そんなこちらは友達へのプレゼントとして作ったアップルジェリー。でも通常のジェリーとは違って、ゼラチンを一切使ってないジェリー。このレシピの存在を知ったのは実はニュージーランドに居た頃。旦那の母親の友達が作ったカリンジェリーがとっても美味しくて、それで初めて知ったのです。
どうしてジェリーになるかというと、果物に入っているペクチンというものが水の中に溶け出し、糖分とともに煮詰めると果実中の酸やレモン汁の酸との作用によりゼリー化するのです。昔から伝わってきた伝統のジェリーらしいく、旦那の母親の友達にレシピを教わったときは、私も早速作ってみたものです。
今回はカリンではなく林檎を使ったジェリー。ふじの林檎が安くで手に入ったので、そのりんご3つを長時間煮込む事大体3時間。ちょっと最近はますます暑くなってきているので、この作業はクーラーをかけながらするのが必要かも。。(汗)
<レシピ>
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ふじの林檎3個(どんな林檎でも)
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レモン1個
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砂糖林檎液の3分の2ぐらい
1)まず林檎は皮ごとぶつ切りにします。そして種の部分は茶袋に入れておきます。深鍋に林檎の種とレモンの種の入った茶袋を入れて、林檎が十分かぶるくらいの水とレモン汁を入れます。
2)そしてそのまま林檎の形が崩れてくるぐらい長時間(大体3時間ほど)煮込んでいきます。(沸騰させすぎると、折角の汁も蒸発しちゃうので注意)煮込み終わった林檎を布巾にとり、そして下に受け皿をおいて林檎と汁とに一晩かけて漉して行きます。(この時に絶対搾らないこと)
3)そして出来た汁を計量カップではかり、その容量の3分の2ほどの砂糖を準備します。林檎の汁と砂糖を鍋に入れて、大体10分ほど煮詰めていったら出来上がり。同時進行で熱湯消毒した瓶に入れて保存し、冷蔵庫で冷やして固めれば完成。
(ポイント)砂糖と煮詰める時間を調節する事で、固めのジェリーや柔らかめのジェリーなどに変化できますよ。皆さんのお好みによって楽しんでみてください!
もうこの透き通ったジェリーが本当に綺麗で、また林檎の美味しさが凝縮されているので本当に美味しい!!この林檎ジェリーはもちろんアイスにかけても、ヨーグルトにかけても、そして紅茶に入れて楽しんでもいいので皆さんにお勧めです。カリンが手に入ればカリンジェリーが作りたいのですが、、、日本では無理ですね。(涙)
今回残った林檎の果肉部分は、色がちょっと濁っていましたが料理用のジャムにしました。ちょっと甘めを抑えてあり、お肉のマリネや、ソースに使うために瓶に保存。こういうジャムも煮込み料理にはかなり役立ってくれるのが嬉しいところ。特に私の旦那は豚肉系のレシピが大好きなので、林檎と豚肉の煮込みも美味しいものが作れそうです。