その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

岩手山網張温泉口(2)

2016年06月21日 | 登山・トレッキング



 ゴンドラの第3リフトを降りると、木道が現れ面白い形の展望台が出てきます。進行方向先には岩手山がちょっと頭を出してますが、この時点では気付かない人が多いかも。眼下は盛岡市街地。


 乳頭山、秋田駒ヶ岳方面。左手奥には廃止になった小高倉山のリフトも見えました。


 ムシトリスミレ。


 イワウメ。


 コミヤマカタバミ。清楚な感じの花です。縦縞に気品があります。


 ミネズオウとコメバツガザクラ。どちらもまだ早いのかツボミが多かったです。花が小さいので興味がないとスルーしてしまうでしょうね。


 鬼ヶ城の山頂へ向かうルート。峻険な岩峰が続いてます。


 イソツツジとアカモノ。


 アサノハカエデの花。



 鬼ヶ城コースは1,600m付近から引き返しお花畑へ。お花畑は、人の手を加えないと再生できない感じですね。今の状態ではお花畑とは呼べません。当初計画では、鬼ヶ城から不動平避難小屋経由でお花畑へ周回するつもりでした。今回は花が目的でしたので途中から引き返しましたが、時間的にムリしてると思われる人が散見されました。特に若いカップル。岩手山はどのコースも時間がかかりますので、最悪山小屋で1泊する装備で臨んだ方がいいでしょう。日帰りだと相当ムリすることになりますので、帰着時間(理想は15時)から逆算すべきでしょう。あれだけ晴れてて気温も高かったのに、ガスがかかってきて黒倉山を過ぎたところの地熱地帯は風が強くなってました。様相が一変すると気持ちにも余裕がなくなってきます。標高が下がると再び暑さが戻りましたけど。ちなみにこれでもリフトを使わなかったため、(6:40~15:15)29,500歩21km弱の歩きでした。

PS;何のために山に登るのか!? 全ては美味しいビールのために。先ごろキリンから47都道府県の一番搾りが発売されました。秋田、青森、宮城と飲みましたが、アルコール度数が5%だったり6%のもあったり味にも変化が。秋田の場合には、当然県産ホップとあきたこまちを使用してます。それと一言添えられた文言がまた面白いですね。「練習で、乾杯で、締めで。とことんもてなすのが秋田です」とあるように、秋田県人は乾杯する前に『練習』と称して飲んでしまうのです。その地元の慣習をよく盛り込んだものだと感心しきり。
コメント
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