その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

なんちゃって現代用語(1)

2008年03月30日 | なんちゃって現代用語
 最近使われる用語について、調べたり考えてみましたが半分はわかりませんでした(汗)

リバースモーゲージ 【reverse mortgage】
高齢者が生活費や医療費、福祉サービス費を支払っていくのは、年金だけでは大変です。そこで自宅の土地を担保に融資を受け、契約終了後あるいは死後売却して返済するというものです。通常の住宅ローンとは逆ですね。また契約後も自宅に住み続けるため、一括で支払われるわけではなく、年金という形で受け取ります。しかし、ちょうど満額の時点で死亡するということはまずないので、早くても遅くても(満額を越えて長生きした場合)リスクとなります。

金融機関の商品
・東京スター銀行…新型リバースモーゲージ「充実人生」
・中央三井信託銀行…「中央三井のリバースモーゲージ」

土地の評価額の変動によって担保割れすることもあったりで、商品化が難しいようです。結局は高額不動産所有者が対象だったりで、庶民が恩恵にあずかるには問題が山積かと思います。

グローバル化【globalization】
グローバライゼーション、「地球規模化」。中国語では「全球化」と訳されるそうです。国境のボーダレスという点では、インターネットが情報のグローバル化と言えます。規制緩和とか世界同時株安なども広義にはグローバル化と関係してきます。フィリピンの介護士受け入れ、なんかもその流れではと。つまり、モノ、金、情報だけでなく、ヒトの流れもグローバル化には必要です。

先日NHKスペシャルで、グローバル化などによる自給率の低下で危機にさらされている日本の“コメ”の現状に迫る、と題した番組をやってました。世界貿易機関(WTO)が農業の市場開放を議論する中、大規模化に向かって日本の農業政策は大きく転換しました。その結果零細農家は支援を減らされ、後継者不足とダブルパンチです。大規模化を40年もやってきた秋田県大潟村ですら、ほとんどの農家が巨額の負債をかかえているのが現状です。

浅田秀次郎早大教授は、次のように述べられています。「グローバル化」のもたらすベネフィットとコストの観点からみると、ベネフィットは世界規模での効率性の追求、それに伴う経済の成長ないし所得の増大であり、コストは不平等ないし格差の拡大と不安定性の増大であると思う、と。

なおグローバル化には、政治・経済だけでなく異文化交流や地球環境問題なども含まれます。

アウトソーシング【outsourcing】
「外部委託」と訳されますが、外注、外製ともいいます。昔は「下請け」と言ってたものですが、今は「協力会社」と呼んでるようです。人材派遣と同義に使うこともあるようです。そういう点では、アウトソーシングの専門性というのは考慮されてないですね。グローバル化に伴って、国際分業が進んでいくと国を越えたアウトソーシングも盛んになってきますが、日本のように技術立国にとっては技術や資本の流出がおき、疲弊していくような気がしないでもないです。

ユビキタス【ubiquitous】
ラテン語のUbique「いつでも、どこでも」を表す言葉に由来。wikiによると、それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことだそうです。
コンピューターやロボットが究極的に発達した社会ということでしょうか !?

デジタルソリューション【digitalsolution】
デジタル関連技術とマルチメディアに関連したIT技術らしいんですが、概要がつかめません。solution は解決とか解決策ということなので、デジタルによって解決されることを指すんでしょうが、何のことやら。。

知的イノベーション【innovation】
これも最近よく目にする言葉ですが、イノベーション(技術革新)との違いがよく分かりません。。
コメント (2)
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