時々雑録

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わたしのドイツ土産

2007年08月13日 | 旅行記
食中毒でヘロヘロになりつつ自転車レースのスタートを見たという件ですが、その後なんとか学会会場へ。ポスターを見る元気もなく、むしろミルクティを飲んでトイレで吐き、数人に挨拶ができただけ。会場までわざわざ行った意味はほとんどなし。閉会セレモニーもフェアウェルパーティも不参加、4年後の開催地が発表されたはずですが、どこか分からないまま。

しんどい思いをしても行ってよかったのは、いつも親切なNさんがヘロヘロな私の様子を見て、現地の友達に聞いて薬局の名前と、症状に効く薬の名前をドイツ語で書いてもらってきてくれたこと。ダウンタウンのApothekeという薬局に英語が分かる薬剤師さんがいて、次の日飛行機に乗ることを説明して買ったのが写真の通り。左から乗り物酔い止め、胃薬、下○止めです。

これまでは高熱でも食欲がなくならなかった私ですが、丸一日まったく食えず、垂れ流す一方(再度尾籠御免)。ひたすら寝ていました、たまたまブンデスリーガの開幕日、TVではStuttgartとSharkeの試合の中継、二部の試合も一つ一つ時間を割いて丁寧に振り返ってました。アーヘンの監督になった元レッズのBuchwaldさんも見られて、しばしば気が遠くなりつつも満足。彼は相変わらず情熱的でした。

(今回電車であちこち移動したのですが、線路沿いにいくつもサッカーグランドを見ました。どれも全面芝! サッカーをやっている様子は一度も目撃しなかったのですが。)

なんとしても回復させたかったのは長旅が辛い、ということもありますが、なにしろアメリカの入国管理局が心配だったから。高熱があってヘロヘロの様子を見せては伝染病でも持ち込むかと思われて、メディカルチェックを命じられて足止めを食らうかもしれない。薬のおかげもあり、翌日Frankfurtから飛行機に乗り込む昼過ぎくらいにはなんとかまともに。ふつうに食べられるようになったのはやっと今日からです。

ということで今回得た教訓、外国に行ったら無理をしてはいけない、何より無事に帰国することを最優先に考えるべし。元を取ろうとして食いすぎたり、運動不足を気にして無理やり泳いで体を冷やしたりといった無謀なことは避けよ。

当たり前でした。経験しないと身に沁みない奴です・・・

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