まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

新居浜再訪 廃線跡と創作地区

2015-10-12 00:39:24 | 鉄道風景
新居浜の続き。

別子鉱山鉄道の下部鉄道は、マイントピアのある端出場地区から、山根を経由して新居浜のまちの
星越、惣開の方へと伸びていた。
平地部の廃線跡はサイクリングロードになっているのを前回見たが、さっき見ていた谷沿いの廃線跡
トンネルからそこまでの間はどうなっているのだろう。。。
ということで山根グラウンドから国領川を渡ったあたりでちょっと裏道に入り込んでみた。


あったあった!まさにこれ。きれいに草が刈られた細長い空き地は舗装されることもなく
住宅地の狭間で今も鉄道の面影を残していた。


しかしこのような状態の区間はほんのわずかで、山根駐在所交差点から先、山田社宅のあたりまで
すっかりきれいに整備されている。


鉄道が走っていた時代の雰囲気が残る平野部の貴重な区間なので、そのまま残してもらいたいなぁ。



「お昼を食べるのにいい所ないですか?」と尋ねて別子銅山記念館の受付の方に教えてもらった
「創作地区」へ行ってみた。ガス会社の古ビルや倉庫をリノベーションした、複合施設。
今年の5月にオープンしたところらしい。


真っ白に塗られた元本社ビルの1階には、元々別の場所でやっていた人気のカフェZECCAが
移転して入っている。ここで野菜いっぱいのボリュームランチを頂いてから、建物内の探索。




上にはおしゃれなバーやサロンや、何と居住区があるというのは驚き。元々従業員が住み込んでいた
のだろう。職住近接の昭和のビルだ。




ここのエレベーターはドアが片開きで変わっているな。ふすまのようだ(笑)。




敷地は広く、倉庫だったところはインテリアショップになっているし、雑貨屋、ドッグランまである。
若者から子供連れ、年配の人までとても賑わっていた。タイミングよくホットなスポットを
教えてもらえてラッキーだったな!




別子銅山記念館
など現代建築もみどころのある新居浜。
広瀬公園にある広瀬歴史記念館もインパクトがある。遠景で見ると山なみを損なわない低くおとなしい
フォルムだが、潜望鏡のように立ち上がった塔や亀池の水面上に浮いたような構造はやっぱり目を引く。


亀池にちなんで亀をモチーフにしているのだろうか(笑)。




新居浜のまちを一望できたこの窓は、現地では気づかなかったけど、あの潜望鏡からの眺めだな!!



去年来たとき駅前で工事中だった文化施設が出来上がっていた。7月にオープンしたらしいあかがねミュージアム
一面銅板のうろこに覆われとても美しいデザイン。青空をバックにあかがね色に輝いている!
数年後には緑青に変わるのだろうか!?

駅から徒歩1分のところで、新居浜のまちの歴史そのものとも言える別子銅山の概要を学べるのは
とってもお手軽。

また新居浜の一大イベントである太鼓祭りの太鼓台を展示する太鼓台ミュージアムも入っている。
太鼓祭りはだんじりのように地区ごとに所有する太鼓台を豪華に飾りつけ、勇壮に切り回すのが見ものとか。
それ以外にもシアターやホールなどが一体となったあかがねミュージアムは、ちょっと寂しかった駅前に
人の流れを作ってくれるだろう。

そして旅行者としては、レンタサイクルを置いてくれることを切に望む!!

新居浜終わり。

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