲だとおもふわけ、例えば勝気とかねっ。
「かっちきーな」とかね。
なんかだからそーゆー、
自分のイメージ描いてるイメージこういう女性でありたいとか、こーゆーシーンはすてきだろうな。
そーゆーものに松本隆さんの詞が、合体して、あいろんな方の曲が合体してつくりだされるってゆうね。
そーゆー、うーん、考え方でいつもやってるわけなんだけれどもぉ。
えーとー…。

なんてゆうんだろうな。
いつも考えるってゆーか、事はね。
…。
シングルではできない、ことをアルバムでいっぱいやってみたい。
曲調とかね。
ま例えばロックンロールを歌ってみたりとか、バラード歌ってみたりとか。
まいろんなーのを、やってみようってゆう。

それから後気を付けんのは、ジャケットもね。
いろんな、あのー絵柄があっていいんじゃないかな。
たまには顔のが出ないジャケットあっていいんじゃないかなとか。
いろいろ考えるんですね。
んでー。

前の前ぐらいから、曲をつくったりとかあ、ま詞をつくったりしてるんだけどもぉ。
まっそーゆうのもひとつのまあなんてゆうかな。
自分がアルバムってゆうものに対する考え方ってゆうかね。
いろんなことをやってみたいとか、いろんな世界つくりだしてみたいってゆう、
そーゆーね自分のこう、考え方の現れじゃないかなって自分でおもふわけ。
でぇ。
詞を書くってゆうのはすごくあたし下手くそで恥ずかしくていやなのね。
誌は書けないとおもってるん自分では。
だからぁ。
…。
詞の中でさあ。
こいろんな恋愛をつくれるって一体…って気はするんだけど、
でも自分にはきっと向いてないだろうなっ、てゆうのが先たっちゃうんですね。
んで曲はもういろんな曲をつくってみたいとおもふしぃ。
でぇー…。

なん、こう、自分がねっ、曲選びまでしちゃうとぉ、
わたしよくないんじゃないかなって気がするんですよ。
やっぱりぃ…。
いろんな曲があってぇ、その曲をプロデューサーが選んでぇ、
でそのー与えられた曲ってゆーものを自分なりの表現してゆくってゆうかね。

よく聞かれるんだ。
「なんでも自分でね、やられるってことなんで。曲はもう全部自分の好みですか」って。
そこまでやっちゃうといけないんじゃないかなっておもふわけ。
曲は、いろある程度の、出来てきたものを、プロデューサーがいろいろまっ選んで、
それを、まっあたしが聞いて、自分なりに表現するってゆう。
やっそれは大事だとおもふしね。
自分の曲を選ぶようになっちゃったら、あたしの場合はよ。
よくないんじゃないかなとおもってるからぁ。
ただあたしは、如何にその曲をどーゆーふうに、よく表現するか。
ん自分の世界でつくりあげるかって、そのことばっかり考えますねぇ。
でぇーいつもベストなものを。
やっぱりみんな応援して、くれてるからぁ、みなさんとこ届けたいっていつもおもふんですよ。
だから、今年も、アルバムづくりっつーのはも重視したいし、
時間を掛けて、いいものをつくっていきたいってゆう気持ちで一杯ですねー。
でーみんなに楽しんでもらえる、アルバムにしたいっておもっています。

はーい、というわけで。
またちょっと懐かしい曲を聞いて戴きたいっておもひます。


※レコード『渚のバルコニー』

その3に続く
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