缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU337日目_Part1_オニオンスープ

2010-01-31 23:43:31 | レシピ
1/31(日)

おじいさんはヒルマへ乳搾りに、
おばあさんは富澤へよもぎ刈りに行きました

仮面ライダーWよりもシンケンジャーの方がおもしろい、
特に丈瑠が影武者だという設定になってからは。

しかし、殿がいれば影武者がいる、それに気付かずに見ていた
自分に嫌気がさしながらヒルマへと行く。
嫁さんはパン教室で必要なよもぎの粉末を田園調布の富澤商店に行くから
今日は1人で東工大への階段を上る。

ぼんやりとした春霞のような空が富士山を隠す。
先週よりも梅ははっきりとしたピンク、そして白を輝かせる。

そして家に帰れば、昔話のような展開ではなく、
嫁さんは掃除機と格闘中、家を出る前の想像通りに。

昼ごはんはブノワトンのパンと決まっている。
スープぐらいは作ろう。

鍋にオリーブオイルをひいて、薄切りにしたタマネギ1/2個を。



もちろん焦げ付かせることが目的なので、ステンレスの鍋。
適当にかき混ぜながら、炒めつづける。



ああいかん、焦がしすぎた。
白ワインを入れるとすさまじい蒸気。
かなり黒ずんでいて、かなり苦そう。
水400ccを加えてみる。



かなり黒いので、もう200ccを追加。
コンソメ少々と、塩小さじ1を入れて味を調えたら弱火に。
ソーセージを入れて浮いてくるまで火を入れる。

これだけだと圧倒的な繊維不足なのでキャベツを千切りにして、
コールスローを作っておく。



1日経ったので、バゲットはちょいと強めに温める。
小麦の香りは健在である、
強烈になったスープですら負けるぐらい。

ゴーダチーズも旨いハムもないけれど、
カンパーニュはコールスローをたっぷりのせて。

おばあさんは富澤へよもぎ刈りに、
1人じゃイヤなので、眠いと訴えるおじいさんを連れていきましたとさ。

DoaU336日目_Part4_ブノワトンのパン3種

2010-01-31 23:01:49 | 食べ物
食べた後に横になると牛になる

もちろん「牛になっちまった」、そう呟く人を見たことはないし、
嫁さんはもう5頭ぐらいの牛になっているハズだ。
ただし、横にならなくても牛になれることを証明したアホが2人。
伊勢原からの帰り、東名高速での車中、
うげぇえと空気を吐き出しつづけた牛は牛のまま家にたどり着く。

食欲なんてカピバラの勇気ぐらいしかない。
しかし、ブノワトンの表の黒板にはこうあった。



新商品の予告
お好みキャベツ焼315円
オリジナル焼きソバソース使用
真中のトップに美味しい桜エビ!!
見ためは「ネギ焼」に似ています
が、広島風お好み焼き風です。
故高橋が温めていた
メニューを再現致しました!!

そう書いてあった。
しかし、店内にはネギ焼きにも広島風でもないものが鎮座。



お好みキャベツ焼(315円)
予告じゃなくて、宣告だ。
ネギ焼きは普通のお好み焼きに間違えることはあっても、
どこからどう見てもキャベツのコレと間違えることはない。
広島風のお好み焼きと間違えるのは牛以下でしかない。

薄く焼いた生地に、ということで広島風なんだろうか?

オーブントースターで軽く温めてみる。
とにかく生地は薄くてばりばりである、ガレットみたいなものかな?
そして、凄まじいまでのキャベツ。
ソースはちょっと香る程度、それにマヨネーズかな?
桜エビはまあ香り付けぐらいの感じ。

温めすぎてハードボイルドになりすぎたゆで卵はうまくない。
アイデアだって同じだ。

ただ、この店の実力はキワモノでは量れない。



収穫バゲット(320円)
石臼で挽いた湘南小麦を50%配合したバゲット。
切る前から小麦の濃厚な香り。
オーブントースターでほんの少しだけ温める。
大好きなジュエル・ロブションとはまた違う、
ぼそっとした感じの食感に小麦が強烈に香る。

