ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

スペア手?付き(笑)

2007-01-18 07:40:41 | Tolkien・映画
Sideshowでファラミア見っけ。(最初,ちらっと見た時豆兄貴かと思ってた。。。(汗)) しかし実は我が家ではダーリンが怖がる(笑)+ほこりが付いたらかわいそう,なので,フィギュアの類は一切買えないんですよ。(泣)お値段的にも,全然オッケーな額なんだけど。。。

よくみるといろんなポーズがあるので,へぇ~~随分柔らかいんだなぁ(爆)‥‥と,感心しながら,仕様をよく見ると。。。。

Two sets of interchangeable hands

ええええ?! 何じゃこれは~~~(爆)
しかも「hands」手?
腕は曲げたり伸ばしたりできるのでしょうか。。是非現物を手に取ってみたい所なんだけどなあ。。。それにしても,本体とは別に,「手」が2つ,余計に入っているって事なのよねっ。(^o^;)

実はEXCLUSIVEバージョンもあります。え?2種類あったの?とぬか喜びしたら,そういうわけではなくて,壊れた角笛のおまけ付き。しかもお値段据え置き,と,あったら,当然?売り切れ中。(汗)

ところで,PJのもありましたが,何でこんなにお値段違うのっ? だいたい,付属品に「レゴラスの矢」忘れてるよ(爆)

ただ,私としては,お勧めは,このレゴラスとギムリ。なかなかカッコいいでしょ。

棚から‥

2006-05-09 00:45:30 | Tolkien・映画
牡丹餅,ではなくて(笑),今朝仕事に行く準備をしていた時,長い間ずっと整理してなかった棚から,ROTKのプログラムが落っこってきました。映画のプログラムって滅多に買う事もないし,買っても後から読む事も殆どなかったのですが,ちょっと時間があったのでパラパラ見ていたら,LOTRの翻訳版の共訳者の田中明子さんの文が目に留まりましたので,軽く読んでみました。

う~~む,とてもやんわり優しい言い方をしていらっしゃるのですが,映画に対してちくり,ちくり。(笑) 特に,映画の中での恋愛の描かれ方や,ラストの駆け足について。さすがは,おそらく現在日本で最も原作を理解していると言ってもよい方,本当にいろいろな事をよくご存知です。原作ファンとしては,今更ですが,思わずニンマリしてしまいました。また決して角が立たないその表現力も,プロの物書きの方は違うなあと感心させられてしまいます。

そう言えば,あの頃,皆血圧を上げて,療病院と掃蕩のすっぽ抜け問題にカッカしていたんだったよね,という事を思い出したのは夕方頃でした。(笑)

今頃こんな事を‥

2006-04-16 09:54:24 | Tolkien・映画
サー・イアン・マッケランが今頃になってこんな事を言っています。このリンクはすぐ切れてしまう可能性があるので,抄訳(笑)を。。

マッケラン氏,LOTRは失敗ではと懸念
LOTRで年老いた魔法使いガンダルフを演じたサー・イアン・マッケラン氏は,映画LOTRは,BOXオフィス上の大失敗になるかもしれない,と,考えている事を認めた。

このベテラン俳優は,ピーター・ジャクソンが監督した三部作を「高くついたホーム・ムービー」以外の何物でもないと恐れている事を明らかにした。「多分,世界中で1番高いホーム・ムービーじゃろな。」

「あれは映画制作者の能力の限界を超えておった。彼らは撮影の前日に台本を書いていたのじゃからのう。」

「最初はなんとかまとまったの。2番目のは,う~む,じゃのう。3番目は,なし,じゃな。」

明らかに,マッケラン氏はピーター・ジャクソンがROTKでアカデミー賞監督賞を取るのは時期尚早と考えていたようだ。


FOTRサントラ完全版が届きました

2005-12-17 02:39:05 | Tolkien・映画
今日,無事に届きました。本を模したようなデザインで,中にリボンが付いていて,まるでクリスマスプレゼントです。(やっぱり年1度になるのか‥(汗))1年かけて読んだ(まだ少し残っている(汗))HoME,FOTRの下書きを思い浮かべながら,聴いてみようと思っています。まだあまり聴いてないんですが,「これこれこれ,これを聴きたかったのよ!」というような曲(Flaming Red Hairとか,The Passing of the Elvesとか),あるいは構成,が一杯です。

ところで,「Flaming Red Hair」って誰の事? (ポッタリアンでもある私は全然違う人の事を思い浮かべてしまうのですが)

