だから言ったことじゃない

　愛知県知事が浜岡原発が止まったことで、岡田幹事長に支援を申し込んだらその台詞がいいじゃないか。
　「中部電力が自主的に止めたことだから、経費が余計にかかるならばリストラをすればよい」と。ほら、見たことか。
　自主的に止めたということはこうなる危険性があるということなんだ。法律で止めたなら、国は経費を補てんしなくてはならないが、今回のような形だけは自主的に止めるとこういうことになる。
　
　この際、他の電力会社も原発を国に返上したらどうか?要するに国策で国と電力会社が進めてきた政策を国が身勝手なことをするのなら、電力会社も原発を自主的に止めてしまう。国と一緒にやってきたはずなのに国がここで知らんぷりをするのなら、原発を止めます。あとは国がなんとかしてくださいと。そして、電力会社は火力発電などの原発以外に力を入れる。当然、コストがかかるけどそれは消費者の負担であり、電力不足になっても国がなんとかしてくれるだろうということだ。
　
　実際にそうなるかはわからないが、たぶんならないかもしれないが身勝手な政府に刃向ってもいいんじゃないの。どうせ、福島と同じ事故が起きれば東電より小さな電力会社は倒産するしかないのだから。

最低の首相 最低の内閣

　朝日や毎日は菅内閣の延長を支持しているようだが、こんな内閣が生き延びればそれだけ不幸が倍加するというものだ。
原発の給水中止にしても内閣・東電・保安院どこも無責任の塊だ。官邸にいた東電のフェローは給水を中止すれば危険だとなぜ言えないのか。これは保安院も斑目委員長以下のメンツも同じことだ。
　菅がいくら原子力に強いといったところで所詮は素人のにわか勉強にすぎない。こういう時こそ、専門家の能力を発揮しなくてはならない。
　枝野官房長官も弁護士の特性をいかんなく発揮しているが、張り切れば張り切るほど、なにかごまかしているんじゃないかという印象が強くなる。

　こんなときにこんな内閣というのは不幸の最たるものだ。民主党を支持した連中は、これからも菅内閣が続くのだとしてさぞ喜んでいることだろう。

本当に実現するのかな

　菅首相がまたいい加減な約束をしている。日本の家屋にソーラーパネルを1000万枚とりつけるというのだ。
　我が家で以前某電気メーカーでそういう話があった。特別に安くしてもらっても100万円以上の計算だった。とすると、仮に一軒100万円としても1000万件で総額は10兆円はかかるぞ。一体、この計画はいつまでに実施するというのだ。そんなことは無視している。夢物語の計画。いつまでに、いくらかかるから補助はこうするなどという案もなしに、得意の思いつきのようだ。こんな粗雑な頭脳の持ち主は早く引退してもらいたい。

　それにしても、計画どおりにするには実現不可能にも見える原発の工程表だが、ここに保安院というか国の姿が見えないのはどういうわけだ。東電は文字通り実務に徹しているのだろうが、保安院は計画に対してアドバイスなり指導する組織だろうが、それをなんでもかんでも東電任せというのは腑に落ちない。
　原発は国策で進めてきたものだし、国が知らんぷりをするのはおかしいのだ。

もう、あの顔は見たくない

　菅直人の顔はもう見たくない。早く退陣してもらいたい。メルトダウンを隠したことだけでも十分だし、６月２２日で国会を閉じようとしていることだけでも良い。
　朝日新聞のように徹底して擁護している連中もいるが、能なしをいつまでも権力者にしておくことはマイナスの撒き散らしを続けていることに他ならない。

その場限りは民主支持者の得意技か

　内閣参与でもある平田オリザという劇作家が韓国でとんでもない発言をした。原発の汚染水はアメリカの指示で流したというのだ。当然のことながら問題になったら、今度は勘違いしただと。震災以後、官邸には行っていないというのだ。この男は以前鳩山のスピーチライターとしてとんでもない所信表明演説に関与していたという経歴の持ち主だ。
　大体、内閣参与という肩書の男が他国でこういういい加減な、根拠のはっきりしない発言をすればどうなるかは想像できそうなものだ。韓国に留学した経験もあるようだし、いいカッコしようと思ったのではないか。
　民主党は選挙の時がその典型だけどその場限りの発言をするし、マニフェストに載っていないことを優先して行う、むしろ重要なことはマニフェストに載せずに推進する傾向があるようだ。


　京都の女子高生殺人事件で容疑者に無期懲役の判決が下りた。ネットで調べると、この男は以前付き合っていた女とその兄を刺殺し、無関係な女２人を人質にとっていたこともあるらしい。２人殺した奴がなんでこんなに早く出てきているんだ。犯人に甘すぎる。

嘘つきたち

　福島原発でいわゆるメルトダウンが起こっていたという。にもかかわらず、東電も政府も保安院も安全委員会も嘘をついていた。いや、保安院が地震直後にメルトダウンと口にしたが、以降、その担当者は出てこなくなった。枝野もメルトダウンが起きたと言っていない。要するに全員が口裏を合わせて嘘をついていたということだ。
　その理由が伝えられるところによると、住民がパニックを起こすことを恐れたということらしい。確かに神経質な奴はどこにもいるが、冷静な奴も多い。なんだかんだいったって、嘘をついた以外の何物でもない。
　国内だけはごまかせても海外はごまかせず、結果として東電や政府の言っていることは信用できないという印象だけが固定化してしまった。罪は重いということだ。
　マスコミも一緒になって隠蔽に協力したということだ。