ほんのちょっぴりバターをつける。
さらに小麦の香りが引き立つ、そしてバターの味も。
これがエシレのバターだったらさらにうまかったんだろうなあ。



カンパーニュ(2円@1g)
これで460円だったから230g、たぶん1/4カット。
湘南小麦ではなく、平塚で生産されたニシノカオリを使ったもの。
ライ麦が入っているんじゃない?というぐらいに酸味がある。
ニシノカオリを長期間発酵させたのかな?わからん。
ややもっちりとした食感で、香りはこちらも強烈。

ゴーダチーズとハム、たっぷり目のバター、
そんなサンドウィッチが最高かもしれない。

しかし、だ。
スープすら作ることすらなく、小麦粉尽くしで終わる。
牛から麦穂が生える、そんな目覚めを想像する。

DoaU336日目_Part3_大磯の海を眺める

2010-01-31 19:20:43 | ドライブ
山そば周辺をぷらぷら歩き回ってから、
黄色いマーチに戻ると、恐ろしいまでの小麦臭。
簡易包装もここまでくれば、夏の渋谷みたいなもんだ、
バゲットなんてハトロン紙で巻いただけだし。
上着を着せないと、冬だ、風邪どころじゃ済まない。

山そばを出て、県道611号を下る。
東名の高架をくぐって200mぐらい。
MIプラザなる場所があって、ヨークマートや本屋、
ドラッグストア、ホームセンターなどのコンプレクス。
大山に向かっているときに、ダイソーが見えていた。
ビニール袋を買って、くるんであげよう。
粗熱はとれてるから問題ないはずだ。

屋上駐車場に上がってみる。



大山がすぐそこに見える。
その手前を東名高速が走る。
ここら辺に住む人たちには、これが当たり前の光景だろうけれど、
東京からひょっこりきた人間にはいい景色である。

15時ぐらいにダイソーを出て、611号を南下する。
板戸交差点から南は県道63号。
ブノワトンは右手、まだ1台駐車している、人気店だねえ。
小田急小田原線を乗り越えると伊勢原市から平塚市に入る。

鈴川など3川を渡ると、目に映るものは畑だけ。
東京から1時間ぐらいで着くところとは思えない。

吾妻橋で金目川を渡ると、また街になる。
小田原厚木道路をくぐること3回、大磯町へと入る。
その瞬間に東海道新幹線が目の間をを駆け抜ける。
新幹線は高架を走るイメージだけれど、ほぼ地べた。
大丈夫なのかな?

新幹線をくぐり、東海道線もくぐる。
国府新宿交差点で国道1号線に出る。
都内の国道1号線とはまったく違う。
両側に松並木だったり、中央分離帯がまつだったり、
昔の東海道の趣が感じられるような道が続く。
右の下り車線側に旧吉田邸の緑がこんもり。
もう入れるのかな?
大磯消防署前の次の信号、L時型の歩道橋がある交差点、
そこを右に曲がって海沿いに出る・・・。

しかし、だ。
西湘バイパスとの合流地点、大渋滞。
おまけに防砂林の松で海なんて見えない。
透視できれば話は別だけれど、もちろんそんな能力はない。
唐ヶ原交差点にファミマがやっているレストハウス。
右折して入っていく。
階段を上る。



江ノ島方面
すぐ左を流れるのが花水川。
江ノ島なんてすぐだ、10kmぐらいしかない。
三崎はもちろん、遠く千葉まで見渡せる。



伊豆方面
下田まで見えているかどうかはわからないけれど、
伊豆半島のかなり先の方まで見える。

16時15分、さて帰ろう。
ファミマの駐車場から大渋滞の最後尾につく。
ホントはそこまで行きたい、そう思っていた高浜台の交差点まで渋滞。
3kmも渋滞につきあいたくない。
唐ヶ原交差点から1kmぐらいの八間通り入口交差点で左折。

