蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

神戸市バスに殺されかけた午後

2011-11-30 21:51:24 | 自転車でブラブラ

先週のニュース、神戸市環境局の北区の事務所で、職員が昼休み後も野球をやっていたのをチクられ、市長は「言語道断、厳正に対処したい」と仰っているらしい。
ホンマにとんでもない職員、しかし、ゴミ集めから帰って来て次の出番までの時間、キャッチボール位ならエエやん、ゴミ集めをサボっていた訳ではないし、と言う気もする。
それによって人を殺したり、傷つけた訳ではないし。

今日の自転車コースは、伊川谷~農業公園前~R175を横断して稲美町~上荘橋東~加古川左岸の土手道~加古川市内のR2を少し走って明姫幹線~魚住から海沿いの自転車道~明石~大蔵海岸で少し休憩して舞子、そして西舞子2丁目バス停で、神戸市バスに殺されかけた。

舞子駅前からJRと山電の高架をくぐった先の信号は赤。
後ろには市バス。100m弱先に西舞子2丁目のバス停。

信号青になりスタート。
バスはノロノロ発車。ワタクシ、立ち漕ぎして西舞子2丁目のバス停を先に通過しようとした。
ノロノロ発車のバスも、当然ワタクシを先に行かせる、と思っていた。

ところが、バス停の数10m手前で、そのバスは急に速度を上げ、ワタクシの行く手を遮る様にバス停に停まった。これは悪意を伴った完璧な走行妨害だ。

仕方なく右車線に出ようとしたら、ナント、直ぐ後ろに回送のバスが迫って来た。これも神戸市バス。
ギェ~ッ、ヤバイ、死ぬッ。

仕方なく停止。しかし、勢い余って前のバスのバンパーにドン。ブラケットを握っていた左手でグーパンチ。

後の回送市バスは一応停止。
ワタクシ、その前に出て、更に前のバスの運チャンのツラ、確認してやろうと思ったが、また行く手を遮って発車した。
優先すべき交通弱者の走行妨害を2回もやっている、何と言う運転マナー。
ホンマにコイツ、神戸市の職員なのだろうか。
コイツはロードバイクに恨みでもあるのだろうか。

その後、回送バスも追い抜いて行って、2台の市バスはまるでランデブー走行でもしているかのように走り去った。
ここからは信号も沢山あるが、上り坂が続く。結局自転車では追いつけなかった。

15時半少し前の出来事。

市バスの時刻表を調べると、15時25分舞子駅前発の53系統の市バスだった。

53系統のバスは、舞子駅~舞子坂~本多聞~学が丘~学園都市を往復している。通勤でよく使っていたバスだ。
神戸市と山陽電鉄の共同運行になっていて、山電の黄色いバスも走っているが、今回のワタクシを殺しかけたのは、間違いなく緑色の神戸市バスだった。

何年か前の出来事。
ある年の大晦日の午後、学園都市へ出るためにこの53系統のバスに乗った。まだ勤めていた頃なので定期が使えた。
そのバスは、どう言う訳か、とても機嫌よく、スイスイ走って行く。
大晦日の午後なのかどうか、お客サンは大して乗っていなかった、と記憶している。
バスは軽い。ノンビリ走る軽四などを右や左から追い抜いて、バスがそんな運転していいの?そんな疑問が生まれそうな、それは見事な荒っぽさだった。
後数時間で今年も終わり、この運チャン、新年を待てず、もう一杯ひっかけてるの?そんな景気のよさを感じた。

この時のバスも、緑色の市バスだった。

昔、口の悪い大阪の友達が言っていた。
神戸へ行ったら、黒塗りのベンツは怖いオッちゃんが乗っているから、近付くな、と。

これからは、垂水へ行ったら、53系統の緑色の神戸市バスには、近付かない方がイイと思いますけど。