撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

能勢電(2024.3.31) 鼓滝 旧阪急 1707、5147 さくらHM 並び

2024年04月13日 14時13分45秒 | 中小私鉄
3/31に能勢電 鼓滝駅でさくらヘッドマークを掲出した旧阪急1700系と5100系の並びを撮りました。
1枚目は鼓滝駅で並んだ右側はさくらヘッドマークを掲出した1707(旧阪急2020)の普通 川西能勢口行き、左側はさくらヘッドマークを掲出した5137(旧阪急5137)の普通 日生中央行きです。



2枚目は、鼓滝駅に到着した1707です。



3枚目は後追いですが、鼓滝駅を出発して鼓滝隧道に差し掛かる1757(旧阪急2070)です。
トンネルの上に咲いている桜を入れて撮ってみました。



阪急今津線で大阪杯ヘッドマークを掲出編成を撮った後、能勢電に移動してのさくらヘッドマークを掲出したフルマルーンの編成同士が鼓滝駅で並ぶ光景も撮ることができました。
今年は桜は遅くまで咲いていますが、能勢電のさくらヘッドマークは早めに掲出が終了した模様で、ワンチャンスで撮りたい光景を記録できて運が良かったです。

以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
1700系は、阪急2000系として1960~64年に登場した阪急初の回生制動と定速運転制御を装備した高性能車です。
オートカーと称され、京都線用の2300系とともに1961年には第1回鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
1990~92年に4両編成×9編成が能勢電に譲渡され、7編成が引退しましたが、1755F、1757Fの2編成が活躍しています。

5100系は1971~79年に阪急で初めて新製時から冷房搭載車として90両が登場しました。
冷房車を各線均等に配置するためにそれまで神宝線系統と京都線系統の車両で異なっていた機器類の規格が極力統一され、全線での運行に配慮した設計となっています。
2014~16年に4両編成×5編成、2両編成×2編成が能勢電に譲渡され、オールドルーキーと称されていました。
譲渡に伴ってワンマン化などの改造が行われましたが、阪神尼崎工場に併設されている阪神車両メンテナンスで行われたため、回送時には阪急の車両が阪神の線路を走ったとして話題になってます。