potatomutataiな日々

もともとhandmadeのことをかきたいと始めたブログですが、いつしか興味あること、いろいろと綴るようになりました。

Fantasy on Ice 神戸の氷の話

2015-10-18 16:39:57 | フィギュアスケート
…なんで今頃?? とお思いでしょうが。



先日、届いたこの本から。



CIC代表取締役

真壁喜久夫さんのお話。

「ファンタジーオンアイス」プロデューサー インタビュー

羽生くんの存在は、私のアイスショーへの観念を変えた



世界選手権の前に、優勝選手を予測してオファーを出すこと。

今年は、その予想がすべて当たったこと。

そして、今回のツアーでは、初めて神戸で開催。

しかし、会場の神戸ワールド記念ホールは、

阪神淡路大震災の際に

2センチほど傾いていた。

そこに氷を張ると、厚いところと薄いところができる。

スケーターさんには、どうしてもわかってしまう。

しかも、薄いところでは

ジャンプの衝撃が

下にある不凍液のパイプに強く伝わってしまう。

対策はいろいろとしていたそうです。

が、

初回公演で、

あっこちゃんの演技の前に氷が割れてたもんなあ。

それは、こういった理由があったからだったんだなあ。

でも、だから、

そのおかげで、

ゆづくんの突然のスピーチと

福間さんのショパンの演奏と(もーじき、コンサートに行くの~☆

めっちゃ、楽しみい~)

千秋楽での

福間さん×ゆづくんのコラボが

実現したんだなあ~

と、感動が再びよみがえってきたー。

あのあと、テレビ放送を見て、

修復した箇所に

ずうっとスポットライトが当たってたのを知った。

スケーターさんに、

注意喚起するために

そうしていたんだー。

羽生くんには、こんなに有名になる前から

ずっとファンタジーオンアイスに出てもらっている。

口には出さないけれど、今は座長のような立場、という自覚があるのでは、と。

アオーレ長岡で、プルシェンコが

お母様の訃報で

急遽帰国したときも、

自分から

「2プログラム滑ります」と

申し出てくれたそう。

アイスショーでも4回転を跳んだり、

試合のように本気で滑ってしまう(←ホントに、そうですよね~)

ので、もともと、アオーレの時は1プログラムという約束だった。

アイスショーは、スケーターにとって、

お客さんにクリーンな演技を見せる訓練にもなる場所。

だから「ジャンプは難易度の低いものにしていいから転ばないで」と言う。

が、彼は4回転も跳んじゃう。

そこまでやると、たとえ転んでも

お客さんが盛り上がってくれる。

練習でもそう。

プルシェンコも触発されて、

試合前の6分間練習みたくなってくる。

こうなってくると、

採算が厳しくとも、1日1公演の日を増やすなど、

できるだけのことをしようという気持ちになる。

「今日も22メートルですか?」と

リンクのサイズを聞いてくるのは、

羽生くんだけ。

なんとかリンクを広くできないかな、と

考えたりして、動かされる。

そうして、いろいろなことが

良い方向に変わってきている。


スケーターの要望に

なんとか応えようとする真壁さんも、

アツい人なんだなあ~と思う。

こんな、舞台裏というか、

スタッフの方々の

お話も

もっともっと載せてほしいと思う。


来年の

アイスショーも

楽しみだなあ~
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