岡本りょういち の活動日誌(京田辺市議会議員)

◇命とくらしが大切にされる市政を◇

近鉄駅係員の配置時間短縮についてのアンケート調査を実施

2018年04月27日 | 活動
 近鉄京都線では、4月16日(月)から駅係員の配置時間が短縮されことにつ
いて利用者のみなさんの声を聞くために今朝、興戸駅でアンケート用紙を配布し
ました。
 駅の近くに住むみなさんからも、「知らなかった」と驚きの声があがっていま
す。利用者にとって、駅が使いにくくなる重大な変更ですが、十分な周知がされ
ていません。配置時間を短縮するのであれば、まずはその計画を利用者や地元自
治体などに周知し、意見を聞くべきではないでしょうか。

 

◆駅係員のいる時間帯 (短縮されたあと)
 伊勢田駅 9:30~17:30
 久津川駅 9:30~17:30
 富野荘駅 9:30~17:30
 興戸駅  8:00~17:30
 三山木駅 8:30~17:30


 駅係員の配置時間が短縮されたことで、これらの駅では通勤や通学など最も利用
の多い時間帯に、駅係員がいなくなりました。この時間帯は、すべてインターホン
での対応となり、事故や急病の場合でも大久保駅や新田辺駅に連絡して、駅係員の
到着を待たなければなりません。
 すでに無人駅化されたところでは、「ホームから転落し、動けなくなり家族に携
帯電話で連絡して助かった」(大阪・富田林西口駅)
「駅で倒れ、次の列車の乗客に 発見され、救急車で運ばれた」(奈良・勢野北口駅)
など、 命にかかわる事態も起きています。また「女性がひとりでホームで待つのが
怖い」など防犯上の問題も生じています。
 駅係員が不在の時間帯に貼り出されている「ご案内」には、「車いすをご利用の方
など、係員のお手伝いが必要なお客様へ」として、「係員の手配を行ないますので、
あらかじめ下記の駅までご連絡ください」「あらかじめご連絡がない場合、お待ちい
ただくことがございますのでご了承ください」と書かれています。係員を不在にする
ことはバリアフリー化に逆行し、新たな障壁をつくることになります。

 
 【返信用封筒を付けて、アンケートを配布しました】

 利用者のみなさんが、駅員不在となることをどう感じているか、お聞かせください。
5月14日(月)に近鉄との交渉を予定しています。寄せられた声を近鉄に届けます
ので、ぜひみなさんの意見や要望をお聞かせください。
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2 コメント

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コストと防犯や利便性を天秤にかける近鉄 (田中 哲夫)
2018-05-11 11:03:59
近鉄は、何が一番の守るべき事なのか?
目が不自由な方が、大阪のある駅のホームから転落し落命された。その後も、同社は、ある新聞で見ましたが、車椅子の方がホームから転落して落命されている。にもかかわらず、インターホンで案内し、係員の到着を待てと言う。弱者とコストを考える?定期券や特急券等が買えない不便はコストを考えると仕方ない!全てコストパフォーマンスでしかなく、安全や防犯上の抑止力となり得る駅員を配置しない事は、近鉄上層部が机上のそろばん勘定だけで利用者を蔑ろにしている。駅員さんもその事に気づいているはず、でも組織の中で従うしかなく駅員さんも気の毒だ!近鉄上層部は数字に表れ無い事柄に真摯に目を向けるべきだ!
交渉結果 (田中 哲夫)
2018-05-14 06:40:28
交渉結果は、可及的速やかに公表する事が大事だ!宜しくお願いします。

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