軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

SF大会に行ってきました

2017-09-02 17:40:42 | その他の雑記
 さる8月26、27日の2日間、静岡市で開かれた「第56回日本SF大会 ドンブラコンLL」に、宇宙エレベーター協会(JESA)の展示スタッフとして参加してきました。JESAの業務の方は、今回の準備を担当されたS條先生が協会ホームページにアップしてますので、そちらにお任せします。ここではあくまで軌道エレベーター派としての報告を。

 

 まず会場を訪れますと、宇宙戦艦ヤマトや『宇宙の戦士』のパワードスーツなどのイラストの垂れ幕がそこかしこに飾られてました。ヤマトとアンドロメダが並んだものや、1/1のパワードスーツの絵ですと! デザインされた加藤直之先生が、例年大会のために大きなイラストを描いておられ、過去のものを飾っているのだとか。そして今回も、ファンタジックで巨大なイラストを描いて、それ自体が一つのイベントとして衆目を浴びていました。

 

 そして今回特筆したいのは、会場に来られた方のほとんどが、

 軌道エレベーターじゃないの?」
 「以前は軌道エレベーターって言ってたけどねえ」

──などなど、圧倒的に「軌道エレベーター」と呼ぶ方が多かったことであります! マジで9割超えてたんじゃなかいね。「サブカル分野での『軌道エレベーター』と『宇宙エレベーター』の勢力図」の結果でもわかる通り、SF業界というか、特に創作の世界では、いまだに「軌道エレベーター」の方がマジョリティであり「常識」なんですよ。この2日間ばかりは勢力逆転。軌道派は圧倒的多数、単独与党でありました。久々に言っちゃいましょう、全宇宙のSFファンの皆様、

 軌道派ということでよろしいですな、あ?
 (C)青田龍彦

 そしてもう一つ大きな収穫が。上述の加藤直之先生にサインをお願いしたら、『銀河英雄伝説』(OVA版)に出てくる、惑星フェザーンの軌道エレベーターを背景に、帝国軍総旗艦ブリュンヒルト、同盟軍ヤン艦隊旗艦(物語前半)ヒューベリオンを描いたラフ画をいただきました。ちなみに加藤先生も「軌道エレベーター」と呼んでおられました。加藤先生、誠にありがとうございました。どうだファンの諸君、うらやましかろう!
 
 展示のスタッフというよりも、いちSFファンとして堪能し、『装甲騎兵ボトムズ』の高橋良輔監督直筆ラベルの日本酒「最低野郎」などをお土産に買って帰りました。今回は米国での学会と日程が重なり、SF大会の方を選んだのですが、いやあ行って良かった。来年は群馬県みなかみ町で予定されているとのことで、また行ければも思います。
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