アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国軍艦、尖閣付近で反復航行 防衛省「特異な動き」と注視 (時事通信)

2015年11月13日 | 安全保障と南シナ海紛争
中国軍艦、尖閣付近で反復航行=防衛省「特異な動き」と注視
時事通信  2015/11/12-23:06)
 
 防衛省は12日、沖縄県・尖閣諸島付近で、中国海軍の軍艦1隻の航行を確認したと発表した。同艦は、領海侵入はないものの、接続水域の近くを東西に反復して航行。防衛省は「過去に見られなかった特異な動き」として、自衛隊が動向を注意深く監視している。
 これに関し、政府は外交ルートを通じて中国側に対し、「関心を持って見ている」と伝えた。
 防衛省によると、軍艦は中国海軍のドンディアオ級情報収集艦。海上自衛隊のP3C哨戒機が11日午後5時ごろ、尖閣諸島南方の接続水域外側を西進しているのを確認した。その後、12日午後7時ごろにかけて、方向転換して東西に反復して航行していたという。
 防衛省では、同軍艦の航行について、通信傍受が目的ではないかとの見方も出ている。 




南シナ海「法の支配」訴え マニラで日米首脳会談 トルコへ13日出発・安倍首相 (時事通信)

2015年11月13日 | 安全保障と南シナ海紛争
南シナ海「法の支配」訴え マニラで日米首脳会談-トルコへ13日出発・安倍首相
時事通信 2015/11/12-19:36)

  安倍晋三首相は13日、20カ国・地域(G20)首脳会議など一連の国際会議に出席するためトルコへ出発する。23日まで続く外遊を通じて首相は、日本の経済政策について発信するとともに、南シナ海の問題をめぐって米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と連携。海洋進出著しい中国に対し、「法の支配」の順守を迫る強いメッセージを発したい考えだ。

 G20で首相は、新興国経済などをめぐり各国首脳と議論し、アベノミクス新3本の矢をアピールする。トルコ滞在中に9月に就任したオーストラリアのターンブル首相と会談するなどし、17日にいったん帰国。18~19日にはフィリピン・マニラでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、21~22日にはマレーシア・クアラルンプールでASEAN関連首脳会議に出席する。
 
 日本政府関係者によると、オバマ大統領との日米首脳会談は、APEC期間中に開かれる方向となった。南シナ海情勢に焦点が当たるASEAN関連会議を前に、日米の結束を確認する狙いがある。マニラでは日ロ首脳会談の調整も進めていたが、プーチン大統領がAPECに参加しないため、G20の場を利用した会談を模索する。
 利害が食い違うASEAN各国とのマレーシアでの会合では、南シナ海への中国の海洋進出をめぐり複雑な駆け引きが展開されそうだ。日本は米国とともに、中国に「法の支配」を迫る文言を議長声明に盛り込むようASEAN側に働き掛けているが、中国の反発は必至とみられる。 
 
 首相は12日、首相官邸で面会したインドネシアのセトヤ・ノファント国会議長に対し、南シナ海問題について「日本と同じ声で発言することをお願いしたい」と述べ、連携を促した。


インドのモディ首相が訪英、90億ポンドの商談成立へ (ロイター)

2015年11月13日 | インド・南アジアニュース
インドのモディ首相が訪英、90億ポンドの商談成立へ
ロイター 2015年 11月 13日 07:48 JST

[ロンドン 12日 ロイター]

インドのモディ首相は12日、英国を訪問し、ロンドンでキャメロン首相と会談した。首相訪英中、英国とインド企業は90億ポンド相当の商談をまとめるとみられている。印首相の英国公式訪問は約10年ぶり。

キャメロン首相は、共同記者会見で「英国はインドの最大のパートナーとなり、野心的な計画を金融面で支援する」とした述べた上で、「ロンドンをオフショアルピー取引の国際センターにする」意向を示した。

キャメロン首相はまた、モディ首相の訪英中に、英印両国の企業が90億ポンド相当の新たな「協力」について発表することを明らかにした。

英印企業の商談について、キャメロン首相は詳細には踏み込まなかったが、英国政府はその後、ボーダフォン による13億ポンド(約19億8000万ドル)の投資など6件が成約したと発表した。

また、クリーンエネルギーなど環境分野の協力拡大でも合意した。