結婚10周年記念の時、夫がサファイヤの指輪をプレゼントしてくれた。
プレゼントされた当時私はまだ37歳と若かった。
そしてその時にもらった指輪がとても気に入らなかった。
デザインがおばさんぽくて(マダムっぽいっていうの?)ちっとも似合わなかったからだ。
ところが不思議。最近似合う(笑)
55才の今なら全然いい感じで似合う気がする。
ふっしぎー。
いえいえ。不思議ではありません。
私がおばさんになって指輪のデザインに近づいたって事です。
今日夫にその指輪を見せて、
「ねぇこれ。覚えてる?」と聞いたら
「??覚えてない。なにそれ?」と言われた。
「え?!マジで?覚えてない??
この指輪だよ??」
「…。だから、覚えてないったら。」
(なんならしつこく聞く私に若干めんどくせーなとムッとしながら応える夫。妻の装飾品になどこれっぽっちも興味が無い)
マジかよ。ホントかよ。ビックリだよ。
夫は本当にこの指輪を私にくれた事を覚えてなかった。
結婚10年目にくれたじゃん。ほら、かくかくしかじかでこの指輪にしたとか言ってたじゃん!
そこまで言って、
「あーー!!。思い出した!!あーー。そーか。それ?」
だって(笑)
自分が妻にあげた物をいつまでもネチネチ覚えてて、「買ってやっただろう」と言われるのも嫌だけど、記念にくれた指輪をひとカケラも覚えてないっつーのも複雑。
夫の記憶になかったマダムサファイヤのリング(笑)この先ガンガン使うぜ!!