コトコト市の準備の帰りに大須賀町の”ちっちゃな文化展”に寄ってきた。
できるだけ毎度行きたいところだが、イベント間近で用事があったりと
数年に一回くらいしか行けない。
でも”ちっちゃな”なんてことはなくとても楽しめる。
京屋作りのご自宅を大須賀町の皆さんが開放して
いろんなアーティストの方が展示をする、そのコラボレーションがたまらない。
未来と過去が同時に融合しているみたい。
支所の駐車場に車を駐めようとしたら、入口の文化遺産のような庵に
松谷和子さんが裂き織の展示をされていたぁ~。http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-750/200911/kokubun3.html
お久しぶりです、としばし作品を見せていただく。
うーんいいなあ。
そこから大須賀町の旧街道をぶらぶらしながら栄醤油へ。
この日は特別に蔵を見せてくれる。
昔ながらの木樽で発酵していく醤油。
1年半もかけているとのこと。
うーん、身近にこんなお醤油さんがあるなんてなんていい街だ。
次に訪れたのは21番大石正邸で漆の作品を展示されている日野岡さん。(日野岡漆店 静岡市葵区人宿町1丁目6-8 電話054-252-1830)
毎日使いに漆はいいですよねと盛り上がる。
この方は本職は漆屋さん(お父さんも)だけど、木地師も、漆塗も、蒔絵も自分で
一貫してされているそう。(静岡駅の北側の映画館近くに工房があるとのこと)
私は分業になったところしかないと思っていたが、ご自身の考えで
全部通してやっておられるのだそうだ。(;´Д`)スバラスィ
最後に、横須賀高校 郷土芸能部の太鼓、笛、踊り。
本格的だ。
能のような乗りとお囃子とが融合して、踊りの足さばきも見事だった。
大須賀町 ちっちゃな文化展、見応えあります。
明日日曜日までやってます。
ぜひぜひ行って見てください。
家からすぐの川で映り込む空。
オーロラみたいである。
そういえば近くには浜岡砂丘も。
この辺りには綺麗な風景も残るのだが...
最近は原発のそばに林のように風車。
これはこれでいろいろ考えさせられる。
原発も、風車も根はそう遠くないのかもしれない
昨日の台風も、今日はいい天気となりました。
20年ぶり直撃...です。
引っ越して最初に食らって以来ですが、
今回も小さい被害でなんとかなった..ようです。
しかし、昨日の夜から朝まで停電の中、
雨さえ上がってしまえば、虫達は何の変化も無いかのように
歌いはじめる。
人間ときたら、屋根が飛び、窓が割れ、おまけにオール電化のところは
料理も出来ず、周りのお店も真っ暗けっけで悲嘆にくれる。
持つものと、持たざる者の生きざまの違い。
持たざる者の方が、環境変化には強いんだとしみじみ思う。
ということで、月一断食ならぬ、断電をやって行きましょう。
原子力><やっていけないでしょう、と言った手前..ね。
キャンドルナイトを楽しみましょうかね。
先週末、”ちっちゃな文化展”と題した、面白いイベントに行ってきた。
大須賀町という昔ながらの街並みを大切にしている地域で作りは京の町屋風の
家の並ぶ素敵な町。凧揚げやお祭りでも遠州地方では結構いいところ。
そこの家をそのまま展示会場にして日本各地の芸術家や地元の音楽家などが
訪れる人を歓迎してくれる。
もう8年になるらしい。
土曜日は夜9時までやってるということで7時過ぎ暗くなってから出かけたのだが
まだまだ人は絶えない。
葵天下というお酒の蔵元。滝の写真展
屋台です。上には人形が。
屋台の風景。雑貨屋さん
宿場町の宿屋さん。千と千尋を思い出す。
面も展示してありました。
風紋館。大須賀の民芸品屋さん。goodです。2Fでコーヒーいただけます。
良い味出してる町ですー
先週土日は地元でお祭りでした。
観光向けではないので、地元の人たちが自分たちで楽しむお祭りです。
昔は喧嘩祭りっぽい空気もありましたが、うまい具合にルールが出来ていて
楽しめるものになってきてます。
外の人たちにも見てもらうといいと思うんですけどね。(私は流れ者なので)
ただ終わりごろの時間は若者たちがエネルギーが余ってて外から来た友達達と
大騒ぎになるのだけがちょっと年寄りには付いていけない。
でも夜になると提灯下げたたくさんの屋台が集まって来てとても綺麗です。
で、ルールというのが屋台の両端に提灯をつるした笹を出してそれが折れない
くらいの距離までで鐘を鳴らしてまた離れる。
前後に連なっているので片方から離れるともう片方に近づいて、又鐘が鳴る。
これを仕切っている人が本当に見事だ。
こうして屋台をぶつけることなくスリルはたっぷりと味わえる。
提灯は電球なので燃える心配は無い。(昔はろうそくだった?)
笹はずいぶんしなってる。腕の見せ所だ。
ぶつけないせいか子供達は8時頃までこの屋台に乗って太鼓を叩いたり
回りの屋台や親に手を振る。
きっといい眺めなのだろう。心和む風景である。
そうそう今年は20年ぶりに神社に奉納する係りが、わが番組に回ってきた。
奉納では小学校6年生辺りの女の子が浦安の舞という舞を奉納する。
準備は結構本格的で、お母さん方は自分の娘が舞うことを誇らしく思っている
らしく、人数が多くて自分の子供が出れないのではないかとひやひやする
事もあるそうだ。
なかなか立派な舞だった。
何気にいい伝統があるのだが、次第に無くなっていく風景の中で
これだけは今なお続く。