土曜日も夕方のこと、オバサンが友だちのオバサン2人とその娘さんとで銀ブラをしていました。おのぼりさんのオバサンは、どこをどう歩いているのか訳もわからず、友だちオバサンたちの歩くまま・・・・というか、みんなおしゃべりで夢中で周りの景色には目もくれず。そんな中、おのぼりのオバサンが目をやったその先に「○○堂」という老舗のお煎餅屋さんが!
このオバサン、急にうれしい悲鳴をあげて、「買う!買う!」とガラスの自動ドアの前に。しかし、ドアはなぜかビクともしません。店内は電気がこうこうと点いているし、とても定休日には見えません。「え?ドアが故障してない?」 ドアの前でドタバタ動き回っても変化なし。ドアを叩いて「すみませ~ん」と言っても中からは何の反応も認められず。
「え~~~???これって変!故障してない???」 「え?故障してるの?」「じゃ、手動で開けてみたら?」 なんと、このオバサン達、隙間に手を入れて、引き戸の自動ドアを怪力で開けてしまったのです。頭が入るくらい両側に開いたのですが、開いてみて初めて、「これって尋常な入り方じゃないよね?」と気がついたのです。そうです。確かにこれじゃ公然と店舗へ不法侵入の形です。なにしろ、力づくでこじ開けたのですから。
そんな店先の騒々しい気配にやっと気がついて、奥から店員さんが慌てて出てきてくれました。見れば、上品な?奥さん達が、自動ドアの隙間に手を入れてワーワー騒いでいるのですから、何事?の光景だったと思います。「今日は土曜日でたった今閉店したところだったんです。」と聞いて、全員言葉を失いました。閉店!ドアが開かなかったのはそういうことだったのです。故障じゃなかった。閉店だった。ならば開かないのは当たり前なのに、常識外れのこの大胆不敵さ。ホントに失礼いたしました。
お店の方は、ご親切に私達のために自動ドアの電源を再度入れてくださり無事店内に。おのぼりのオバサンは、こうやって無事にこの老舗のお煎餅を買って帰ることができました。(実はここのお煎餅、主人の亡くなった父親の好物でした。)
お店を出て安堵したら、今自分たちがやってしまった恐れを知らない行動にやっと気が付き、入る穴もない銀座の歩道でオバサン達は腰を折り曲げて涙を拭きながら、笑ってしまいました。娘さんまで巻き込んでしまった「オバサン道中」でした。
このオバサン、急にうれしい悲鳴をあげて、「買う!買う!」とガラスの自動ドアの前に。しかし、ドアはなぜかビクともしません。店内は電気がこうこうと点いているし、とても定休日には見えません。「え?ドアが故障してない?」 ドアの前でドタバタ動き回っても変化なし。ドアを叩いて「すみませ~ん」と言っても中からは何の反応も認められず。
「え~~~???これって変!故障してない???」 「え?故障してるの?」「じゃ、手動で開けてみたら?」 なんと、このオバサン達、隙間に手を入れて、引き戸の自動ドアを怪力で開けてしまったのです。頭が入るくらい両側に開いたのですが、開いてみて初めて、「これって尋常な入り方じゃないよね?」と気がついたのです。そうです。確かにこれじゃ公然と店舗へ不法侵入の形です。なにしろ、力づくでこじ開けたのですから。
そんな店先の騒々しい気配にやっと気がついて、奥から店員さんが慌てて出てきてくれました。見れば、上品な?奥さん達が、自動ドアの隙間に手を入れてワーワー騒いでいるのですから、何事?の光景だったと思います。「今日は土曜日でたった今閉店したところだったんです。」と聞いて、全員言葉を失いました。閉店!ドアが開かなかったのはそういうことだったのです。故障じゃなかった。閉店だった。ならば開かないのは当たり前なのに、常識外れのこの大胆不敵さ。ホントに失礼いたしました。
お店の方は、ご親切に私達のために自動ドアの電源を再度入れてくださり無事店内に。おのぼりのオバサンは、こうやって無事にこの老舗のお煎餅を買って帰ることができました。(実はここのお煎餅、主人の亡くなった父親の好物でした。)
お店を出て安堵したら、今自分たちがやってしまった恐れを知らない行動にやっと気が付き、入る穴もない銀座の歩道でオバサン達は腰を折り曲げて涙を拭きながら、笑ってしまいました。娘さんまで巻き込んでしまった「オバサン道中」でした。