自宅にあったポール・モーリアのベスト盤ＣＤ 日本語版
以前書いたようにポール・モーリアは軽い印象で、ＣＤを買って聴くほどではなかった。だから図書館で借りて聴いたのだけど、居間の本箱を整理していたらこのＣＤが出てきた。私が買ったのでは決して無いだろう。家人に訊くと「覚えがない」。ベスト盤で中には日本語の解説もある。全２０曲、有名どころを網羅してある。まぁベスト・オブ・ベスト的なＣＤだろう。
記憶をたどってみるのだが、どうしても買ったのがわからない。ＣＤ＝高価というイメージだったので、ワゴンセールで安く売られていたら嬉しく、クラシックは何度か買った覚えがある。昔の名盤も１０００円で再発されていて、ショルティの田園とか、ウインナーワルツ集、カノンやアダージョ、狩りなどのモーツァルト、確かにそれをよく買っていた時期があるけど、だからといってモーリアは買わないだろう。そもそもこういう日本盤のベストをそういう売り方はしない。そう考えると意識してそれなりに高いＣＤ買ったことになる。ますます自分じゃない。家人だろうと思うけど、なぜこれが自宅にあるのか実に不思議だ。生協の通販で買った？？ 確かにフックト・オン・クラシックやディズニーのＣＤは他に手に入らず買ったことがあった。それは子どもが小さかった頃のことだ。我が家にそんなＣＤがあるのが不思議だが、おかげでいつでもポールの有名曲が聴ける。それはとても有り難いことだ。
一つだけ不満がある。オリーブの首飾りをある若者がインタビューで、「あぁマジックの時の曲でしょ」と言っていたこと。そういや奇術の時のバックミュージックはこれを使うよな。トリックで仲間がやる時もこの曲だったっけ？「マジックの曲」と言われるのは心外。ポールが馬鹿にされているようでイヤなんだけど、自分自身も「マジックの時の曲」に聞こえてしまう。なんかとても残念だ。
今日の入浴剤はグレープフルーツでした。
