はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

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『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
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さよなら、ムスカ 。

2024-03-25 08:07:00 | 気になる:人

寺田農さんが亡くなった。
ちょっと今年は本当に訃報が多くないですかね。

 
 
時代劇、刑事もの、サスペンス、再放送ばかり見てるけど、まぁ、必ずと言っていいほど登場します。
いい意味で仕事を選ばない、楽しんで演じられてたのかな?
 
あの独特で眼光鋭い顔立ちから、悪役の印象が強いけど、コメディタッチな感じも魅力的でした。
登場すると「この人何かありそう」って思わせる存在。ほとんどなかったけど、普通の人で終わったら、ちょっと残念だったり
そういう人に、魅力を感じる私
歳を重ねるにつれ、良いおじいちゃん役でも多く拝見。
先日見終わった「大岡越前」にもご出演。そういえば、今思えばちょっとお痩せになってました。東山シリーズでの登場人物の最古参。寺田さんが亡くなって、完全に一区切り、となってしまった。
 
 
文学座養成所の第一期生だそうで。
同期には、樹木希林さん、北村総一朗さん、橋爪功さん、そして岸田森さんなどなど。
名前聞いただけでも個性的な面々。
北村さんのブログを拝見すると、その同期の中でも一番の若手で、皆さんその後の道は違っても、同期会には必ず出席されていたとか。大変惜しまれてました。

同期のお名前を拝見した時、皆さんちょっと「遅咲き」の印象が強い中、寺田さんは50年以上前の番組を見ても、結構目立つ役でご出演されてて、出世株だったのかな?と。
 
 
 
寺田さんといえば、ちょっとドスの利いた、独特の声。
どことなく色気があって、かつ明瞭で。
 
洋画の吹き替えはもちろん、ナレーションが多かったけど、やはり、かつてアニメファンだった私にとっては

「天空の城ラピュタ」のムスカ
 
 
スタジオジブリHPからお借りしました。

宮崎作品で、あれが一番好きだった。
 
あの、憎々しい敵キャラがいなくては、あの映画は成り立たなかった。
どことなく、ご本人とお顔が似てる気がするって、ずっと思ってます。
インタビューで、監督と揉めたというエピソードが、なんかお互い譲らない感じが想像できて、笑っちゃいました。
(2022.11インタビュー記事)
自分が好きでない作品が、人々から強い印象を持たれるって不思議。

あの作品、声優専門以外の、寺田さんや初井言榮さんなど、役者さんとしてご活躍の方たちのキャスティングがバッチリはまってたので、違和感なくてとても好きなんです。(それ以降はどうも。。。。
 
前述のインタビュー記事を読んでると、やはり、一本筋が通ってて、ブレがない。結構独特の感性で、我が道を行く、という印象。
バラエティやトーク番組で拝見してても、そうでした。それが、最後までお仕事が途切れず、現役を貫けた秘訣なのかもしれない。
 
 
 
映像が残る役者さん達って、訃報を聞いても実感しないのです。
いつまでも見ていられるから。
でも、また一人、ギラギラした個性の塊のような方が芸能界からいなくなってしまった。
ますます、ドラマ離れが進みそうで、寂しい限りです。
コメント (2)
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