生物の発達過程は多種多様である。生きるために発達し、死ぬために発達する。胎生の生物は母胎の中である程度までの成長を約束される。外界に出でるトキに捕食のターゲットとされない程度に。現代の霊長類ヒト科にはこの世界の扉を開いたトキ、遭遇する外敵は非常に少ない。サバンナで産み落とされる多元種のようにすぐに立ち上がる事を要求されない環境を保証されている。それは一種の環境適応能力でもある。
一つの種でも持っ . . . 本文を読む
ワタシは騒音や雑音が苦手である。騒音と言っても種主雑多なモノがあるだろうが、まずどうしても我慢できないのが“威圧感満載の怒鳴り声”であったりする。お祭り騒ぎの全方向的奇声や歓喜の輪、どこそこ構わず誰と話してるのか解りかねる(携帯相手だったりする)声の集合体には、身体的にとても負荷がかかってしまう。ワタシがおかしいのか特殊なのかどうかは解らないが、全ての音をフラットに拾ってしまっているらしい。聖徳太 . . . 本文を読む
ワタシが初期配備のものを後付で増幅してしまったスキルというか自己防衛規制です(環境影響力も大)。
ヒトから教わることって、やっぱり絶大だなぁと改めて思う。すんごい遠回しに言われてきたことを繋ぎ合わせていくと、なるほどヒトの言ってくれていることに納得してしまっています。(“字義通り”という言葉の意味がどうにも腑に落ちなかったのですが、浅いような深いような、“深読みしなけりゃうまくいく”の意味ともマ . . . 本文を読む
あくまで一素人の私見ですし、多くの方は対症療法に主眼を置かれてるでしょうから、こんなの考えてるヒトもいるよ程度に適当に流し読みして下さい。ワタシ個人は、現時点では自閉症もアスペルガー症候群も脳機能障害だと思っています。脳梗塞などの器質性脳障害とは一線を画し、キム・ピーク氏に代表されるサヴァン症候群と呼称される方々は先天性の器質性脳障害として自閉症ともアスペルガー症候群とも一線を画するという認識です . . . 本文を読む
ワタシはヒトに何かを教えることを生業の一部としていたりする。
旧文部省の定義では、「学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的 . . . 本文を読む
昨日、今日と体調が思わしくないというのは、書いている文章でなんとなく納得。すばらしく隠せないということがなんとも気恥ずかしい。その体調が思わしくない理由もたぶん大きな改善ポイントのツボなのだろう。と、いうのはおいておいて、ワタシはどうやら感情表現が貧相らしい。これは結構いわれるので顔に表れているのだと思う。かかるお声は「元気ないね」「具合悪そうだね」そういわれてはじめて「元気がないのか」「具合が悪 . . . 本文を読む
刷り直し記事です。
ワタシの場合不意打ちでアスペルガー症候群のことを知りました。まあ今まで色々と言われてきましたが、ワタシ自身がノーマークだったのが幸いというか不幸というか。支援センターとか発達障害とかアスペルガー症候群とか意味不明、抗うつ剤3種MAXというレロレロ状態のまま発達検査を受け、各種検査を実施して、診断書も出ていたりします。思えばワタシ、診断名に無頓着なまま仕事柄、各地の病院を転々と . . . 本文を読む
ワタシは会社員時代、有給というものを使ったことは辞職する前の一度くらいしかなかったりする。熱がでてようが、ウイルスに感染してようが・・・いい迷惑である。どうやら周りのヒトたちは、遊園地に行くとか、子どもの学校の都合とか、親戚の冠婚葬祭(これは嘘が多いらしいというのにビツクリ)とか、まあ自己都合で休んでる“らしい”という情報まではキャッチしていましたが、それを自分自身に応用することは出来なかった。
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『自閉症の豊かな世界(The Jumbled Jigsaw)』 ドナ・ウィリアムズ著 2008年12月10日 初版第一刷発行
ドナ・ウィリアムズ女史:1963- オーストラリア生まれ、在住 : 芸術家、啓蒙家テンプル・グランディン女史:1947- アメリカ合衆国生まれ、在住 : 動物学者
「自閉症スペクトラム障害」≒「発達障害」∋「自閉症」、「アスペルガー症候群」、「AD/HD」「自閉症」∋高 . . . 本文を読む
昨日はあんなこと書いてましたけど、両親はそれぞれの方法(これが微妙なのですが)で愛情を表現していますし、感謝とか愛情(というのだろう)もありますのでややジレンマってとこがワタシがヒトらしい部分なのかも知れません。
自閉症当事者の方の書籍を、はじめて読みました。カルテにも診断書にも口答でも、“自閉症”とは一度も言われてないので、知識として偏らないように情報を入れないできました。
『ドナ・ウィリア . . . 本文を読む
こういう記事を書くにあたって、冷静に、客観的であることに努めます。ワタシが現在通院している病院は、発達障害専門医(小児神経科、児童精神科)ではない。セカンドオピニオンとして専門医の診断を得る事も可能であったが、なぜかこの精神分析医でありながら神経科領域をも包括する医師に対する魅力と、掛け持つことへの背信行為に似た感情に抗えず今に至る。三年前、とんでもない状態でこの病院にかかることになった。ワタシを . . . 本文を読む
これはパラドックスです(基本的にこの手の記事は自戒です)。
子どもが不安定だと、親も不安定になる。親が不安定だと、子どもも不安定になる。言い換えると、子どもが安定してくると、親も安定しだす。親が安定していると、子どもも安定する。帰納法ではあるが、ある意味真である。親が持っている道徳的観念は、核家族化社会においては幼児にとってかなり濃度の高い道徳的規律として世襲される。内界と外界の相違を認識できる . . . 本文を読む
これはパラドックスです。
以前にアングロサクソンと日本人の人生の違い、についてちょっとだけ触れましたが、下記書物から引用させて頂いています(ワタシが今までに読んだ書物の中でもとても大きな影響をうけた書物です)。「菊と刀(The Chrysanthemum and the Sword)」:Ruth Benedict著
他の外国人著者の日本人を書したモノの中でも数多く言われていることなのですが、“ . . . 本文を読む