中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

肺塞栓に心不全もありまして。

2017-12-02 01:31:01 | Weblog
86歳と84歳のご夫婦の足揉みを、もう7年位になりますか。

最初は、ご主人が前立腺癌で、癌センターで治療中です、ということで、揉みに行ってたのですが、いつのまにやら、癌が消えて、腫瘍マーカーも正常値になったので、来ないでもいいです、と治療終了。

さすが、癌の中でもおとなしい前立腺癌。勝手に消えてくれるのかと、もう忘れかけていました。

問題は、86歳の奥様の方。
3年前に、突然倒れて、救急搬送された病院で「肺塞栓」と診断されました。
血栓が肺の血管に詰まって、呼吸困難になってしまう病気。

この時は、しばらく入院されて足揉みも中断していました。
その後回復されて、月に1度の足揉みも復活。
近くの開業医さんからは、「こんな元気な年寄り、見たことない。どっこも悪いとこありません」と太鼓判を押されるほど元気に過ごしておられました。

が、この夏、再び「肺塞栓」を起こして、今度は娘さんの車で医療センターに入院。
落ち着いて退院されましたが、あれ程お喋りだったのが、おとなしい。
喋ると、呼吸が苦しかったのかな。
でも、しばらくするとお元気になって、いつもの生活に戻られたのですが、この度の11月の発作は、きつかった。

肺塞栓は、数か所に発症し、うっ血性心不全もありました。
「退院してきたので、また足揉みに来てください」と娘さんからオファーがあり、行ってみると、かなりの弱りよう。

事前のお電話で、「もしかしたら、年内かもしれません。長生きしてほしいとは思いませんが、せめて、苦しまないようにしてやりたい」という言葉をお聞きしていました。

うっ血性心不全ということでしたが、そういえば、この方、最初から脈拍が取れなかった。
これも心臓の不具合と関係があったのかもしれませんね。

足の浮腫みもかなり酷く、歩くのもままならない。
車で15分程の所に住んでおられる娘さんが、1日に何度となく来て、介護をされている。
一人では歩けなくなっているので、今までにやったことのない、毎週揉みをお勧めしました。

「どうぞ、来てやってください。いつでもいいです。来られる時に。」と娘さんに言われて、今週の水曜日、2週目の足揉み。
驚くなかれ。
1週間前は、誰かに掴まえてもらわないと歩けなかった方が、一人で歩いておられる。
「今日、初めて、一人で玄関の外に出てみました。」と。
翌日は、娘さんと一緒に、温泉に行くことになっていました。

「行ける間に、少しでも楽しいことしてやりたくて。」と、高級旅館に車いすで連れて行く準備をされていました。

足を揉みながら、
「こんなに元気になって、明日は温泉で美味しいもん食べて、露天風呂入って、完璧やね~」
「ほんまに、よ~してくれます。有り難いです」

12月は、毎週揉みを予定していますが、「年内」と言う予想が「年内で完治」になりますように。

その夜、13組しか泊まれないという京都の高級旅館をじゃらんで検索してみたら、露天風呂付のお部屋が1泊お一人33000円。
おまけに、13室全部が禁煙。
これは、アカンわ~。おっちゃん無理やで~。財布も自爆する~。






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