フェローシップ通信+雑談

2005-10-14 23:47:40 | Tolkien・映画
もうSEE上映会もほとんど終わり,メール来ないかと思って,メール振り分け機能からもはずそうかと思っていたのですが(笑),ひさびさにフェローシップ通信が来ました。(よく考えてみれば,いつになるかわかりませんが,ホビットの冒険が映画化されるかもしれないんで,それが終るまでは,メール振り分けに残しておいた方がいいですね。(笑))

一瞬,値段も発売時期も同じ位なので,例のFOTR完全版サントラの話かなと思ったら,何と,劇場版トリロジーBOXセット。ホント紛らわしいったら! あやうく大勘違いする所でした。(笑) でもFOTR完全版サントラも,日本版正式発売が決まったら,またフェローシップ通信が来ると思いますが,どうでしょうか。

ところで,トリロジーBOXセットではなくて,その完全版サントラの方の話ですが,実はちょうど,アメリカ版を買えば,到着は遅れるけど1000円近く安くなるので,日本で買おうか,アメリカで買おうか,迷っている所です。でも,時期的にもクリスマスで混んでいるし,海外から送ってもらうとそれだけリスクも大きいんで,今回は,高いのを我慢して,日本のamazonからにしようかな~と思い始めています。

1度ハリポタの朗読CDで味をしめましたが,アレは値段的にかなり差が(3000円位)あったので,リスクを犯す価値はありましたけどね。それに発売元がイギリスで,アメリカよりは信頼できたし。(笑) (実は1度US版ハリポタ朗読CDで,不良品掴まされた事があります。その時は日本のamazonから買った物だったので,簡単に交換してもらえましたが)

FOTRサントラ完璧版

2005-09-17 08:17:01 | Tolkien・映画
昨日から突然,ハリポタ系ネタバレサイトに,堰を切ったように,GOFの映像がたくさん露出してまいりました。トレーラーだけじゃなくて,テレビコマーシャルなど,今まで見た事もない刺激的なネタバレ映像が一杯です。いよいよ,映画公開まであと2ヶ月なんですね。

その勢いで,魔法使い系ファンタジーなんでもござれ(笑)ネタバレサイトの,「Wizard News」を見ていたら,こ~んなニュースが‥! 最近,SWブームやら,HBP本ブームやら,GOF映画ブームですっかり影を潜めてましたが,ついにHoward ShoreのLOTRサントラ完璧版の第1弾,FOTR版が,それもGOF映画公開とほぼ同時期の11/22に発売になるそうです。

もうそろそろキングコングも公開になるから,PJも手が空くだろうし,これでLOTR出し惜しみが一気に,出てくると,いいですね!

でも正直言って,「1年に1回」×3,は勘弁して欲しいですね。

それにしても,こんな大事なニュースが,今(9/17 8時)現在TORNにもWOTRにもまだ載っていません。ガセネタではないかとちょっと気になるのでした。

ひさしぶりにFOTR SEE

2005-05-27 16:18:31 | Tolkien・映画
を鑑賞しました。と,言っても家で観ただけですが。

どの位久しぶりか,と,思ったら,1月末のトリロジー連続上映イベント以来でした。今回の環境としては,日本語,英語,の字幕を取っ払い,エルフ語の時に英語の字幕が出るのみ,としました。実は,メニュー画面の「設定」から,字幕なしにすると,こうなるんですね。いや~知りませんでした。字幕なしにする時は,いつも映画が始まってからリモコンで「字幕なし」に合わせていました。これだけだと,エルフ語の時も何も字幕が出ず,エルフ語も聞き取らなくてはならないという‥‥(爆)

さて,何度も観たFOTRですが,今回のブランクは結構長かったです。しかもその間に,ROTK SEEのコメンタリー等をじっくりチェックしたり,ニュージーランドに旅行に行ったり,BBC版ホビットの冒険を聴いたり,HoMEを読み進めたりとかしましたから,今までなら思いもよらない所に気がつきました。

今回は,ちょうどサムがいよいよHoMEに名乗りを挙げた辺りでしたので,その効果だったのかどうかは定かではありませんが,サムの初登場シーンを見ていたら,彼は初期のシーンでは実は意外にもセリフが少なかったのですが,何気に花を持ったり,ロージーを見ていたり,いかにも重要人物だというような登場のさせ方がされていたんですね,という事に気が付きました。

