作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 運転免許更新 】

2012-06-05 18:45:51 | 02 華麗な生活

兵庫県警本部別館に行って、運転免許証の更新を行なってきた。
往路はタクシーに乗ったが、帰りはJR元町駅から電車に乗った。
改めて神戸の町が、坂の勾配がキツイことを感じた。


よほど今回で更新をやめて、自主返納をしようかと思ったのだが、
六甲アイランドの中だけでもと、自ら理由付けて、最後の更新を
することにしたのだ。


最近乱視がヒドクなってきて、警察の検査の丸の開いている方向が
見え難い。それでも係りの人は、ニコニコしながら、「良いですよ」と
OKを出してくれたのだ。


何かのことで、また整形外科に通うことになるかも知れない。
神戸の南北の道は、大雨になれば、川を通り越して滝状態になる。

78歳になって五日目になるが、何も変化らしいことが無いから、
まあせいぜい安全運転を心がけることにする。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

181   ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 ラインとモーゼル 】

2012-06-05 17:47:15 | 02 華麗な生活

ドイツワインについて、フランケンワインが先に出てしまったが、
ドイツ人が誇るワインは、何といっても矢張りラインとモーゼルである。


その薀蓄については、平岩弓枝の『葡萄街道殺人事件』に詳しいから、
そしてワインの産地など、実名で出てくるから、あまりワインを飲まない
ボクが語るより、その本をお読みになることをお勧めする。


本の中にも出てくるが、ライン川の畔のワインの集散地といえば、
先ずはリューデスハイムである。その町のドロイテガッセ(つぐみ横丁)を
歩けば、シーズン中は常に人ごみで、とある店に入れば酔った挙句に
ドイツリートのひとつも歌わされる破目になる。


日本に入ってくるワインに甘口が多いので、ドイツワインは甘いと思い込んで
居られる節があるようだが、決してそんな事はない。
ライン川が広くて、流域のブドウ畑にも、よく日が射すし、それがモーゼル川に
なると、川幅も狭くなり、当然日照時間も短くなるから、自然に辛口になる。


日本で世界ソムリエ大会が、開かれたのは、およそ二十年も前のことだが、
東京で開かれた大会に誰を出すかを、三人のヴェテランが相談し、田崎シンヤ
が代表となって、既定通りに世界一のタイトルを手にした。


本当の日本一は、田崎ではなく、田崎を選出した三人の中の誰かであった。
ボクは偶々、その相談の時に、その中のひとりが経営するバーに居たのだ。


一人のチカラで世界一に輝いたかに錯覚している、田崎シンヤを見ると、どうしても
好きにはなれない。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

180   ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 フランケンワイン 】

2012-06-05 16:37:36 | 02 華麗な生活

ドイツワインといえば白だが、ドイツ人に言わせると
「ドイツで赤を飲んでいるヤツを見たら、そいつはフランス人だ」


ドイツとフランスは、今でこそEUの二大牽引車だが、長年にわたり
戦を重ね、領土も取ったり取られたりで、第二次大戦後フランス領
に入れられたアルザス地域の首都ストラスブールも、現地人は今も
ストラスブルグとドイツ語で表す。


政治の世界はまた別だが、庶民間では仏独は、まことに仲が悪い。


日本には輸入量も少ないようで、あまりお見かけしないが、フランケン
地域で生産される、白ワインには極上と言えるものがある。


ロマンティック街道の中心地、ローテンブルグの町の真ん中とおぼしき
辺りに建つ、ホテル・アイゼンフットの、ヴェランダで供されたワインは、
決してビンを見せてはくれず、樽から汲みだしたものをデカンタで堪能した。


市販されている、ビンは独特の形状で、平べったい円形のビン入りである。
何本か試したが、あの時のアイゼンフットの再現は成らなかった。


デカンタを二個、盗んで来たのだが一個は95年の神戸を直撃した震度7
でやられて微塵となった。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

179   ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 平治の乱 (歴史エッセイ114) 】

2012-06-05 14:38:32 | 05 歴史エッセイ

保元の乱だけでは、片手落ちだから平治の乱も書く。
3年が経った1159年に、勢力を大きく欠いた源氏と
逆に勢いを伸ばした平家が争った戦である。


今回も信西の企みなどが原因として上げられるが、
実際は藤原氏の権勢を、清盛の平家が奪い取った結果を生んだ。


保元の乱でのヒーローは、鎮西八郎為朝であったが、
平治の乱でのそれは、悪源太義平である。


清盛の長男、重盛と義平が、御所の前で左近の桜、右近の橘を
めぐり戦ったと伝えれれているが、早く死んだ者は美化される代表で、
重盛に悪源太の名で知られた義平に勝てるはずがない。


ただ桜と橘の二本の木をめぐって、重盛はただ逃げに逃げた。


義平は若くして、父義朝の命で、義朝に代わって坂東武者を
統御していた、叔父義賢を討ったことで、悪の呼び名を得た豪の者。
重盛ごときに、手を焼いたとも思えない。
弓矢で勝負したら、あっけなく義平が勝ったであろう。


