その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

四十八滝温泉

2010年07月21日 | 温泉
 18日、大館では第一回ハチ公ヤートセ祭りなるものが開催されて、交通規制が敷かれていました。その人ごみを横目で見ているうちに嫌気がさし、市のはずれにある四十八滝温泉に向かうことになりました。


 建物自体は相当古いです。でも古い=きたない、ではありません。ここは掃除が行き届いていて気持ちがよかったです。廊下や浴槽はピカピカでした。庭もよく手入れされ、草が見当たりませんでした。
 

 以前ウォーキング仲間から聞いてた話では、隣の雪沢温泉と泉質は一緒でも、四十八滝の方は水を足したりして温度調節をしていないので、体に効くということでした。そのため湯温は熱めでした。おそらく43~44℃ぐらいかと(泉温50.2℃)。泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(旧:含芒硝-石膏泉)、掛け流し、PH8。飲泉可。営業時間も6時~21時と長いです。入浴料も一般230円と激安ですが、高齢者は150円ともっと安いです(石鹸、シャンプー類はありません)。

 なので地元民と思われる人たちが大勢入ってきました。なにげなく話を聞いていると、「もう少し金使って遊べよ、あの世にもっていけるわけないんだから。」「でもオレは働くことしかできないから。」年格好からして、私の親父と同じぐらいでした。この人達が日本の高度経済成長を支えてきたんです。そこへいくと私なんぞは、ぬるま湯にどっぷり浸かっているわけですよ。入っているお湯が熱かっただけに、身に沁みる話でした。

 券売機があるのに、入り口に管理人さんがいて券を受け取っていました。二言三言でも管理人さんと会話を交わせるのが、こういう温泉には必要かもしれません。それとも230円までも踏み倒す鬼みたいなヤツがいるからかなww

【四十八滝温泉】
秋田県大館市雪沢字大滝66
0186-50-2031
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