3月13日(水)Victoria Falls to Windhoek
昨日調子に乗って飲みすぎた赤ワイン+うっかり夜遊びがたたって、朝起きるのがあまりにもしんどかった。
でも今日は早朝からゲームドライブ。
まだ真っ暗い中、なんとか起き出して出発した。
ジープでガタガタの道を進むので、二日酔いの身には少々キツイ。
そして結構寒い。
屋根も窓もないジープなので、ストールをすっぽりかぶっても寒く感じる。
二日酔いと寒さに耐え忍びながらも、東の空に昇った朝日が美しくて、やっぱり起きて良かった!!と思えた。
さて、このゲームドライブ。
動物園じゃないので、どこに動物がいるかなんてわからない。
運が良ければBIG5が見れるかもね、なんてレベルのものだ。
最初はほんとに行けども行けども何にも見つからなくて、終いにはジープを止めて道端のフンコロガシの写真を撮るくらいの勢いだった。
(望遠つきの一眼レフを構えた参加者の皆さんが、必死で地面にカメラを向けて数センチの昆虫を撮っている姿といったら、なんとも空しいというか滑稽というか・・・)
何も見れないけど、景色もいいし天気もいいしまぁいっか、と思いながら、湖のほとりでガイドがサーブしてくれたコーヒーを飲んでいたとき。
ガイドが遠くを指差して「Giraffe!」と叫んだ。
確かにいるいる。
他の参加者の皆さんと違って立派な望遠レンズを持っていない私にはこのくらいが限界だけど、ちゃんと見えた見えた。
1頭かと思ったら、2頭、3頭・・・とどんどん増える。
結構大きな群れだったみたい。
気がつくとキリンの群れが森を抜け出してずいずいとこちらに近寄ってきた。
ふと見えなくなったなと思ったら、いつの間にか真後ろに!
帰り道にはインパラの群れも見ることができて、なんとかゲームドライブらしい形になった。
私は10時半には空港に行かなければならなかったので、ツアーの最後に朝食を食べる皆さんに別れを告げて、別の車でお先に失礼。
昨日申し込みをしたときには、10時半に空港に着くように戻れると言われていたのだけれど、なんと今日のガイドにまではそれが伝わっていなかったらしい。
途中でタイムスケジュールが怪しいことに気づいた私がガイドに聞いて、初めて認識してもらえた模様(聞いてよかった・・・!)。
途中で仲間の車を呼んでもらって、猛スピードでホテルに戻るというかなり綱渡りな行程になってしまった。
ヨハネスブルグでの失敗があるだけに、「また飛行機に乗り遅れたりして」とかって笑えない。。
幸い乗り遅れることもなく、無事にVictoria Fallsを発つことができた。
このAir Namibia、航空券が全部手書きという笑。
Seat Numberが読み取れなかったので、この数字なんて読むの?と聞いたら、笑って「Free Sheet」と言われた。
あ、FSってそゆこと・・・。
次なる目的地はWindhoek、ナミビア共和国!
Victoria Fallからナミビアの玄関Windhoekまでは約2時間弱のフライト。
小型機だからなのか、わりと低いところを飛んでいて、下がよく見える。。といっても、雲の影以外、ほとんど何もないんだが。
Windhoekはドイツの植民地時代の面影が残る美しい街で、およそ頭の中にあるアフリカのイメージとはだいぶ離れた街並みだった。
この教会も、議事堂の庭の眺めも、なんていうかいわゆる「アフリカっぽくない」。
この街に関しては日中の治安は良いらしく、日が暮れる前までなら一人歩きも大丈夫とのことなので、ここに来て初めてガイドなしで街を歩いてみることにした。
まったくあてもなく通りをぶらぶら。
いくつか雑貨屋さんを見つけたので入ってみたけれど、野生動物をモチーフにしたおしゃれで洗練されたデザインの雑貨が多い。
スーツケースで旅行してたら、買いまくっちゃってたかも。
黒人の女の人って脚が長くてキレイだなー。そして原色の服がよく映える。
スーパーでWindhoek beerを買ってみた。お値段8ナミビアドルなり(約80円)。
ちなみにワインはローカルもので大体30ナミビアドルくらい(約300円)。さすがの安さ。
もちろん、ヨーロッパからの輸入物は高かった。
今日は体力を温存して、明日のハードな旅に備えなければ。