中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

乾癬とアトピー性皮膚炎。

2010-07-31 23:43:03 | Weblog
「待ってました~」の声にお応えして、勉強会の内容をば少々。。

アトピー性皮膚炎と乾癬について。
「乾癬」というのは、勉強会で始めて聞きました。皮膚にボール大の丸い膨らみが出来る病気だそうです。

表皮細胞というのは、28日周期でいれかわるそうです。(新陳代謝という)
乾癬は、この新陳代謝の周期が早すぎて、前の細胞がまだ残ってるのに、新しい細胞が下からでき皮膚が盛り上がる。

アトピーは逆に、新陳代謝が40日ほどの周期。
本来、28日で剥がれ落ちるはずの細胞が、表皮に残ったままで、この破壊された細胞がアレルゲンとなる。
結果、表皮細胞が炎症を起こし、これが痒みとなる。

二つの皮膚疾患を改善するためには、ずれている新陳代謝の周期を28日にもどすことが治療になるそうです。
アトピーは体質改善しないと治らないといわれますが、これですね。
中国足心道は体質改善が得意。
その人の持っている潜在能力を最大に引き出します。

で、ぱくちゃんも、去年の11月から40代のアトピーの女性を施術しています。
子供の頃からのアトピー体質で、紫外線にあたるとお顔の皮膚が赤く膨れます。
もちろん、お顔だけじゃなく、体中弱いところに湿疹がでていました。

基本回数8回と、月に2回を数回。今は、月に1度の施術になっています。
痒みは数ヶ月前から、少しずつ楽になってきたのですが、お顔の腫れは現状維持でした。

が、今週行ってみると、気のせいかお顔が丸くない。縦長~。
「顔、腫れてないですね」
「そうなんです!湿疹も肘の内側だけで、こんなに少ないのは初めてです」と嬉しげ。

ぱくちゃんは、「月に1度でも、細々と1年、続けてくださいね」とお願いするのですが、11月まで、残り3回。
足がどれだけ頑張ってくれるのか、ホントに楽しみです。

飲み薬や塗り薬では、対処療法だけ。
体の性質を根っこから変えていく足揉みに賭けてくださいね。

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はりとこんにゃく。

2010-07-31 01:23:32 | Weblog
「はりとこんにゃく」というタイトルを見て、「針とこんにゃく」。おっ、針供養の話かと思ったあなた、はずれ~。
これは、「張りとこんにゃく」。

足の張りのことですわ。
足裏は、あかちゃんの足裏が理想的で、柔らかく適度な張りがあるのがよろし。

疲れてたり、なんらかの症状がある方の足裏は、ぞうりの裏のように硬い。
逆に、柔らかいから良い足かといえば、こんにゃくのようにブヨブヨしてるのも、よろしくない。

ぱくちゃんのお客様の中にも、こんにゃく足の方がいらっしゃいます。
最初は、柔らかいからいいのかと思ってましたが、院長先生に柔らかすぎて張りがないのも問題だと教えていただきました。

こういうお客様のカルテには、密かに「こんにゃく」と書いておきます。
何週間か揉むうちに、こんにゃく足に張りが出てくるのを楽しみにしてます。
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ゆっくり深く丁寧に。

2010-07-30 01:09:40 | Weblog
生きてまっせ!
足揉みぱくちゃん、閉店してしまったのでは?と思ってた皆様。ご無沙汰いたしました。

やっと、雨が降りましたね~。
グリーンカーテンになればと植えたゴーヤが死にかけてましたが、何とか持ち直しております。
カーテンにところどころ穴があいてますが。

今月の3連休に札幌から、院長先生と永井先生が姫路にこられまして、勉強会。
兵庫県と近県に在住の療術師が27名集まりました。

午後から、実技の講習がありまして、永井先生の施術を見学することができました。
先生の施術は認定講習で見たきりだから、5年ぶり。
そうそう、そう習いましたね~、でも何と自己流になってしまっていたのか。。。

自分の覚えのためにも書いとこ。
まず、足の各指を根元から揉み上げてほぐします。末梢動脈に血流を流す?って言われたかな?
次は、指の下の膨れた部分(肺と気管支、僧帽筋の反射区)を下から上に。
最後に小腸の反射区(土踏まず)を下から上に。

これだけほぐした後、いよいよ泌尿器三点からの施術に入ります。
先生の施術は、かなりゆっくりですぞ。
例えば、腎臓。
ゆっくり深く入れて、同じ速度で戻す。どうじゃ、忘れてたじゃろう?
ぱくちゃんだけか?
ぱくちゃんは、深くゆっくり入れてたけど、きちんと戻っていなかった。
途中まで戻って、また入れてました。
違うじゃろ?