すぐに巨大な歩道橋が目に飛び込んでくる。
しかし、停める訳にはいかず・・・
龍城ケ丘歩道橋だったかな?交差点の4つの角を2本の橋でつなぐ十字形。
階段が橋から90度の角度でそれぞれ出ていたから、
上から見ると卍型みたいに見えるはずだ。

東海道線をくぐって、検察庁前交差点で国道1号線へ。
JR平塚駅と市役所を結ぶ宮の前交差点でまた十字形歩道橋。
ああ、のぼってみてえ、そう思っても、そりゃ無理だ。
やっぱり歩きが一番だよな、そう思う。

榎木町で国道129号に入る。
そのままだらっと進めば東名に復帰する。
帰りはすいすい。
パンの小麦臭はかなり抑えられたけれど、
ぐえぇぇ
牛が2頭出現。
食後2時間たっても、蕎麦がゲップとなって無茶の証を吐き出す。
晩ごはんをブノワトンのパンと決まっている。
喰えるのか?ホントに。

DoaU336日目_Part2_山そば(蕎麦/伊勢原)

2010-01-30 23:36:17 | ドライブ
ブノワトンを出て、県道611号を直進する。
600mぐらい進むと東名にぶちあたる。



おおやま
それにケーブルカーのマーク、進みますよ、大山はすぐそこだ。
ここから約4km。



丹沢大山国定公園
ここから1kmぐらいけっこうな急坂を上っていく。
大山ケーブルカーに乗るのだ、そう意気込んでいたけれど、
駐車料金1,000円!
ケーブルカーに乗れば駐車料金はタダ、とかなんかないの?
観光資源だからと納得しつつも黄色いマーチはUターン。

そのまま山を駆け下りる。
JAいせはら大山の直販所をひやかす。
三浦大根みたいな大根、椎茸、みかん。
全てがアホみたいに安い。
しかし、買ってもなあ、宅配野菜が家にはてんこ盛りだ。

そのまま611号を下る。
産能大への分岐となる石倉交差点から50m。



山そば
走ってきた限り、ここぐらいしか食べられる店はない。
入ってみよう、そんなに最悪の結果にはならないハズだ。

13時半。
引き戸を開けるとほぼ満席、1階は、だけれど。
かろうじて嫁さんと2人、カウンターに席を確保する。
観光客よりも地元のお客さんが多いような。

ビールを頼むと、
お客さん、クルマ?
まあ、クルマ以外じゃ来られないよな、ここまで。
嫁さんが運転しますから、と言うと、なんとかビールを出してくれる。

隣のご夫婦が頼んでいた、かき揚げそばにのけ反ったり、
天ぷらのいい香りをかいだりして、待つこと15分。



天ざる(1,200円)
この店の最高額メニューを見て、
2人で椅子から転げ落ちるぐらいにのけ反る。
引き戸の前で天ぷらの揚げ油を嗅いだ嫁さんが負けた。
しかし、天ぷらの量がハンパない。
蕎麦なんて2人前以上だ、絶対に。

大根おろしにおろしショウガ、これにそばつゆをかける。
天ぷらも蕎麦もさっぱりと食べられる。



山そば(1,000円)
この店で2番目に高いメニュー。
店内に貼ってあった写真を見たときに、これは楽勝と思っていた。
3種類だけれど、4cmぐらいのせいろにのっているんだろう、
そう高をくくっていた。
しかし、だ。
無理です。
高さ10cm以上のミニ丼以上だよ、コレ。
右が山菜うどん、左はなめこおろし蕎麦、奥がとろろ蕎麦。

山菜うどんは暖かいので先に食べる。
山菜は塩気が強いけれど、出汁はうまい。
しかし、これと嫁さんの天ざるを手伝っていながら死にそうになる。

なめこおろしにとりかかる。
そばつゆをかけて食べる。
蕎麦は更科系の白っぽい蕎麦。
そばつゆは甘すぎず、醤油辛すぎず、いい感じ。
しかし、蕎麦が相当なしっかりもの。
歯ごたえがいいなんてもんじゃない。
大根おろしが消化を助けてくれるだろう、そう願う。

