まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

上有田で沈没。

2016-03-14 23:51:36 | 建物・まちなみ
上有田の続き。

陶山神社から下りてきて、まちなかを歩こう。


さすがに世界に名だたる有田焼の産地、通りには間口の広い堂々たる佇まいの店舗が軒を連ね、
ショーケースには各店自慢の逸品が。古いままの商店も多く、三階建の蔵造りの商店建築や洋風意匠の
施された建物もある。多くは通りに三角形の妻を見せる。


ビル風の建物も、凝った仕上げをしているな。


洗い出しの玉石に、白い焼き物のカケラや青いガラスやきれいな石など、いろんなものを混ぜて
色合いを違え、それをパターンで構成してある。


あぁ、これは見て回るのに時間がかかりそうだ。でもせっかくだし、まちなみの端まで歩こう。




路地もいちいち魅力的。


この建物は玄関の天井部分が洋風。腰まで貼られた布目タイルも味わい深い。






香蘭社は明治12年創業の有田焼の老舗で、通りに面したおしゃれな洋館がショールームとなっている。
かなりきれいなので作り直したのかと思ってしまうが、基本はオリジナルのようだ。




建物のドアにはもうclosedの札が下がっているが、門は開いていたので敷地内に入って建物を裏から見る。
敷地内には堂々とした和館もあり、倉庫もある。あぁ、これは早い時間に来るべきだったなぁ。。。


郵便局の塀が素敵!個人邸の表札やバス停の装飾もかわいい~






上有田駅から1kmあまり続いたまちなみはいったん途切れる。間が少し空いて、また有田駅周辺に
まとまって店舗が集積しているようだが、今日はここまでにして引き返そう。

昼間は暑くて汗をかくほどだったのが、かなり寒くなってきたな。

続く

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