あー、
以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
『獣-ウルフ-たちの黙示録 第一部 下 死闘編』
のカバー折り返し「著者のことば」では、
「昭和五十八年発表予定の第二部では、舞台はいよいよソ連となる」
と記載されている。
だが第一部は、
西城がポーランドとソ連の国境のポーランド側で
「装甲車のサーチ・ライトが一斉に点灯され」
西城が目を覆うところで終わっているのだ。
第二部は執筆されなかった。
ゴルビー体制になるのは'85年以降なので、そのせいではないな。
どうやら「任務を完了しても絶対にソ連から脱出できない」ことが、
取材で判明してしまい、
かといって、西城を殺すのにはしのびなく、
それっきりになったのではないか。
(あるいは、そのような意向の編集ともめたか。第一部にはどことなく死の気配がする)
それはそれでいいだろう。
おれも西城が死ぬのは見たくないから。
著者も亡くなったしまった今、
西城秀夫は永遠に某国で活動を続けているのだ。
愛用のべレッタとガ一バ一・フォ一ルディング・八ンターを持ってな。
以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
『獣-ウルフ-たちの黙示録 第一部 下 死闘編』
のカバー折り返し「著者のことば」では、
「昭和五十八年発表予定の第二部では、舞台はいよいよソ連となる」
と記載されている。
だが第一部は、
西城がポーランドとソ連の国境のポーランド側で
「装甲車のサーチ・ライトが一斉に点灯され」
西城が目を覆うところで終わっているのだ。
第二部は執筆されなかった。
ゴルビー体制になるのは'85年以降なので、そのせいではないな。
どうやら「任務を完了しても絶対にソ連から脱出できない」ことが、
取材で判明してしまい、
かといって、西城を殺すのにはしのびなく、
それっきりになったのではないか。
(あるいは、そのような意向の編集ともめたか。第一部にはどことなく死の気配がする)
それはそれでいいだろう。
おれも西城が死ぬのは見たくないから。
著者も亡くなったしまった今、
西城秀夫は永遠に某国で活動を続けているのだ。
愛用のべレッタとガ一バ一・フォ一ルディング・八ンターを持ってな。