とろろにとりかかる。
これまた消化酵素に期待する。
しかし、それは期待でしかない。

嫁さんは遠い目をしている。
山そばは2人でなんとか片付けた。
しかし天ざるの蕎麦はどうにもならん。
どう頑張っても減らないのだ、蕎麦が。

ごめんなさい、そう心で呟きながら店を出る。
ちょっと周囲を散歩する。
産能大への道を歩けば、大山が天を目指していた。
胃が腹筋を突き破りそうなぐらいだ、かなり死ねる。
しかし、天ぷらの油による胸焼けはまったくない。
量だけだ、このアホ夫婦にとって問題があるとすれば。

DoaU336日目_Part1_ブノワトンへの道

2010-01-30 22:19:20 | ドライブ
1/30(土)

さて、ニコるか?
意味不明の言葉とともに起きてくる嫁さん。
二子玉川に行く、そういうことか?
1/28のブラタモリで出てきたニコライ堂のこと、
それに気付くまで、ぽかんと口を開けたまま20秒。
湯島聖堂、聖橋、昌平橋などを辿るのも悪くない。

二子玉川でもいいぞ
10/16にオレ1人が前を通っただけで、
未だに入れていない大勝庵に行くということらしい。
蕎麦を食べて多摩川沿いをぶらぶらも悪くない。

それとも伊勢原に行ってみる?
伊勢原に何がある?わからん、ほとほと困り果てる。
ブノワトンというパン屋があるらしい、
それを教えられるまで、ぽかんと口を開けたまま30秒。
グーグルマップで見てみると、すぐ北に大山、そして丹沢山系。
ケーブルカーに乗って上空から相模湾を望むのも悪くない。

10時半過ぎに出られる・・・と携帯がバッテリー切れ、
最近、バッテリーが弱ってきた、やばいなあ。

11時ぐらいまで充電してから出発。
環八は第三京浜の先から大渋滞。
上野毛駅前で左折して丸子川沿いに進んで246号を横断、
二子玉川小学校入口で右折して商店街に入る・・・
しかし、だ。
NTT瀬田前の橋が工事中。ぐるっと回って環八へと復帰する。
東名はすいすいと進む。
厚木の出口でちょいと混むけれど、たいした渋滞ではない。
小田原厚木道路沿いにちょっと進んで田谷交差点で右折。
小田急線の上を通り抜けて246に入る。
246も混んでるけれど、12時25分には到着。



ブノワトン Boulangerie et Charcuterie
246の板戸交差点を左折すればすぐに着く。
地産地消にこだわった高橋幸夫さんという職人が開いた店。
昨年、亡くなられて閉店?となったけれど、奥様が継続したらしい。
それでも閉店まで2ヶ月らしい。

店の前の駐車場には湘南ナンバー、相模ナンバーはもちろん、
品川ナンバーや練馬ナンバーが停まっては去り、また来る。
人気店だということはすぐにわかる。



こんな感じでディスプレイ。
手書きのPOPに使っている小麦や天然酵母が書いてある。
買う物は嫁さんに任せて、ぷらっと表に出る。



板戸交差点まで100m歩く。
手前の信号の下に大山がすぐそこに見える。
そこまでは行ってみよう、そう考えながらブノワトンに戻る。
嫁さんが両手にパンを抱えて出てくる。
黄色いマーチのリアシートに安置して、
さあ出発だ。

DoaU335日目_Part2_鳥竹(鶏料理/神楽坂)

2010-01-30 19:20:32 | 食べ歩き
世の中にはいろんな委員会がある。
株式会社の中にも指名委員会や報酬委員会などが、
Chief Executive Officerがいる会社には確実にある。