それじゃ「平家物語」にならないから、一騎打ちをさせただけのこと。


「時は平治、地は平安、そして我らは平家なるぞ」と、重盛に叫ばせないと
物語が完成しないのである。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

「歴史エッセイ」目次へ≫

178_2   ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 異常な円高にも対策が打てない安住 】

2012-06-05 13:59:16 | 02 華麗な生活

トヨタの章男社長が、この超円高では日本の製造業が持たないと
訴えている。トヨタは日本の雇用も考慮している、貴重な会社だ。


電器はすでに壊滅状態になった。
せめて自動車には、日本の「ものづくり」に頑張って欲しい。


アメリカが日本政府に、非関税障壁の撤廃をと喚くが、日本には
輸出国への障壁は無いはず。ドイツ車は売れ行きも好調だ。
アメリカ車が売れないのは、アメリカの努力不足だ。


少子高齢化が、日本の不況の原因だとする意見が多いが、
これはオカシナ考えだ。個人消費だけを考えたら、購買層の人口減は
確かに消費を落とすだろう。


ミンスがマニフェストに書いた「コンクリートから人へ」が間違っている。
土建業界に今もはびこる、談合と丸投げが、手抜き工事を呼んだ。


阪神大震災で倒壊した高速道を、慌てて建て直し、倒壊の原因究明を
行なわなかった。何故だ。究明されたら手抜きがバレたからだろう。


東北の震災被害地に限らず、首都高速道路にしても、危うい場所は
いくらでもある。このまま放置しておいて良いのだろうか。


「コンクリートから人へ」はマチガイだった。
「より頑強なコンクリートへ」、現状危うい場所の手直しを行なうだけで、
膨大な土木工事費が必要になる。

自然に雇用も増える。若者を生活保護で遊ばしておいたら駄目だ。
もっとも小沢がかき集めたガールどもは、生活保護者よりもタチが悪い。


「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

177  ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 ビア・デッケ 】

2012-06-05 13:04:12 | 02 華麗な生活

ドイツなどのビアホールで、ジョッキの下敷きに出すコースター。
昔の子どもの遊び道具だった、メンコを思い出させる厚紙で出来ている。


飲みに行くたびに、タダで貰って集めたものが、たくさんあったから、
ブログを見にきてくださる方々へのオマケとして、一枚づつ付けるように
してから、かれこれ170枚前後を、発表済みである。


だいぶ底を尽いてきて、残り50枚ぐらいになってしまった。
阪神大地震の関係での引越しもあって、まだどこかに数百枚単位で
残っていると思う。なんとか探しだして、ブログのオマケにしたい。


一枚づつに、これはあそこで、といった具合で思い出すことが多い。

ビアデッケは無料だったが、飲み代が要ったから、蒐集にはカネが掛かっている。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

176  ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 野田のやることは中途半端 】

2012-06-05 09:32:54 | 02 華麗な生活

適材適所内閣が、最強力内閣に代わり、今度はより強力に
なったらしい。


問題は内閣だけではなく、日教組のワル、輿石ごときを幹事長に
据えたままで良いのかとの一点だ。


何でも輿石は「切れるもんなら切ってみろ」と凄んだと言う。
如何にも輿石の言いそうな、啖呵じゃないか。


それに怯えての、輿石温存なら、もしも自民党が折れたら、
国民は最終的に、自民党を見放すだろう。


野田のバカの一つ覚え。
「税と社会保障の一体化」なんて言葉は無い。


森本防衛大臣には、早くも失望した。
「集団的自衛権」は当分封印だと言う。
長年の持論を捨ててまで、大臣席が欲しかったのかと思ってしまう。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

175   ← 応援 クリックお願いします 3hearts


【 大飯原発の再稼動について 】

2012-06-05 09:31:08 | 02 華麗な生活

本件でコメントするのは初めてである。
西川という福井県知事の発言を聞いていると、
やけに橋下大阪市長に対して含むところがチラホラ見える。


これも男のジェラシーであろう。
西川知事は地元の了解は得られたというが、大飯町よりも
被害が大きいと予測される小浜市民は、一旦事故ッたら逃げ場も
無いのだ。


橋下市長が言う、夏場の緊急時に備えた、臨時措置にして何が悪い。
言うに事欠いて、「スーパーの大売出しみたい」とは、他に言葉を
知らんのか。


同じ政権党の菅は「脱原発」と言い切った。
後を継いだ野田は「日本のために必要だから、自分が責任を持つ」と
言うが、地震列島の日本に、絶対安全な場所は無い。


よしんば大飯が安全であっても、例えば美浜に事故が発生したら
どうする気なのか。首相の言葉が、常に軽すぎる。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

174   ← 応援 クリックお願いします 3hearts