・「海鼠」ナマコと読みます。
気持ち悪がらないでください。立派な高級食材です。近くの漁師さんからの頂き物です。
生きているいるうちに写真を撮るために、お皿におさめるのに一苦労。
かみさんに見せたら予想通り料理をするのを断られました。
・沸騰したお湯に一分ほどつけ、取り出したら冷たい水で冷やし、酢の物にする。
内臓は砂を出して食べれば最高!・・・漁師さんに言われたとおり説明してもダメ!
・かみさん何を思いついたのか、隣の奥さんに『あげる』。
暫らくして出来上がったものが届きました。しかし、かみさんは箸をつけることはしませんでしたね。
・日本や中国では古くから食料にしてきたナマコ。日本で主に食材にする体色は赤、青、黒の三種のようで、本種は黒でお値段はほかのものより高いようです。
日本では酢の物として食べるのが主力のようで、味よりはコリコリとした食感を楽しむようです。
中国では乾燥させた干しナマコを利用するのが一般的のようです。その漁師さんも干しナマコを中国に輸出しているとの事でした。
・「コノワタ」はナマコの腸の内臓を塩辛にしたものですが、ウニ、からすみ(ボラの卵の塩づけ)と並んで三大珍味として知られています。
・ナマコの事は殆ど無知でしたが、色々調べたら行動、繁殖、利用方法など等、新しい発見がありました。漁師さんに感謝です。