それは6年前の夏に設置された。
暑かった、ビールが飲みたかった。
スヰートポウズで餃子でビールだよなあ
前職は昼からビールを飲んでもさして咎められなかったから、
けっこう大きめの声でそう言った。
向かいに座っていた2歳下の女性が喰いつく。
餃子好き?好き?食べにいこうよ
この一言が波紋を呼ぶ。
当時のグループ全員が参加することになって、
その委員会は設置された。

餃子委員会

委員長はその女性。
オレは企画委員で店を選ぶ。
委員会は離合集散を重ねて5人になる。
そして餃子縛りだと餃子しか喰えない、ビールぐらいしか飲めない、
不平不満が高まり、餃子委員会はその所期の志を忘れ、
ただの飲み会へと成り下がる。

そして1年ぶりに餃子委員会が招集された。
もちろん餃子縛りではない。
というか、オレが鶏の唐揚げが食べたい、そう言ったからだけど。

19時前に飯田橋に着く。
ラムラの三浦屋で石ラーや珍しい缶詰がないか探しているうちに
19時はとっくに過ぎる。慌てて神楽坂を上っていく。
善国寺の次の角を左に曲がる。



神楽坂 鳥竹
表には2人分3,000円がぎらぎらと。
15人も入れば一杯の店内に委員長以下勢揃い。

右京さん、無事でしたか?
ダウンにマフラーで完全防寒のオレにその言葉が飛んでくる。
富士山が荒れちゃってさ、死ぬかと思った
まあ、こんな感じである。

どうやって生きてた?

死んだかと思った
簡単に殺すな、オレのこと。
グループ内で別々の会社にいたので、
誰がどこに飛ばされた
実はここもヤバい
辞めてからのことをいろいろ教えられる。
そもそもの本業以外はヤバそうな香りがぷんぷんと。

唐揚げは3種ある。
普通の唐揚げは手羽みたいなのでパス。
ももの骨付きからあげ(730円)
竜田揚げ(730円)を頼む。

先にきていた面々が頼んでいた刺身の盛り合せよりも先に出てくる。
おかしいよね、口々に出てくる言葉に、
まあ、ほかの注文との兼ね合いじゃない?
えっ!怒らないの?
丸くなったねえ
さんざんである、どんなんだ?オレ。

牡蠣の天ぷらやニンニクの天ぷらなども出てくる。
ほぼ最後に刺身。
魚じゃなくて鶏だよ、鶏のささみだよ。

味はまあまあ。
竜田揚げと唐揚げの違いがよくわからんかった。
串ものも頼むけど、焼き過ぎ?
つくねはちょいとぼそぼそと。

そして最後に頼んだのがラーメンである。
焼き鳥屋のラーメンはスープがホントにうまいのだ。
そして、ここも呆れるほどうまい。
もちろん全部食べられる訳もない。
しかし、スープはやたらと飲む、いいなあ、ホントに。

また委員会招集しますね
そういう言葉を投げられて別れる。
いいけどさ、簡単に殺すなよ、オレのこと。

DoaU335日目_Part1_かき揚げうどん

2010-01-30 09:04:30 | レシピ
1/29(金)

♪たんたんタヌキの金○は~♪
男なら誰でも歌ったことがあるハズ。
信楽焼の巨大な陰嚢、つまり金の化身。
文福茶釜はタヌキが茶釜に化ける。
汲んでも汲んでも尽きないお茶は富の象徴。
タヌキは人を化かすと言われるけれど、
化ける所を見たことがないので、なんとも。
ただ、動物は神に使わされた神の化身としての意味がある。
そういう意味では化けているのかもしれない。

朝からハローワークへ行く。
ほぼ最後となる失業認定、あと1回はおまけみたいなもんだし。
一応、相談してからとっとと帰る。
11時半ぐらいだったから嫁さんに電話する・・・
出ねえよ。
学大辺りでメールが来る。
おはようございます
家を出る時に、またベッドに戻りそうだったけれど、
ホントに戻るとはねえ。
自由が丘に着いて電話、昼ごはんをどうするか?
リンゴとカロリーメイトがあるからいいよ
いや、君のご飯ではなくて。

