まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

奈良ホテルに泊まる その2

2016-02-12 23:05:30 | 建物・まちなみ
奈良ホテルの続き。

ホテルのメインダイニング、三笠でのディナーは最低でも8千円からと、ちょっと無理(汗)ということで
身の程をわきまえ外で食べてきた(苦笑)。

夜のならまち、猿沢池をふらふら歩くのも気持ちいいなぁ。。。
考えてみたらこんな夜更けに奈良のまちを歩いているなんて、初めてかも!?

奈良県生まれ、奈良県育ちの私が、奈良に泊まるなんて今まで考えもしなかった。なんか新鮮・・・

菊水楼の前を通る。ここは洋風建築めぐり講座で見学したことがある。


菊水楼での食事も考えたのだが、こちらもまた手の届かない世界。。


ホテルへ戻ってきてからこのラウンジで「ナイトスイーツ」を。あかん・・・食べすぎ(汗)
※写真は朝撮ったもの


ラウンジはバーと一体になっていて、お酒を飲まなくても夜もケーキセットだけで利用可なのが嬉しい。
最初夜景の見える窓際の席に案内されたが、この部分は増築なので中の席に変わらせてもらった(笑)。


翌朝の朝食の会場はメインダイニング三笠にて。ディナーが無理でも堂々とここに入れる機会があって嬉しいな!


まるで和室のような洋室。


照明器具はどれもこれも、ほんとに美しいデザイン。

10時からの館内ツアーに参加したが、アインシュタインやらオードリーヘップバーンやら田中角栄やら、、、
超VIPの人々が泊まるホテルならではの秘話逸話が山盛りのようで、次から次へと楽しい話を聞くことができた。、
日本を代表するクラシックホテルなのに、クーポンを使ってやっと泊まるような小市民に対しても
気持ちよい対応をしてくれるホスピタリティーの高さ。嬉しいなぁ!

チェックアウト時間ギリギリまで滞在して部屋を出たら、例のインペリアルスイートのドアが開いてる!
ちょっと覗いたら・・・おおぉ~!さすがに広い!御簾の間仕切りは繊細で、日本の粋を感じられる
落ち着いたインテリア。天平模様の青いじゅうたんも雰囲気にぴったり。

奥にもう一部屋寝室があるようだ。あぁこんな部屋に泊まりたい。。。とか言っても、多分
私なんかは意味もなくうろうろするだけで空間を持て余すだろうな(苦笑)

合流したmayumamaさんと三人で法隆寺までランチを食べに行く。布穀薗(ふこくえん)は古民家の長屋門を
リノベーションした店で、全面ガラス張りの窓からお庭越しに母屋を眺める「母屋ビュー」(笑)。


本瓦葺のむくり屋根が古めかしいこの建物は、江戸時代末期に尊皇攘夷派として活動した北畠治房男爵が
晩年に建てたもので、1893(明治26)年築。法隆寺宮大工棟梁として有名な宮本常一の祖父が
棟梁を務めたとか。後年今のご当主が手に入れられ、今も住まわれているらしい。


途中で見かけた歩道橋。なんかすごいな!!


続く。

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