例えば、胸の反射区。
ぐるぐるぐるぐる、ただの渦巻き揉みになってまへんか?
ちゃんと、最初に圧を入れて、ゆっくり大きく回って、最後にもう一度ぐっと圧を入れる。そうでしたよね。

「初圧」。最初に入れる圧のことですが、これがなかなか忘れっぱなし。
前頭洞も三叉神経、僧帽筋も、肺と気管支も、甲状腺も小腸、横隔膜、etc.
ほとんど、すべての反射区が初圧で始まりますよね。
プラス、最後のとどめの押し。
これをきっちりやらないと、施術が流れる。
きれいで、スムーズな施術だけど、反射区への入れ込みが足りないから、ただの疲れ取りの足揉みで中国足心道の効果の症状改善には至らない。

施術中の永井先生はほとんど姿勢が崩れないことにもびっくり。
ぱくちゃんは、前に倒れたり、舟こぎ運動になったりと自分の体が動き回る。
施術相手の足に対する角度は変えないといけませんが、姿勢はすっと真っ直ぐ!でした。

次、レギュラー(1度目の足揉み)が終わった後、膝裏とふくらはぎを特に丁寧にほぐされます。
今の時期、クーラーで冷えて、固くなってる人が多いのでここは、十分にほぐしましょう。
このときも、ゆっくりです。
とにかく、永井先生の施術は、最初から最後までゆっくり、でした。
認定講習の時、反射区に入れ込む時に息を吐いて、戻す時に吸うと呼吸の仕方も教えていただきましたよね。
いつのまにやら、手垢のついた変になれた施術になってしまってたこと反省、です。
先生の施術を見て、当時習った基本を思い出しました。

極めつけは、肝心要の「副腎」の反射区がずれてたこと!
よくまあこれで皆さん改善したこと、と思ったら、「50%は入ってたんでしょ」って永井先生に言われちゃった。。。

勉強会後、脊柱間狭窄症で坐骨神経痛が酷くて「痛い、とにかく痛い。何とかなりませんか」とジタバタしながら座ってた60代男性。
副腎の反射区が過ぎた頃から、スースー寝息を立ててジタバタが収まってしまった。
「なんと!反射区にきっちり入る、ということはこれだけの効果があったんだ!」と実感。
揉み終わって、「何となく痛みが楽になったようです」とさ。

反射区を正確にさぐる。
初圧と最後の一押しを忘れずに。
ゆっくり、丁寧に揉む。(人間の足ですぞ。相手にしてるのは、物ではありませぬ。取り扱い注意)

それと、相手の気持ち(痛み)に寄り添う。(施術中、べらべら無駄話をして相手を疲れさせない)

「施術を任せられる療術師は4人だけです」
こうおっしゃった院長先生の5番目、6番目の療術師になれるよう、明日からまた頑張るべ。




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「チーム市村」

2010-07-18 23:05:18 | Weblog
生きてます!
はい、立派に十分生きてます、と言い訳したくなるほど長い間ご無沙汰いたしました。
毎日、訪問くださる皆様の「何しとんねん!」という殺気を感じつつ今に至る。。。

今日は、札幌から院長と副院長が来られて姫路で勉強会でした。
姫路を中心に、神戸、篠山、たつのなどから総勢27人の足揉み療術師が集まり9時から5時までの集中講義。

今年になって、足揉みぱくちゃんから数名の方々が次々札幌へ資格を取りに行かれてるので、姫路って
一体どんなところかとご訪問も兼ねて。

中国足心道の治療もそろそろ市民権を得てきたようで、最近ではお医者様からのお問い合わせや
足揉みのオファーが入るそうです。

余命を宣告された白血病の方を50日間連続で足を揉んだら、血液中から癌細胞が消えてしまったとか、
体が全く動かない4歳の子供さんを根室から7時間かけて札幌の治療院へ連れてくるご両親。
「この子供さんを普通学級に入学させるのが目標です」と頑張ってる院長先生。

院長は、現在ALSという体の筋肉が全く動かなくなる病気の治療にあたっています。
最後には、まぶたも自分で動かせなくなり全く意思表示ができなくなる(閉じ込め状態といいます)難病中の難病。

「この病気だけは他の療術師には任せられないので、自分で揉んでいますが現在二人の方が待っておられます。」
飛行機代をだすから、東京へ施術に来て欲しいという依頼もあるそうですが、今のところその余裕がない。

現在、全国に資格を持つ療術師が1200名程いるのですが、院長が信頼して施術を任せられるのは、たった4人だけだそうです。
なんと少ない!

