日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

罰金500万元

2011年09月10日 | 経済動向
ニュースより

安全事故、隠蔽に500万元の罰金

『京華時報(A05面)によると、中国国家安全生産監督管理総局は6日、労災事故に関する法規を見直し、事故後の報告に偽りが発見されたり、事故の隠蔽(いんぺい)が発覚したりした場合、500万元(約6千万円)の罰金を科すことを決めた。

隠蔽の定義も見直し、従来の「故意に事故発生の事実を隠し、関連部門の調査で隠蔽が証明された場合」から「事故発生の事実を隠し、規定日数以内に関連部門への報告を怠り、その事実が証明された場合」に修正された。

企業の責任者が事故の隠蔽を行った場合、1年間の収入分の罰金が科せられることも決まった。(北京時事)』

決めるのは仕方ないとは言え、この金額は何なんだ。 中国は規則があって抜け道有り、その前に守らない。 そこで、罰金制度は会社でも導入するところがある。 その金額も意外と大きい。 その筋は、営業停止を武器に罰金を振り回す。

何でも罰金を言い渡す国だが・・・・ そこがまた次の手があり、交渉する枠が必ずある。 誰と交渉するか言うまでもない。 差額は?? いやなにおいが漂ってきそうなグレーゾーン。 仮にこの枠を上乗せした金額だとしても、あまりにも大きすぎないか?

ここまでする必要があるということは? 相当数の隠蔽が行われているという事か。 事故を発生させた時点で、グレーゾーンがあり、隠蔽しなくても場合(対応)によっては罰金もある。 一体何を目的としたものか理解できない内容だ。

グレーゾーンの罰金を決めた方がいいのではないか。 あえて言わせてもらえば、高速鉄道の事故は? まず、自らを清めたら。


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