うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

IDUの説明会に出席してみて  今さら版

2005年03月11日 20時41分55秒 | 個別銘柄分析、比較など
もう一月ほどたってしまいましたが、IDUとリサパートナーズの合同会社説明会がありました。
私は、IDUの株主ですからIDUの招待で参加しました。この説明会は非常にあたった企画でいろんなことが見えてきました。
同社に関しては、以前から独創的な社長で自分がその下で働いて見たいと思える社長の一人なので参加しましたが池添社長の事績、講演内容は他のところでも十分ごらんになれると思うのでその人となりを中心に観察してみたいと思います。
説明会が終わり大半の出席者は帰りましたが、隣接パーティ会場にて軽食が出されました、リサの方にも書きましたがこのとき先にリサへの質問から始めたのですが、井無田社長への質問とは対照的に池添社長に質問するときはこの日池添社長の講演の唯一のミスを突きました。池添氏は営業マン出身ですから人当たりや話し方は円熟されていますし、質問者に集中する一方でその後ろに並ばれた方のことも気にかけていらっしゃいました。池添氏の講演は非常に面白くリサと比べれば拍手が違ったので明らかでしたが、私が具体的についた点というのはオークションの将来性、可能性、合理性を語られたのですがそれがそのオークションの収益にどう結びついて具体的にいくら儲かるのかという点です。その瞬間シマッタという顔をされますとともに即座に法定で手数料が6%入りますとお答えになられました。彼について最終確認したかったこととは次回の講演の際にこの説明をすべての投資家に説明するか否かです。また、かなり専門的な会計処理、法律の質問をしましても池添社長自らが精通しておられ丁寧にお答えになられ、スーツも着てこない20代の若造の言うことをその内容で受け止め真摯に接していただきましたので私以外の人間に対しても間違いなくそうされると思います。
またわざとくだらない話をしてもこちらが視線を落としても池添氏のほうは決して目をそらさずに真摯にお答えになられました。私が質問する以前にもかなりの人が質問していましたが、池添社長の一瞬でたシマッタという表情から他に指摘した人がいなかったんだと思います。ですからわざと説明しなかったわけではなく説明するのを忘れたんだと思います。彼なら次の説明会までに絶対修正してくると思いましたからこのエピソードだけ皆さんにお伝えすれば十分だと思います。
他の経営陣の印象ですが先ほども書きましたが社長が圧倒的に業務に関するあらゆることに精通しておられたのでリサに比べると役員の顔はぜんぜん覚えていません。ですが、あの池添氏の態度を見る限りワンマンではなくカリスマなんでしょうね。
リサの社長も言っておられましたがケネディの社長が米国の不動産オークションの事業をなされていたそうです。ですが、後で調べたのですが米国の不動産オークションは長続きしませんでした。
では、今何故あなたは株主なのか?と問われると不動産オークションが日本に向いているからです。と答えます。日本以上に向いている国などありません。何故だと思いますか?
答えは、相続税が高く、司法の敷居が高く、役人(税務署)の権限が強いためです。そのことをよく理解されているからこそ会計事務所を主要営業先に入れていたりしているのです。ロジックで考えればこと不動産のオークションに関してはアジアが絶対有利です。また、競売に比べ時間も手続きも効率的です。
例えばオークションなら誰もが認める公正な時価ですから評価額が恣意的に決められることもありません。また大阪の土地の様な地歴の問題も保障してくれますし、何より入札が全国からあれば時価が圧倒的に高くなります。あえて言いますが同じ株式なら名証一部よりは東証一部やNYSEが良いことを皆さんご存知でしょう?それと同じことです。つまり儲かるのです。
同業他社について質問しても正直にありますが勝てますと具体的にポイントをあげてお答えになられましたが、何よりも池添社長が同業他社の動きや特徴に詳しいことです。
個人的な感想ですがまかせられると思います。

現在の株価について、公募はもともと財務指標が悪かったのでむしろ公募でPBRとかが改善されることに注目されたらいかがでしょう。今の時期に買うかといえば他にあがる銘柄もありますけども、長期で見るなら社長本人の口からもハッキリ聞きましたが倍にして返すそうです。私も2倍は充分可能だと思います。問題はいつかということですが。
今期はマザースオークションの認知度を上げるためにいろいろ協賛とかもされているようですが、ミュージカル「十戒」ということは隣(リサ)の女(ソロス)を狙っているのかもしれません(笑)。
なんて勘ぐってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。

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