と言うことで、午後は施術の講習だったのですが、ぱくちゃん、やば~!
足揉みを始めて5年。
毎日揉んで、少しはマシになっているのでは?と思っていたのですが、当初習った場所とかなり反射区が
ずれてる様子。

こんな施術でよくぞ皆様、改善してくださった!
初心に帰って、もう一度精進しなおし。

「チーム市村」
足揉みぱくちゃんのネットワークメンバーの名前が誕生しました。
院長と副院長を交えた夜の食事会は、関西のおばちゃんプラス吉本の乗りでぎゃーぎゃー、わーわー。

足を揉む療術師は、陽気でなくっちゃね!
さあ、自分の足で復習じゃ。



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脈診できる?

2010-07-05 00:07:03 | Weblog
足揉みを始める前に、療術師はまず足の甲で脈拍をとります。
「脈診」と言って、東洋医学では脈の状態で症状の診断ができます。(ぱくちゃんが、じゃありません)

「脈診ができるようになれば、一流の療術師です」と札幌の院長にも言われたのですが、なかなか。。。
韓流ドラマの「チャングム」を見ておられた方は、もちろん脈診のすごさをご存知でしょう?

足の甲で10秒間脈拍をとるのですが、ぱくちゃんはせいぜい脈拍数と不整脈かどうかが分る程度です。
10秒間で12拍、1分間で72回。これが大体標準です。
遅い方で54回、速い脈で100を超えます。
熱があるときは早いし、「もうしんどくて、へとへとです」とおっしゃっても、脈が元気ならひとまず安心!
5年前に交通事故で右半身をひどく傷めたとおっしゃる方は、右足の脈が
未だに脈が触れません。(左は毎回元気に打ってます)

今日の足揉み。
足揉み歴、10ヶ月。今は、月に1度の施術です。80代女性。

両膝痛と不整脈。
膝痛は昼間はほぼ改善。夜、足が痛くなります、と。なんでかな~。
不整脈は、時々10秒間の間に脈が飛んでいました。

先月、病院でペースメーカーを24時間つけて脈を調べて、酷ければカテーテル手術をと言われていました。
が、手術の必要なしと言われたそうで、ほっと一息。
以前は、息がすぐにあがっていたのですが、今は少々の距離を歩いても大丈夫だそうです。

「大和撫子のように、小さい声でポソポソって話せば、息が楽ですね」
今日は、脈が飛んでませんでした。良かったね。
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ご飯が美味しくなるために。

2010-07-03 01:56:24 | Weblog
朝から晩まで足揉みしてたら、晩御飯食べるの忘れてた!
3キロぐらい減ってるかな?体重。
体重計に乗ってこよ~。
やっぱり!いつもは、65キロある体重が62キロまで落ちてるで。
ブーの皆様、食べんかったら痩せるよん。

そういえば、お腹がすいたのを感じなかったんだわ~。
ぱくちゃんは、学生の頃から(かれこれ半世紀前やね、歴史やわ)朝ごはんを食べないことが多かった。
たまに、「今日は晩までご飯が当らないかもしれんから、朝バナナでも食べとこ」と珍しく朝何かを口にするとお昼ごろお腹がすいてくる。

朝食を抜いてる時は、いつになってもお腹がすくことないのに、ちゃんと朝食べると、空腹になる。

初めて足揉みに来られる方は、「お腹がすかないんです」と言う方が多い。
胃腸が動かなくて、「まるで、石のように硬くなってるようです」とか。

でも、しばらく足揉みを続けてくださると、「お腹がすいたという感覚が戻ってきました」とか施術中に胃がグルグル動いたりしてきます。
まあ、ちゃんとお腹がすくのが健康的やね。
体調がイマイチでも、食べてたらなんとかなる。「食い力やね~」なんて。

ぱくちゃんのような、食べたり食べなかったり、食べる時間もバラバラ。
こんなことしてたら、長生きできないんでは?

やっぱり、美人薄命。そーだろ、そーだろ。
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