東急ストアで買い物をしてから帰る。
家にはうどんが2食分あるし。

帰るなり鍋に水1,000ccをはり、出汁昆布、
薄切りにしたタマネギ1/2個を加えて火にかける。



沸騰したら豚もも肉を50gぐらい入れて出汁にする。
灰汁をひいたら、みりん大さじ2、醤油大さじ2。
弱火に落としてコトコト煮る。
乾燥ワカメを加えて、塩で味を調える。

うどんは普通に茹でる。



このまま食べれば、肉の少ない肉うどん。
ただ、それだったらもっと豚肉を入れてる訳で・・・。



東急ストアで買ってきたのはかき揚げ。
こっちは小柱のかき揚げで、嫁さんは小エビのかき揚げ。

リンゴとカロリーメイトが化けた!
嫁さんはニコニコである。
いえ、もちろん葉っぱを化かした訳ではありませぬ。

DoaU334日目_Part2_ヤマソウ水産「焼津漬」

2010-01-30 00:29:21 | 食べ物
日本人で一番多い名字は佐藤さんである。
次いで鈴木さん、高橋さん、田中さん、渡辺さんとなる。

日本人が一番多く食べる魚となると、圧倒的にスズキさんになる。
マグロだってカツオだってサバだってスズキさんの血統だし、
鯛やハタハタ、キスだってスズキ一族である。

どこでもいっしょのスズキは一族ではない、もちろん。
ただ、愛されるキャラなのでみんゴルにもキャディで出てきた。

いや、そんなことはどうでもいい。
そとことかようにスズキさんは魚屋で愛される。

キミサワでこんなものを売っていた、たった300円で。



ヤマソウ水産「焼津漬」
鯵の粕漬けである。
鯵もスズキさん一家に属する魚。
光り物好きの家でもイワシ、サバに次ぐ人気を誇る。
しかもかなりデカイ。
ニュージーランド産なので、ムロアジの仲間かな?
少なくともマアジではない、シマアジぐらいデカイ。

昼にカツカレーを食べて、獣肉は見たくもない、
そんな心持ちにはぴったりではないか。

上州ねぎに塩をふって、一緒にグリルに入れるだけ。



鯵の繊維がほろほろとほぐれる。
ちょっと塩気は強いけれど、旨いぞ、これ。
キミサワでまた売っていたら、確実に買う、鯵以外でも。

コレだけでは圧倒的に繊維不足。
見たくもない、けれど、またも宅配野菜で来てしまったので
残っていたキャベツは消費してしまおう。

5mm幅ぐらいに切って、出汁昆布と一緒に煮る。



入れ歯が外れたって、いや、もちろん入れ歯じゃないけれど、
歯茎で噛めるぐらいまで煮る。
塩昆布を入れて、味付けしたら完成。



優しい味にはなったけれど、しょせん塩昆布。
ちょいといやらしい味であることも確か。

ちなみにキャベツはアブラナ科。
大根や白菜、ブロッコリーやカリフラワー、
水菜や小松菜、ワサビだってアブラナ一族である。

魚屋さんと八百屋さんで愛される2種を食べた夜。

DoaU334日目_Part1_そねのや(ラーメン/自由が丘)

2010-01-29 18:06:17 | 食べ歩き
1/28(木)

前職が愉快なことになっているらしい。
事業の継続すら無理じゃね?そう思う。
てか、先祖帰りのようなことばかりして
前進できない会社に未来がある訳がない。
私腹を肥やす、いや、私社を肥やすことしかアタマにない
FT筆頭にバカばっか。
せめて醜いアヒルの子が1羽もでいればいいんだけれど、
残っているのはアヒルの子ばかり。
痛過ぎる。

ぽつぽつと雨が降り始めた12時半、
なま暖かい空気をまとって自由が丘へ。
家にある野菜と言えばキャベツとネギ、
キャベツ以外の物を食べたいのだ。

環八で昼ごはん難民に成り果てて以来、
ラーメンの4文字が食欲中枢とチークダンス。
12/31に閉店したウェンディーズの隣にある元祖札幌やに行くか?
そう思っていたけれど、なぜか緑道を緑が丘方面に進んでいる。
どんだけ好きなんだ?オレ。

