日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

あなたの『人民度係数』は ?

2010年09月29日 | 大連生活
『人民度』 『民族度』チェックなるものがあるらしい。 中国に駐在している日本人がどれだけ中国人に近づいているか・・・・というもの。 チェック表なるものは見た事はないが、普段これに似た話はよくしており、大体想像できる。 中国人と接すると、明らかに日本人と違うというポイントは明確なのだ。  

正直なところ、中国人に近づいたからと喜ぶ人は一人もいない。『まずいっ』と感じる瞬間だ。 それが、日本人だけの時とか、日本へ一次帰国した時に出るから困ったものだ。恥ずかしさを感じる。駐在者ならみな経験があることだろう。

少し例をあげると、
・ 信号を守らない ・ 割り込みをする ・ 運転が荒い
・ 舌打ちをする  ・ 相手に対してしゃべり方がずさんになる
・ 値切る  ・ 目で指示する   ・ 適当に返事する  ・ 道を譲らない
・ 強引  ・ タクシーは助手席に乗る  ・ TPOを気にしない 
・ 列車で席に座れる。(普通は割り込まれ、押し出され座れない。)

(この辺で・・・)

確かに日本人ならひんしゅくを買う行動だ。 そのほとんどは、日本人が最も気にするマナーに起因する。

しかし、いい面では、
・ 声高で堂々と意見を言う  ・ ????  (他に思い当たらない)

これはいい事かもしれない。

いずれにしろ、日本人にとっては人民度は低いほうがよさそうだ。

でも、人民度が低い人はこれらに常に立ち向かっている訳で、ストレス、疲労が蓄積するばかり。 では、慣れるものだろうか? これがマナーに関するものだけに、突然された方は “カチン” ときてしまうのだ。 

逆に

今月、日本で2年間研修した中国人が戻ってきた。彼らが口をそろえて言ったのは、まず、『日本はきれい』(これはごく定番の答え。) 次に『お店で物を買う時の笑顔とサービスがうれしかった。』 逆説的に『中国の道を渡る時、怖い』 それと指導者への感謝の言葉だった。 まともじゃん。 

彼らに、あえて日本の悪いところ、いやなところをしつこく聞いたが、せいぜい、雨が多い・・・・。 すぐ、ほめ言葉に代わった。

これだから理解できないのだ。 では、人に対してそのように接すればいいじゃないか・・・・なぜしない。 この辺が、中国文化を理解するカギがあるように思えるのだが

* 全ての中国人ということではありませんので、あしからず。 

ちなみに・・・・
日本にいる外国人が日本人に近づくことを・・・『畳化』と言うらしい。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
横断 (丹丹)
2010-09-30 12:22:58
・ 信号を守らない。
私は 中国で信号機のない道路を 上手に横断できるようになった頃 帰国するので 日本に帰っても ついつい 信号機のない大きな道路を 渡ろうとしてしまいます。
さすがに信号無視はしませんが

・ タクシーは助手席に乗る
この理由は 「このタクシーは客が乗っているぞ」とわかるようにする為 でしたか?

話すためでは? (不好意思)
2010-09-30 14:16:38
私・・・・信号がないところを横断しています。(笑) 結構係数は高いかもしれません。タクシーですが、たぶん、運転手と話すためでは? それと相乗りもあるし、指導権を握るためでしょうか? ちなみに、私は必ず後ろの席です。 中国人はタクシーの運転手と具体的に給料の話をしますからね。とても信じられません。
挨拶の仕方 (スクラップボード)
2010-10-01 19:16:22
前夜食事を奢った職場の人に朝の挨拶しても、昨日のお礼は絶対云わない。「昨日はご馳走になりました。」というと次に又奢ってというお願いを意味する・・・日本のTVで知りました。

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