徳島県吉野川市美郷を流れる川田川。
その上流に広がる大神地区に『谷の四つ足堂』は建っていました。
川田川のほとりから、急に立ち上がる斜面の上に
夏草が茂る小さな広場があり、そこにポツンと建つ
ところどころ赤さびの浮いた
トタンで覆われた藁葺きの屋根の、古い古いお堂です。
屋根と木製の床、柱はあるものの、三方を囲む壁は無く、
一面だけ背後に壁が設けられています。
そこに小さなほこらがあり、中には観音様が祭られているそうです。
お盆には、地元のお寺の住職さんが訪れ、
檀家の皆さんも集まってお経をあげるそうです。
かつては夏、秋まつりがここで行われ
『美郷の輪踊り』も見られたといいます。
今はあまり使われなくなったお堂ですが、
誰か地域の方が手入れしているのでしょう、
内部は掃き清められ、柱や床もしっかりしています。
屋根の下に日陰を借りて、床にあぐらをかき、
吹き抜ける涼しい風を全身に感じていると、
いつかの賑わいの音が耳に流れ込んでくるような
不思議な感覚を覚えました。
▲日本人として、ほっとする風景が、そこにあった
▲古い古いお堂に、日陰を借りた
▲川田川のほとり、見あげた丘の上に屋根が見えていた
その上流に広がる大神地区に『谷の四つ足堂』は建っていました。
川田川のほとりから、急に立ち上がる斜面の上に
夏草が茂る小さな広場があり、そこにポツンと建つ
ところどころ赤さびの浮いた
トタンで覆われた藁葺きの屋根の、古い古いお堂です。
屋根と木製の床、柱はあるものの、三方を囲む壁は無く、
一面だけ背後に壁が設けられています。
そこに小さなほこらがあり、中には観音様が祭られているそうです。
お盆には、地元のお寺の住職さんが訪れ、
檀家の皆さんも集まってお経をあげるそうです。
かつては夏、秋まつりがここで行われ
『美郷の輪踊り』も見られたといいます。
今はあまり使われなくなったお堂ですが、
誰か地域の方が手入れしているのでしょう、
内部は掃き清められ、柱や床もしっかりしています。
屋根の下に日陰を借りて、床にあぐらをかき、
吹き抜ける涼しい風を全身に感じていると、
いつかの賑わいの音が耳に流れ込んでくるような
不思議な感覚を覚えました。
▲日本人として、ほっとする風景が、そこにあった
▲古い古いお堂に、日陰を借りた
▲川田川のほとり、見あげた丘の上に屋根が見えていた
そして風雪に耐えてきたのでしょう。
梁?の太く重そうなこと!
柱が必死に支えているかに見えますが、古の人が全て計算し尽くして建てたものでしょうね。
向こうの方に棚田らしきが見えますね。
かつては子供達の声で賑わったであろう地域も、祭りもいつしかなくなり、信心深い地域の方々は、このお堂で、どんなことを思い床掃除をされるのでしょう・・
徳島は、今日も暑いです^^;)
美郷大神、谷の四つ足堂を訪ねた日も
カンカン照りの暑い日でしたが、
中に入ると以外と涼しく、落ち着きました。
太い梁、屋根を支える柱は、本当にご苦労様です。
おっしゃるとおり、ここにいると
歴史や風景や懐かしい思い出や、
いろんなことを、いつのまにか考えていました。