30日、ダンツフレームが那須の地方競馬教養センターで肺炎のため死亡したというニュースが流れた。
死亡したのは28日、今年の6月に常用馬として那須に移ってきたばかりだった。
あまりに突然の訃報に、正直、ショックで言葉が出なかった。
いろいろ言いたいことはある、肺炎ということだがこれまでずっと酷使されてきたことが祟ったのかもしれない。
種牡馬にもなれず、脚に故障を抱えたまま地方での活躍もままならず、常用馬としても地方競馬の若手を育てるためにこれから働き続けなくてはならない、これからも大変だなと思った矢先に、逝ってしまった。
思えば、ジャングルポケットが大好きだった自分が、気がつけばすぐそこにいたライバルとして、この馬のことを好きになったのはごく自然なことだった。3歳時から常にトップクラスの中で戦い続けた名馬、最後には怪我に泣き引退を余儀なくされた。結局安住の地を得ることなく永遠の眠りについてしまった。この結末はあまりにも悲しすぎる。
時代に翻弄され、ついには子孫を残すこともできなかった、不遇の名馬。
せめて僕たちの心の中にはしっかりと刻んでおこう、その馬の名とその走りを。
ダンツフレームよ、永遠に。
合掌。
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ほんといつも一生懸命ないいお馬さんでした。
残念です。
ダンツフレームのこと、ずっと覚えていたいと思ってます