原作ファンでも,FOTRにまで文句をつける人は少ないと思っていましたが,さすがにHoMEで,ビルボのお誕生日パーティから,ビンゴ(フロド)が袋小路屋敷を出発するまでの話の成立の過程を見ていたら,映画でのこの辺りの構成は,やはりちょっと寂しいかなあ,でも映画でできるだけ手短に話を紹介するにはしょうがないのかなあ,と思いは複雑ですね。特に,今だから,あれれ~?と感じたのは,ビルボが床に指輪を落とし,フロドが拾うというのがいかにも映画的な演出だったりとか,袋小路屋敷を出発したのは映画ではフロドとサムの2人‥これはおそらく,フロドとサム,メリーとピピンという組み合わせを強調する為だったのでしょうが‥‥,ゴラムに関する「pity」問答が映画では袋小路屋敷には入ってなくてモリアに行ってしまった事,そして何より気になったのは,映画でのフロドの年齢です。フロドというキャラの設定は,あくまでもホビットの冒険のビルボに近かったんですよね。そういう所が,HoMEで今読んでいる部分でも「ビンゴおじさん」に出ていて,はっとしましたね。

ブリーで馳夫さんに会えますが,Trotterに出会って以降初めて見る馳夫さんを見て,私は何故か後で出てくるファラミアとのペアリングを強く感じてしまいました。いやこれは,衣装さんの差し金もあるとは思うのですが,HoMEではまだアラゴルンには会ってなくて,どういういきさつで生まれたキャラなのかは,私に取ってはまだ謎です。それにしても,どちらもレンジャーだし,エオウィンは最初アラゴルンと結婚させられる予定だったりとか,実際いろいろ縁の深い関係ですから,どこから出てきたのかを追求するのは,面白そうです。

それにしても,観れば観るほど,PJ達の意図が明らかになってくる,‥アセラスの名シーンをアルウェンの登場にやってしまうとは。フロドが白いドレスのアルウェンを見る事に,一体どういう意味があるんだか。観れば観るほど,怒りがこみ上げてくるなあ。。(汗)
ただ,実は私は,別に皮肉ではなく,素直に,この地味な乗馬服姿のアルウェンは,この映画中の他のどのアルウェンより好きは好き,なんですけどね。

裂け谷で,アラゴルンが初めてボロミアに出会う所は,その裏で,ガンダルフとエルロンドが,人間にこの地を委ねる事ができるのか,という会話をしていた事もあり,私はマルベスのこの予言を思い出してしまいました。
Though a choice will come to the Dunedain, and if they take the one that seems less hopeful, then your son will change his name and become king of a great realm.
ボロミアファンのPBの差し金ですが,でも確かに,ボロミアはアラゴルンを王に就けるか否か,1つの選択を担ったドゥネダインだった事は間違いありません。マルベスの予言はなかなか意味深いです。

そして,レゴラスを見た時(ついこの間キングダム・オブ・ヘブンを観たばかりで‥),思わず,「若い!」 あ~ついに,指輪俳優さんを,「あの頃君は若かった」と,思うような時代になってしまったんですかね。(大汗)

それともう1つ。裂け谷の風景です。滝が幾つもあるのが印象的ですが,これはニュージーランドを代表する観光地,ミルフォード・サウンドというよりミルフォード・トラックの方の,ホンモノではありません(おそらく映画の撮影許可は出なかったのでしょう)が,とっても意識して作られていますね。建物がなければ,結構近いと思います。やはりミルフォード・トラックのような場所にある,という想定なんでしょうね。

‥という事で,前半に集中してしまいましたが,久しぶりにFOTRを観た感想でした。

フェローシップ通信終了

2005-05-10 08:13:29 | Tolkien・映画
ついにフェローシップ通信も最終号なんですね。パスポートサイトも終了。不真面目なLOTRファンの私は,リングコンプリートもキングコンプリートもできませんでしたが,くじ運もよくないはずなのに行かせて頂いた1月のSEEトリロジー連続上映会は,楽しかったです。

これでついに,2年半に及ぶ(私の場合FOTR SEEを買った所からですので)ロード・オブ・ザ・リング生活も終了なんですね~。1つの時代が終わったって事ですか。‥2年半! 元からの原作ファンで映画の公開を待っていた方々の半分ほどの期間とは思いますが,濃ゆ~い2年半でした。

とは言いましても,トールキン生活はまだまだ続くと思います。HoMEも2週間空けてはいますが,それは単に他の読書の都合だけでして,今週後半には再開致します。

"Anticipation" and "Flattening"

2005-04-16 03:34:05 | Tolkien・映画
今日はまたまた読書資料を会社に置いてきてしまったので,いつぞや紹介した事のある,トールキンの原作の映画化に鋭い批判のお言葉を唱えたJanet Brennan Croftさん(その記事は,こちらのカテゴリーでThree Rings for Hollywood(1)~(4)という所にご紹介してます。)が,今度はPJ映画を斬った,この記事の2番を訳してみました。

