ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【コミック】ZETMAN(13)…昨年の残務整理2

2010-01-14 14:00:09 | 本(コミック)
昨日の早朝から積雪を伴う天候となった北部九州地方ですが、
今日も結構寒いです


さてこのブログですが、新年も明けてはや半月。未だ本格始動できないでおります
先日の三連休で、頂いたコメントへのお返事、トラックバックのお返し&送り、まとまった記事のアップと考えていたのですが、そちらはまぁここ数日に書いてある事情から上手くいかす事が出来ませんでした


映画の観賞記録も、もう忘れちゃった内容のものまで出てくるぐらい書いていないしコミックや小説の読書記録も同様


で、本日は何とかコミックの読書記録をまとめてみました

コミックも随分と溜まっていてですね

去年読んだコミックだけでも残っているのが…
今回記事にする「ZETMAN(13)」の他に
「よつばと(9)」
「BILLY BAT(2)」
「鉄腕バーディーEVOLUTION(3)」
「機動旅団八福神(10・最終巻)」
「鋼の錬金術師(21)」
「ジパング(43・最終巻)」
「MOONLIGHT MILE(19)」
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081‐水天の涙‐(1)」
等々

私の中の勝手な(かつぼんやりな)ルールなのですが、購入コミックはなるべく散在報告前に記事にして、散在報告記事にはリンクを貼るというモノがあって、こいつらが捌けないと散在報告もまとまらないという状態

…なわけで(?)、昨年の残務整理その2としての記事であります。



「ZETMAN(13)」
(桂正和著、集英社、2009年10月24日初版発行)

明屋書店沼新町店で昨年(2009年)10月21日(水曜日)に購入(※散在報告はまだ)。
読んだのは購入後一週間以内だと思うので、10月後半です

表紙は…組織内で結構な権力を持ってるくせに何故か捻くれキャラな灰谷。

今回のストーリーですが…
天城邸爆破以降、ジン、高雅等は、高雅の母親の元に身を寄せる。天城内での誰が味方で誰が敵なのか分からない状況や、エボル内での確執が徐々に表面化してくる中、ジンと高雅はクリスマスイブのダブルデートを行うのだが、同じクリスマスイブの日、エボル幹部の一人灰谷による狂気の計画が実行されようとしていた。

という感じのお話。

あえての(?)行間設定も相変わらず。
主人公たちも相変わらず流されるだな印象のストーリー展開。
主人公らしく本格的に抗い始めるのはいつの事なのでしょう(もう13巻なんですけどねぇ)。

都会の真ん中での無差別殺戮は、何となく同じヤングジャンプの「ガンツ」風味

こういった残酷・無慈悲な表現ってのは昨今のコミックに増えてきていますが(ZETMANではまだ軽い方で…
実はこういうのには少し思うところがあるんですよね
古い考えだと言われちゃいそうだなぁとも思うので、あんまり本気で語りたくないんだけど…
個人的には“否定”したい
…ですね。

端的にいえば…

太平洋戦争終戦直後の漫画家さんや絵本作家さんが、作品を通じて子供たちに希望を与えようとした事とは逆ベクトルな事だと思うんですわ
「バトル・ロワイヤル」以降(※だと私は思っている)に増えてきたこういうの…衝撃的な残酷シーンが作品の面白さを後ろ押ししてきた時期は、そろそろ終えるんじゃないかという私なりの読みもあります(そうなって欲しいという希望値含む…逆にエロの方は廃らないだろうなぁ)。
アメコミ好きな桂正和さんにはこういう手段じゃなく、アメコミ的な制限(※勝手な印象ですが、残酷表現ダメとかそういうの)の中で面白い作品を書いてほしいなぁと思う次第です


まぁ、そんな風に否定もしましたが、絵は上手いしストーリーも破綻していない、値段に見合うと思える一冊ではあります



(当ブログ内の関連記事)
2007年03月28日 ZETMAN 6巻
2007年10月30日 【コミック】ZETMAN(8)
2008年05月27日 【コミック】ZETMAN(9)
2008年09月15日 【コミック】ZETMAN(10)
2009年01月06日 【コミック】ZETMAN(11)
2009年06月29日 【コミック】ZETMAN(12)



では今日はこんなところです。
本日も夜勤のお仕事がんばりま~す


最新の画像もっと見る

コメントを投稿