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歌舞伎初体験

2009-03-09 00:43:37 | Entertainment
 最近「歌舞伎を観る会」なるものに参加しているという先輩に誘われ、生まれて初めて「歌舞伎」っちゅーもんを観てきました。

 日本人なんだから一度は観ておきたい。
 でもきっかけがないとなかなか行けない。
 歌舞伎をはじめ、日本の伝統芸能ってそういう存在じゃない?
 なので、これはいいきっかけだ!と思って行ってきました(でも、予備知識ゼロ・・・)。

 今回見に行ったのは、新橋演舞場で上演されている「獨道中五十三次驛」というもの。
 なんっと16時半に開演して、30分の幕間を2回挟んで、終演は21時という超ロング観劇でした。スゴイ。。
 ストーリーはわかった部分とわからなかった部分とあって、部分的にはわかったような気になっていても、全体的な流れがうまく追えなかった感もあり。
 やっぱりこういうのは事前にある程度のストーリーを勉強しておくべきなのかしら。
 あとは、解説イヤホンのレンタルがあったみたいだったので、それを借りてみてもよかったかも。

 初心者なのでついていけなかった部分もあったけど、とても華やかで斬新な感じがして、随所随所で楽しめたな。
 見せ場は3つあって、
①市川右近演じる化け猫が宙吊りになって3階席の高さまで上がり、そのまま消えていくという演出。
 この場面がストーリー的には一番ハラハラして楽しめました。
②本物の水(なんと20トンも!)が滝のように降り注ぐ中での大立ち回り。
 役者さんもびしょ濡れになりながらの殺陣シーンは本当にダイナミックでした。
③市川右近はなんと1人15役を演じています。
 そのうち12役は、第3幕約1時間の中だけで入れ替わっていくという早業!
 一瞬で衣装が変わるというだけでなく、男女やキャラクターが入れ替わるだけでその立ち居振る舞いが一瞬で大きく変わるという芸に、「すごいなーやっぱり役者だなー」と感心してしまいました。

 さて、終演後は「歌舞伎を観る会」の参加者のみなさん約20名と飲み会へ。
 今日の歌舞伎にも出演していた若手役者さんのお友達が中心となって、「若い人たちの間でも歌舞伎文化を盛り上げていこう!」という趣旨でやっている会なんだとか。
 「友達の友達の友達のさらに友達・・・」みたいな輪が延々つながっていて、何が何だかわからないけどいろんな人が集まっていて面白い会だったなー。

 またぜひ行ってみたいです。今度は事前勉強&イヤホンつきで!


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