Pochiのブチブチジャーニー

文字通り、Pochiが個人的な感想や意見をブチブチと語る。価値のあるものではないよ。

煽りしかないジャーナリズム

2017-04-07 05:57:02 | Weblog
●今村復興相が「激怒」したという画面だけが、何度もテレビで流されているが、全体的なやり取りはどうだったのかということが不明である。ジャーナリストの門田隆将氏のブログに全文が収録されていた。これをみると、聞き手の記者と大臣の会話がかみ合っていないことが判る。
 また、この記者は明確な意図をもって質問している。やはり、こういう問題は全体を見ないととらえ方が判らないものだ。
 テレビ等では「激怒」の場面だけを切り取って、“可哀想な”自主避難者のイメージを作り出そうとしているようだ。しかし、こういう方法はよく見かけるがジャーナリズムとして恥ずかしいだろう。むしろ、客観的な報道ができない、煽りしかできない、信用できないジャーナリズムという動きを加速させるばかりではないのか? 時間がないというのなら、ブツ斬り報道を止めれば時間は作れるだろう。

●そもそも自主避難者への支援って「特例」ではなかったのか? 事情が変われば「特例」は解除される。最初は外部・内部被爆を恐れて避難したということだったが、6年たってその後の調査で健康被害の出るレベルではないと言われている。要するに、解除される時期であるということであり、一言で言うと騒ぎすぎだったということだった。その間、自主避難者や支援団体などは「被害者」の立場を強調するばかりで、現在、福島県在住の人との感覚にも差が出ているのではないかと推察している。

●pochiは“テロ等なんとか法”に反対する連中を見ていると、要するに「運動」をしている人たちばかりではないか? 一般市民もいますよという人がいるかもしれないが、それはいわゆる「プロ市民」ではないのか。戦後からの長い動きを見ていると、「安保反対」とか「戦争法案反対」と騒いできた人たちの考えが、ずれているように思えてならない。