懐かしの十六銀行。

テレビ大阪の『冬休みこども劇場』で、『トムとジェリー』を見る。


「冬休み」でも、「こども」でもないが、まぁよしとしよう。


『トムとジェリー』は、1980年代の前半、ワタクシが小学生の頃、テレビで実によく見ていた。


今回見た３本『ジェリーの親友』『手ごわい奴』『武士道修行は楽じゃない』も、いずれもその昔に見た覚えがある。


気になって調べてみたら、一番古いのは『武士道修行は楽じゃない』で、なんと1955年の作品とのこと。


実に58年も前のもの。


にも関わらず、40歳近くになった今見ても十分面白いのは本当に凄い。


『ジェリーの親友』にいたっては、今までに何回もみた記憶があり、筋も落ちも完全に分かっているが、見始めると最後までみてしまう。


魅力的。


底抜けに明るくて、ちょっぴり意地悪で、センチメンタルな背景があるかと思えば、ペーソスを含んでいる部分もあり、不条理かと思えば、アイロニカルでさえあり・・・。


『お約束』の偉大さや、漫画独特の物理学、キャッチーなタイトルや、音楽との親和性、繰り返しの面白さなどなど、


このアニメに教わったことや、このアニメから受けた影響は、とてつもなく大きく、そして強い。