そねのやに着いたのは12時45分ぐらい。
先客は3人、全員ビールを飲んでいる、素敵だ。

日替わり定食はカツカレー。
その文字を見た瞬間に、この醜いアヒルの子はすっかり忘れる、
ラーメンを食べにきたことも、2日連続でカレーを食べたことも



日替わり定食「カツカレー」800円
中華料理屋さんのカレーなので、もっと黄色っぽいものを想像していた。
しかし、焦げ茶色に近いぐらいの色。
ポークカレーにカツだと思っていたらチキンカレーだし。
いい意味で期待を裏切られる。

連日、グリーンカレーを食べていたせいか、かなり優しい味。
どんな香辛料を使っているのかもわからないけれど、
うまいことは間違いない。
ただ、ごはんの量が多すぎた。

醜いアヒルの子は白鳥ではなく鶏だった、
3歩で忘れちゃうのだ、どんなことも。

DoaU333日目_Part1_キャベツと豆腐の豆豉煮込み

2010-01-29 17:19:34 | レシピ
1/27(水)

いいんだよ、グリーンだよ
そんな訳は絶対にない。
糖質なんてオフしなくていいし、
いや、そうじゃなくて、
同じグリーンでも発泡酒ではない、前夜のカレーである。

朝の目覚めは爽やかだ、
もちろんそんな訳は絶対にない。
ノドが痛い。
風邪なのか?グリーンカレーのせいなのか?
まったくわからんままに昼を迎える。



自虐もここまでくれば立派である。
とことんやる気がでないので、2食つづけて絶叫した訳である。
無印良品のセットはホントにハンパねえ。
ブロッコリーを入れてみたりしたけどさ、どうにもならん。

カラダがだるいのだ、発汗しすぎたせいか?
とことんやる気がでないので、だらだら過ごすことにする、
シャワーも浴びず、パジャマを脱ぐこともなく。

気付けば夜、しょうがない、何か作ろう。
ねぎま鍋用にと買ってきた豆腐を喰わないと。
それに上州ネギもそろそろ。
あとは・・・ああ、キャベツね、そうですね。

豆腐をまな板に載せ、上からお皿を載せて水を切ってから賽の目に切る。
ショウガをみじん切りに、キャベツはザグ切りに。
上州ネギは1cm幅ぐらいで斜めに。
椎茸2枚は薄切りにしておく。

フライパンにごま油、乾燥ニンニクを砕いて馴染ませる。
ショウガとねぎの端を入れたら弱火で香りを出す。



椎茸、キャベツを入れてしっかり炒める。
キャベツがしんなりしたら、上州ネギを加えて炒め合わせる。



上州ネギが透き通ってきたら水200ccを。
鶏ガラスープの素を小さじ2加えて沸騰させる。

豆豉醤小さじ2を加えて溶かし、オイスターソースはひとたらし。
豆腐を入れて煮込む。
最後に水溶き片栗粉でまとめ、ごま油を一回し。



豆豉がいい香りだし、キャベツの甘みも出ている。
いい感じではあるけれど、これだけじゃあねえ。
ベジタリアンじゃないし。

水400ccを沸騰させる。
刻んだ上州ネギの青いところ、乾燥ニンニクを砕いて入れ、
鶏ガラスープの素小さじ1を加える。
乾燥ワカメも入れたら弱火に。



冷凍させてあった浜松餃子を入れて再沸騰させる。
沸騰したら、一旦火を落とす。
食べる前に再加熱すればスープ餃子の出来上がり。



浜松餃子は皮が薄いから、ワンタンみたいな感じ。
ちゅるるんとした食感。

しかし、だ。
考えてみれば、浜松餃子の餡はキャベツ主体。
いいんだよ、グリーンだよ
キャベツ尽くしな夜。