”未来は変えられる”。
こういう言葉を最近よく聞くように思う。
過去は変わらない、でも未来は...ということも含んでいるようだ。
臨死体験を試す医学生達の経験をテーマとした”フラットライナーズ”という映画では
過去の自分の”行い”が今の自分の蘇ってくるという話だったように思う。
あまりはやらなかったように思うが見に行った記憶がある。
私も20年近く前、そういうことを経験した(ような気がする)。
自分の過去が走馬灯のように流れていき、自分はそれを幽体離脱しているように、
または観客のように眺めている。
その過去に起こったことはいいこともあれば悪いこともあった。
でもそうやって観客のように眺めているときには”なるほど、こういうふうに
かかわっていた人は判断し行動していたのだ”と、ただ受け入れるだけの
自分がいた。
登場人物の全ての心がそのまま見えていた。
それとともに過去の“悪い出来事”と思い毛嫌いしていたことが受け入れられた。
”過去の出来事”は変わらないかもしれないが、”過去の気持ち”は変わりうる。
そして過去を受け入れることで未来も変わっていった。
起きてしまった過去も”必要だから起きた”ということがわかると“自分の命が
何をするために与えられたものか?”ということに出会うように思う。