まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

函館の近代建築めぐり ~その4

2015-11-27 00:07:53 | 建物・まちなみ
函館の続き。

この旅に出る少し前に、ブラタモリで函館をやっていたのをたまたま見た。
谷地頭という所に行ってすりばち状の地形だとか言っていたのを思い出し、また市電の終点まで
乗りたいのもあって、行ってみることにした。
住宅街を走っているかと思えばなんだか唐突に終わってしまった市電の線路。ここが谷地頭。


公民館のような谷地頭温泉もブラタモリで出ていたな。入ろうかと思ったがこの先行くところが
まだまだあるので、朝っぱらからあまりゆっくりするのはやめておこう。。。


まち自体は特に変わったものもなく普通の住宅街。
「立待岬」の案内が出ているので行ってみる。誰の歌だったっけ。。。森昌子か。


ふぅふぅ言いながら坂を上っていくと、崖の上に出た。ここがかの有名な(笑)立待岬。
函館湾とは逆側、青森県の下北半島の大間崎と相対する位置だ。
しかし地図で見ると、北海道の道南の、二股に分かれた渡島半島の間にあるちっぽけな函館山の
ふちにある針の先ほどの出っ張りに過ぎない。名が知れているのはやっぱり歌のおかげだな。
しかしお天気もよく岬の上は見晴らしがよく気持ちいい。


地面にチョークで丸が・・・けんけんぱ、って、なんとも懐かしい。今の子供もこんな
素朴な遊びをするのかな。


市電に乗ったが気になる建物が目に入って2駅目の宝来町で降りた。
中心部ではあまり見なかったような、日本建築っぽい建物がちょくちょくある。
すき焼きの有名店、阿佐利。


なまこ壁(風?)のこちらは、料亭冨茂登。


この蔵は茶房ひし伊。旧入村質店の石蔵をリノベーションしたものとか。
ここもチェックしていたのだが・・・まだ準備中。


他にもこんな下見板張りの商店や、二戸一のような商店建築も。




流れるような曲線が優雅な白亜のビルは、洋食屋さんだろうか。


だって巨大なエビフライが!!


建物を見ながら歩いているともう十字街だ。昨日の夜見た旧今井百貨店函館支店。
明るいところで見てもやっぱり華麗な建物。


今は函館市地域交流まちづくりセンターとなっている。


二十間坂のふもとにあるレンガ造の蔵は、雑貨屋になっているようだ。


これはちょっと不明だが、テナントビルかな?


ヱビス商会のビル。


坂の中腹にあったこちらも不明だが、角丸のビル。おでこの部分に板チョコのような
タイル状のレリーフがついていて、変わっているなぁ。
その下の出っ張り部分には照明器具でもついていたのか。

有名なA級近代建築以外にもこのくらいのB級の建築は数限りないほどあるのだ。

まだ続く

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