って、こういう話は野球専門誌やスポーツ新聞上で語りなさいって。
岩隈、メジャー交渉決裂の真相語る - WEB GOETHE
今回、岩隈がアスレチックスのオファーを受け入れることができなかったのは、提示された年俸が低かったからなのか、と──。
「そうではありません。今回はああいう経緯をたどってしまった以上、いくらお金を積まれてもアスレチックスには行ってなかったと思います。最初の提示額を出された時、こちら側が何の要求もしていないのに、『これ以上、ウチは出せないから、何か言いたいことがあるならこの話は決裂とする』と言われたんです。そんな言い方、本当に自分のことを必要としてくれているのかって思ってしまうし、誠意も感じられないじゃないですか」
そこで、まず引っかかった。岩隈は、誰にそう言われたのだろう。
「それは、代理人の団野村さんからそう聞きました。僕は今回、この交渉にあたっては一度も渡米していませんし、アスレチックスの関係者にも会っていません。この契約に関しては、ビジネスの話ですから僕が入るようなものじゃないと思っていましたし、代理人を通して交渉しようと決めていましたので……」
(略)
代理人が日本人選手に対して発する代表的な殺し文句が、ふたつある。ひとつは、「あなたはそんな条件で納得していい選手ではない」。もうひとつは「スポーツビジネスの常識ではあり得ない話だ」。──要は、野球の実力で選手を持ち上げ、その一方でビジネスの世界のことは素人なんだからこちらに任せるべきだと選手に思い込ませる常套句なのだ。
「確かに、団さんからはそんな条件で納得していい選手じゃないということは言われました。でも、交渉期限が終わる直前には、アスレチックスのGMが『日本に行って、7年105億という間違った報道が出てしまったことの謝罪をしたい』という風に言っているとも団さんから聞きましたし……」
しかし、謝罪は実現しなかった。
結局、岩隈は胸のなかに残る釈然としない思いを封印することで、楽天イーグルスに残って前を向こうと切り替えられたのだ。
おぼろげながらも全体像が見えてくると、今回、岩隈の夢が叶わなかったのは、カネが夢より優先されることはないと考えていたはずの岩隈が、「あとから来る選手のことを考えろ」とか「こんな条件で納得していい選手じゃない」と代理人に責任感を背負わされたことによって、どんな条件でもメジャーで投げるんだというシンプルな筋書きを見失ってしまったからではないかと感じた。そして、そういう判断ができなくなった要因は代理人にあったのではないかと考える。
なんだ、大方の見方通りなんじゃん。
団野村は、日本人選手の代理人は金輪際するべきではない。
そもそも、向こうでも大物エージェンシーじゃないんでしょ。
各球団も下に見ていると思うね。
だからこんな交渉しかできない。
団野村が岩隈に対しどれだけ誠意を持って球団との交渉内容を伝えたのかはかなり疑わしい。
「この代理人は無意味に高額をふっかけてくる。先手を打っておこう。」と考えたかもしれないし、そもそも野村が先に条件を提示していたのかもしれない。
スタートラインとしてはこんなもんだが、もっと給料を出しても良いと思わせる条件を提示してください、と言っていたかもしれない。
日本語ができたり、過去に何人かの日本人選手の代理人をしてきたという実績で岩隈は団野村を選んだのかもしれない。
野村克也と団野村の関係がいまどうなっているかわからないが、そこでのつながりを重視したのかもしれない。
でも、安直に考えすぎたね。
今回の件、そして松坂みたいに超有名代理人を利用したことにより無駄に高い年俸となってしまった件なども考慮し、これからメジャーに行きたいと思う人たちは代理人の選定をしっかりすべきだと思う。
井川みたいににっちもさっちもいかなくなるのも問題だろ。
岩隈、メジャー交渉決裂の真相語る - WEB GOETHE
今回、岩隈がアスレチックスのオファーを受け入れることができなかったのは、提示された年俸が低かったからなのか、と──。
「そうではありません。今回はああいう経緯をたどってしまった以上、いくらお金を積まれてもアスレチックスには行ってなかったと思います。最初の提示額を出された時、こちら側が何の要求もしていないのに、『これ以上、ウチは出せないから、何か言いたいことがあるならこの話は決裂とする』と言われたんです。そんな言い方、本当に自分のことを必要としてくれているのかって思ってしまうし、誠意も感じられないじゃないですか」
そこで、まず引っかかった。岩隈は、誰にそう言われたのだろう。
「それは、代理人の団野村さんからそう聞きました。僕は今回、この交渉にあたっては一度も渡米していませんし、アスレチックスの関係者にも会っていません。この契約に関しては、ビジネスの話ですから僕が入るようなものじゃないと思っていましたし、代理人を通して交渉しようと決めていましたので……」
(略)
代理人が日本人選手に対して発する代表的な殺し文句が、ふたつある。ひとつは、「あなたはそんな条件で納得していい選手ではない」。もうひとつは「スポーツビジネスの常識ではあり得ない話だ」。──要は、野球の実力で選手を持ち上げ、その一方でビジネスの世界のことは素人なんだからこちらに任せるべきだと選手に思い込ませる常套句なのだ。
「確かに、団さんからはそんな条件で納得していい選手じゃないということは言われました。でも、交渉期限が終わる直前には、アスレチックスのGMが『日本に行って、7年105億という間違った報道が出てしまったことの謝罪をしたい』という風に言っているとも団さんから聞きましたし……」
しかし、謝罪は実現しなかった。
結局、岩隈は胸のなかに残る釈然としない思いを封印することで、楽天イーグルスに残って前を向こうと切り替えられたのだ。
おぼろげながらも全体像が見えてくると、今回、岩隈の夢が叶わなかったのは、カネが夢より優先されることはないと考えていたはずの岩隈が、「あとから来る選手のことを考えろ」とか「こんな条件で納得していい選手じゃない」と代理人に責任感を背負わされたことによって、どんな条件でもメジャーで投げるんだというシンプルな筋書きを見失ってしまったからではないかと感じた。そして、そういう判断ができなくなった要因は代理人にあったのではないかと考える。
なんだ、大方の見方通りなんじゃん。
団野村は、日本人選手の代理人は金輪際するべきではない。
そもそも、向こうでも大物エージェンシーじゃないんでしょ。
各球団も下に見ていると思うね。
だからこんな交渉しかできない。
団野村が岩隈に対しどれだけ誠意を持って球団との交渉内容を伝えたのかはかなり疑わしい。
「この代理人は無意味に高額をふっかけてくる。先手を打っておこう。」と考えたかもしれないし、そもそも野村が先に条件を提示していたのかもしれない。
スタートラインとしてはこんなもんだが、もっと給料を出しても良いと思わせる条件を提示してください、と言っていたかもしれない。
日本語ができたり、過去に何人かの日本人選手の代理人をしてきたという実績で岩隈は団野村を選んだのかもしれない。
野村克也と団野村の関係がいまどうなっているかわからないが、そこでのつながりを重視したのかもしれない。
でも、安直に考えすぎたね。
今回の件、そして松坂みたいに超有名代理人を利用したことにより無駄に高い年俸となってしまった件なども考慮し、これからメジャーに行きたいと思う人たちは代理人の選定をしっかりすべきだと思う。
井川みたいににっちもさっちもいかなくなるのも問題だろ。