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安倍首相、事実上の公約破棄

2013-03-02 21:52:41 | 売国奴・売国政治・反日活動

新聞赤旗より
Jファイル(総選挙政策集)は「公約ではない」!?
TPPで首相答弁 5項目投げ捨て
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-01/2013030102_03_1.html

 安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、自民党が総選挙で掲げた政策集「Jファイル」は「公約ではない」と述べ、環太平洋連携協定(TPP)に関し自民党が国民に提示した「聖域なき関税撤廃」以外の5項目の公約を投げ捨てる考えを示しました。みんなの柿沢未途氏への答弁。

 Jファイルでは、政権公約に掲げた「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対する」のほか、「国民皆保険制度を守る」などの5項目が入っています。

 安倍首相は、「Jファイルは、公約ではなく、さまざまな目指すべき政策が書いてある。交渉においてなんとか実現しなければならないということだ」と説明しました。


自民党選挙公約(案) 政権公約 J - ファイル2012
というファイルがあります。これはいわゆるマニフェスト(政権公約)でありそれ以外の何物でもありません。というか、はっきり政権公約と銘打っていますので、選挙においては最も信用ある判断基準となるべきものです。
それに明記してあることを「公約ではない」というのであれば、いったい何なのか?

しかも、TPPのような国の形を大きく変えるような重要な事項について、公約ではなかった、などという戯言が通用するものなのでしょうか?

安倍首相は、これ以上詭弁を弄する事を止めて、堂々と公約破棄を宣言したらどうだろうか。否、もうこれは歴然とした公約違反であり、安倍首相の言動は公約破棄以外にあり得ません。安倍首相はその責任上、はっきりと公約を破棄したことを国民に言うべきでしょう。
それを認めないとなれば、もはや人間性を問うしかありません。


Jファイルより TPPに関する部分
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/j_file2012.pdf

109 自由貿易への取り組み
自由貿易の推進は、わが国の対外通商政策の柱です。WTOドーハ・ラウンド交渉の早期妥結に向け、引き続き取り組んでいきます。その際、農業交渉等については、各国の持つ多様な農業の共存や林・水産資源の持続的利用が可能となるルールの確立を目指します。
また、EPA/FTA・地域協定等の経済連携に関しては、国益に即して、メリットの大きなものについては積極的に推進するとともに、これによって打撃を受ける分野については必要な国境措置を維持し、かつ万全な国内経済・地域対策を講じます。
TPPに関しては、政府が国民の知らないところで、交渉参加の条件に関する安易な妥協を繰り返さぬよう、わが党として判断基準を政府に示しています。
①政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、
交渉参加に反対する。
②自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の
数値目標は受け入れない。
③国民皆保険制度を守る。
④食の安全安心の基準を守る。
⑤国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
⑥政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏
まえる。

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