POPPO NEWS 2

徳島県内の旬をピジョンズ・パークが発信中。
イベントや祭り、自然、観光名所など、ふるさとの魅力満載!

一日だけの渡し舟

2008年09月16日 | 徳島の祭景
徳島県を西から東へ流れる大河・吉野川。
かつて暴れ川・四国三郎と呼ばれた時代がありました。
そんな昔のこと、この大河を渡る際の主な交通手段として
『渡し』が広く利用されていたそうな──。

時は江戸の頃。現在の吉野川市川島町の善入寺島と、
同町川島を結ぶ川島橋(潜水橋)の近くに『川島の浜渡し』が生まれました。

以来、岸から岸へ、船頭さんの漕ぐ木の舟が、多くの人や荷物を運び、
文献に依れば昭和37年までそうした風景が見られたといいます。

はじめは、ちょんまげの町人や武士、時代を経ると散切り頭になり、
そして今のような自由なヘアスタイルと、
さまざまな時代の人びとを乗せてきたのに違いありません。

そんな『川島の浜渡し』が、昨年、そして一昨年に続き、
『平成の渡し舟~時代をまたぎ 吉野川を知る~』をテーマに、
今年もまた一日だけ復活します。

悠々と流れる吉野川を北岸(左岸)から南岸(右岸)へ、
アユ釣りに古くから使われてきた舵取舟(カンドリ舟)を渡し舟に見立て、
希望者を乗せて、ゆっくりとのんびりと渡っていきます。

もちろん乗船は無料。また、イベント会場(南岸)では、
親子うどん打ち体験やウナギのつかみ取りなどのほか、
アユの塩焼きやソバ米汁のお接待なども予定されているそうです。

ピジョンズ・パーク(ポッポニュース)読者の皆さんも、
秋の休日、『古き良き時代』に揺られてみませんか?

『平成の渡し舟~時代をまたぎ 吉野川を知る~』
開催日 平成20年10月19日(日)9時~15時
ところ 吉野川市川島町の川島橋(潜水橋)付近にある川島の浜渡し跡
参加費 無料

(写真はすべて昨年の撮影)

昨年(2007年10月18日)の記事はこちら→『今年も復活!平成の渡し舟』


▲カンドリ舟の渡し。乗船は無料


▲大河をゆっくりと渡る舟の上。みんな自然と笑顔になる


▲救命胴衣を借りて、いざ乗船


▲昨年の会場では、懐かしい渡し舟の風景を撮った写真の展示が行われていた


▲アユの塩焼き、ソバ米汁などのお接待(無料)も楽しみの一つ


▲吉野川を渡るカンドリ舟を眺めながら、いただいたアユの味が忘れられない


▲たまたま行き会わせたお遍路さんをお接待


▲ホッと一息。巡礼のチカラを蓄えていただけたでしょうか^^)

This program is presented by PIGEONS-PARK.

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ryuji_s1)
2008-09-17 16:01:03
chamunekoさん

鮎 おいしそうですね

1日だけの渡し船  素敵ですね

コメントありがとうございます

今後もよろしくお願いします
返信する
吉野川のアユは^^) (chamuneko(管理人))
2008-09-18 17:30:10
ryuji_s1さん、こんにちは。
吉野川のアユは、大きくて脂がのって
とてもおいしいですよ。

ちなみに徳島県は養殖あゆのシェアで
全国2位。アユが育つ環境として、
徳島県はとても優れているのだろうと
思います。

ryuji_s1さんのサイトにも
今後たびたびうかがいます。
どうぞよろしくお願いします。
返信する
Unknown (ryuji_s1)
2008-09-24 09:40:54
chamunekoさん
ご訪問 ありがとうございます

今後もよろしく御願いします

コメントに感謝です、
返信する
また、うかがいます。 (chamuneko(管理人))
2008-09-24 10:37:14
ryuji_s1さん
こんにちは。また、お邪魔させてください。
サイト更新、楽しみにしています。
返信する