ステークホルダーは温存かよ

　東電の救済策、まさにその通りで東電ばかりでなく株主や社債の所有者も温存した救済策だ。ホントに民主党はどうしようもない政党だ。こんなことをしていたらなにをしても国が助けてくれるということになる。経営者や株主のモラルはどうするのだ。pochiの親も東電の株を少し持っている。施設入居の前に大半は売り払ったが、少しだけ残っているのではないか。
　今回のような場合、とるべき措置を取らないというのは最低だ。いくら東電が大きすぎてもだ。
　民主党は原発の拡大をマニフェストで謳っていた。ベトナムにも輸出したのではないのか?
　それが突然の自然エネルギーだ。自然エネルギーは結構だが、全体的なエネルギー政策は提示されない。こういうのは無責任というのだ。この党は何でもそうだ。
　総選挙が一番だが、それが無理なら首相が交代しないと、この閉塞感は解消されない。

改めて冷静に判断すべき

　イージス艦と漁船の衝突事故の1審判決が出た。事故が起こった時は例によってイージス艦に回避義務がある云々といわれた。とくに自衛隊たたきが大好きなマスコミなどはそうだった。
　しかし、当時から疑問だったのはイージス艦のような巨艦は簡単に回避は出来ない。まして、周りに漁船が何隻もいる中で回避行動をとれば却って危険にならないかと思っていた。その昔、仕事でタンカーに載せてもらった時、船長はタンカーのような大きな船が進路を変えるのは大変であると言っていた。確か、水平線の向こうに船が見えた時にはもう回避していなければならない、といったような趣旨だった。それほど、進路を変えるのは大変だということだ。
　これに比べて漁船のような船は小さいので運動性能がよく、進路を変えるのも容易である。それだけに、イージス艦の回避義務に疑問が残った。
　今回の判決はまだ1審だし、今後どうなるかはわからない。明日の新聞の社説が興味深いが、少なくてもなんでもかんでも自衛隊が悪いというとらえ方はおかしいと思う。

　この夏の電気需要がまたまた逼迫してきそうだ。国民に節電を呼び掛けている以上、国会議事堂や議員会館、議員宿舎などの節電は特に念入りにやってほしいし、テレビ局は午後の放送を休止するぐらいの節電策を打ち出すべきだろう。
　まあ、もっとも日本のマスコミは福島原発の20キロ圏内にも直接取材に行っていないなどヘタレ丸出しだから。

中部電力はルールを求めて、要請を拒否すべきだったのでは

　法律にもない菅首相の要請を中部電力が受諾した。裁量行政の典型的な例である。これまで、マスコミや識者といわれる連中は裁量行政を肯定してはいなかっただろう。それがなんだ。この方式を認めるということは、次に同じようなことがあっても裁量行政を否定しないっていうことだ。
　原発を止めるのならばルールにのっとって止めるべきであり、その意味で中部電力には政府にそれを求めてほしかった。

　その昔、名古屋には五摂家と言われた有力な会社があり、一般的には中部電力・名古屋鉄道・松坂屋・東海銀行・東邦ガス(場合によって中日新聞)を言う。その当時、聞いた話だがお中元やお歳暮は松坂屋で買わないとバカにされるということだった。中部電力はその一社であり、今でも名古屋の有力会社であることは間違いないだろう。今ならばトヨタ、JR東海などが加わるのでは。
　それはともかく、電力会社はその地域での殿様であるという話は聞いたことがある。とくに地方に行くと御威光は優れているという。東北電力…北陸電力…中国電力…四国電力…北海道電力などがその典型だという。だというのであれば、変な裁量に従うのではなく、堂々とルールを求めてこそ、本当の有力企業と言えるのではないか。社長の会見はそれらしいようでいて、企業としての戦略としてはどうだったかと思うpochiである。まずはボールを投げるべきだった。

無責任な連中

　ユッケ好きなのが多いなとは思っていたが、６歳の子供に少しとはいえ食べさせていたとは思わなかった。
　最近はやたらと神経質な親が多くて衛生面に気を配っているのかと思っていたら、必ずしもそうとは言い切れなかったようだ。pochiが小さい時なんて、ユッケなんてなかったけど子供は火のはいったもの、十分加熱したものを食べさせられたものだ。確かお寿司だって玉子焼とか海苔巻なんてものだったような気がする。最近はそういうことは気にしないのだろうか。子供に生肉を食べさせる親にはなりたくない。

　中部電力への原発運転中止要請、正式な命令ではなくて、なぜ、こういうように自分たちに責任がかからないようなやり方をするのだ。経済産業相が電気事業法に基づいて運転中止を命令するのが筋ではないのか。中部電力が自主的な中止なら自分たちはては汚さないと考えたのか。しかも、化石燃料に切り替えたことによるコストアップなどについては知らんふりでは無責任の見本。国としての支援体制も作らずに要請するとは最低な政府だ。
　浜岡での地震の確率が高いというが、今回の東日本地震の兆候だってなかったんじゃないの?。だとしたら、どこに地震が起きたって不思議ではない。