元々の題材から悪意に満ちているのか,それとも私の要約が悪意に満ちているのか,定かではありません。怪しいと思ったら原文を確かめて下さい。


ジャクソンは1980年代後半に低予算のホラー映画を自国のNZで作っていた。Creative Screenwritingという雑誌のインタビューによれば,彼は18才の時1度きり指輪物語を読み,その後17年後に映画化のアイディアが頭に浮かぶまで全然読まなかったと言っている。当時彼はホラーのジャンルを離れてファンタジーに移り,コンピュータを使った特撮をやりたかったのだ。題材は指輪物語でなくてもよかった。フィリッパ・ボウエンズはもっと話を詳しく知っていた。子供の頃から取り憑かれていた。しかしジャクソンと妻のフラン・ウォルシュに声をかけられる前は,映画の台本をやった事はなかった。

最初の映画の評判は凄かった。2001年12月19日に公開されるなり,ベタ誉めの評価が上がった。しかし,皆がPJの映像を褒め称えたわけではない。観客の評価は驚くほど分かれる。長い間の原作ファンはとても失望した。PJの映像はトールキンの想像から逸脱していると,そしてまた2002年12月に第2作が出るとなお一層それは大きくなった。過去にトールキンの映画化に関わった者はやはり同じ評価を受けている。何故トールキンファンはそのように怒るのか? バクシ映画についてのこのレビューがそれを物語る。「大事な事は,私達はずっとそこにいたという事だ。だから,『そうだその通りだ』とか『いやいやいや,全然違う』と言えるのだ。」Rankin and Bass Hobbitのレビュアーによれば「観客はオリジナル版を知り尽くしていて,模造品との区別がはっきりつくのだ。彼らの見たバクシへの批判の中で,そのままPJ版に当てはめる事ができるものがある。それは「くずの中に散らばった宝石,不適切にセットされ,傷つけられ,間違えてカットされた」ジャクソンの映画の中には,完璧に近い描写もある。しかしそれらはあいにく,本をよく知る読者にとって,全然嬉しくない,PJがオリジナルにとんでもない味付けを加えた部分,に比べてずっと勝っているのだ。この映画にはまるで2つの全然違うクルーが働いているんではないか? 一方はトールキンのビジョンに忠実に従い,セット,ロケーション,衣装その他に気を遣い,一方はただ単に,大衆を楽しませる事だけに興味があるようだ。

トールキン学者のWayne G. Hammondは,こう言っている。

残念な事に,ジャクソン版の「旅の仲間」は,全体的に派手でハイテクな冒険談でトールキンの話を書き換えているだけだ。このような書き換えはホラー映画のスペシャリストであるジャクソンなら(まあ)できない事はない。ジャクソンは「旅の仲間」の複雑で重要な主題をアクション映画に貶め,キャラクタは放棄され従属させられ,感傷的で臆病でロマンティックなものに変えられた。

Chanceはさらにinfantilizationに,何人かのキー・キャラクタについて,次のようにコメントしている。Hammondも指摘したように「ほとんどのキャラクタは,本のキャラクタの影でしかない。ひ弱で減衰されている(特にフロド),もしくは失礼で漫画みたい(ピピン,メリー,ギムリ)だ。」 Carl Hostetterは,「ほとんどの高潔で誠実なキャラクタから,組織的にその高潔さと誠実さが抜かれている。苦しみ(アラゴルン)と弱虫(フロド)が与えられる。これは本当にジャクソンの原作に対する考え違いか? 非常に多様な思いやりのあるトールキンについての研究において,そのような勘違いに対する言い訳があるのか?」

またThree Rings for Hollywood?

2005-02-23 00:56:19 | Tolkien・映画
また(毎度の事?(笑))ファイルを置いてきてしまったので,今日はまたちょっと違う事を書きます。
ちょっと前に,Janet Brennan Croftさんという人が書いた,LOTRの映画化の歴史のような事を書いた小難しい論文のような文章を紹介した事がありますが(これこれこれこれ),またまた続きを見つけました。原文はこちら。どうやらかなり厳しい原作ファンの意見のようで,必ずしも一般のファンが賛成できる事ばかりではないかもしれませんが,あまりバカバカしくなければ,そして暇があれば,またいつか訳してみようと思います。‥ですが,興味のある方は,まず原文をどうぞ! (すみませんが,この話を突っ込めるようになるのは,3月半ば以降になりそうですので。。)

ところでこの中に,非常に気になる一文を見つけてしまいました。
he (PJ) said he had read The Lord of the Rings once at the age of 18, and never looked at it again until “the whole idea of doing the film came up seventeen years later.
え?まじ?そーいう事だったの? PJってホントに原作知ってんの?と疑った事は度々あるのですが,なんか心配していた通りだったかも?

Run!Run!Run!