四季・花だより

花は友達!季節感あふれる、三浦半島の花便りなどを中心にお届けしています。

明日から[花・はな]三人展

2010年10月31日 | 写真展のお知らせ

◆既にご案内申し上げていますが、明日から[花・はな]三人展を開きます。私、小松藤夫に女性の感性を生かして佐藤八重子・吉田公子が加わります。三人が夫々個性ある作品を発表します。

小松藤夫は「風」をテーマに新作品を展示する予定です。皆様は、どんな写真を想像されますか?。風の吹く、[花・はな]野の花の情景を切り撮ってみました。今回はタイトルを一作品ずつ付けないで「キャプション」として一枚に表現してみました。作品同様、ご高覧ご批評をお願い申し上げます。

  ・会期:2010年11月1日(月)~11月6日(土)
  ・時間:10:30~21:00 最終日は16:00まで
  ・会場:Cafe&Bar ギャラリー55
      横須賀市根岸町3-7-1(tel,fax 046-836-6562)
      京浜急行・北久里浜駅から徒歩5分  
      駅前の歩道橋を渡り、横浜銀行を通り越し、一升屋の路地を入ればすぐです。  
  
◆期間中の横須賀の天気予報は概ね良い天候に恵まれるようです。小松藤夫は会期中、会場にいる予定です。個展開催時は落ち着いてお話も出来ませんでしたが、今回はその時間が少しは取れるのではないかと思われます。お近くにお出でのおりは、是非お立ち寄り下さい。心からお待ち申し上げます。


ヤマシャクヤク今の姿

2010年10月30日 | 草花

・日本産のシャクヤクです。分布は北海道から九州の林内に自生しているそうです。花は5月ごろ咲きますが、今の姿は弾けんばかりの種子が詰まっています。春の花と違い秋は三つの袋状の実も変わった風情があります。内側が赤色をした袋の中に赤い種子と、るり色に光る丸い種子がのぞき、色鮮やかです。

・シャクヤクは死者の国の病も治すほどの万能薬といわれ、漢方薬の中でも極めて重要な植物のようです。ことに夫人薬としての利用度が高いようです。また筋肉の痙攣からくるひきつりを和らげたり、腹痛、疼痛、下痢にも効くようです。
殖やし方も簡単なようです。熟した種子を採取して、直ぐまき、2㌢くらいの厚さに土をかぶせ、乾燥を防げば簡単に発芽するようです。これは人に聞いた話で、試してみる価値はありそうですが、今の自分には雑用?が多すぎて面倒を見るのは無理なようです。


天気予報が気になります

2010年10月29日 | 徒然想うこと
・台風14号の動きが気になります。写真展に限らず天気が悪いと、極端に出だしが鈍り激減するようです。三浦半島の週間天気予報によれば、31日(日)頃までは雨の日が続きます。私達の「フォトクラブみうら写真展」にお出で頂く方には気の毒であります。それに輪をかけ寒いようです。しかし、[花・はな]三人展の11月1日(月)からは晴れマークが多く、温かさが戻ってくるようです。天候はコントロールすることが出来ず上手くいかないものです。

一期一会『祝婚歌』

2010年10月28日 | 徒然想うこと

・写真展にお出でいただいた方と約束をしました。よい歌(詩)があり紹介することを。ブログで紹介することしか手段が無いもので、かみさんの「一期一会」の絵手紙に添えて紹介します。
最近“切れる”人が多いようです。私のような古希を過ぎたものでも“切れる”現象はあるようですが、情け無いことです。そのようなときにこの『祝婚歌』の歌詞を思い出すことにしています。本来、結婚式で歌われるようですが、最近葬式ばかりが多く、結婚式にはトンと縁がなく、この歌を聞いたことがありません。心癒され、生き方の反省をさせられます。作者の吉野弘さんには無断で掲載することをお許しください。

・二人が睦まじくいるためには 
 愚かでいるほうがいい   
 立派すぎないほうがいい
 立派すぎることは       
 長持ちしないことだと    
 気付いているほうがいい
 完璧をめざさないほうがいい  
 完璧なんて不自然なことだと 
 うそぶいているほうがいい
 二人のうちどちらかが     
 ふざけているほうがいい   
 ずっこけているほうがいい
 お互いに非難することになっても  
 非難できる資格が自分にあったかどうか
 あとで疑わしくなるほうがいい
 正しいことを言うときは  
 少しひかえめにするほうがいい
 正しいことを言うときは
 相手を傷つけやすいものだと 
 気付いているほうがいい
 立派でありたいとか      
 正しくありたいとか     
 無理な緊張には
 色目を使わず         
 ゆったりゆたかに      
 光りを浴びているほうがいい
 健康で風に吹かれながら    
 生きていることのなつかしさに 
 ふと胸が熱くなる
 そんな日があってもいい    
 そしてなぜ胸が熱くなるのか 
 黙っていても
 二人にはわかるのであってほしい(『祝婚歌』吉野弘)


齢71歳。まだまだ捨てたもんじゃない。

2010年10月27日 | 徒然想うこと


・平均余命(これから何年生きるか)と平均寿命というのが厚生労働省から出されています。それによれば、昭和25年頃の平均寿命は男女とも60歳前後でした。現在は男性約80歳、女性約86歳までになっています。平均余命表によれば、70歳の男性はあと平均15年生き、女性はあと20年生きられるのです。私は今、71歳になったばかり。平均から一歳引いても平均14年生きられる計算になります。あと14年しかない、と考えるか、まだ14年もある、と考えるか大きな違いがあるように考えます。
『人間にはちょうどよい「死に時」がある』、と言ったのは「達者でポックリ」「ポックリ名人」の著者、帯津良一さんです。自分にとって『ちょうどよい死に時』とは難しい問題です。
「後期高齢者」という嫌な言葉があります。余命表を見ても私などは“まだ14年生きられる”。寝たきりや要介護、認知症などで周囲に迷惑をかけることなく、最期まで元気に楽しく生き、過したいものです。

・そんなことを考えながら無事「みんなの写真展」は昨日終りました。入場者数も横須賀市始まって以来の1800人に少し足りなかったようであります。凄い数だと思います。
写真を通じて色々な方とお会いし、お話が出来ることは最高の喜びであり、自分にとって刺激になりました。まだ“ポックリ”逝くわけにはいきません。まだまだ捨てたもんじゃない、もう少し写真を通して人生エンジョイしたいと考えます。有難うございました。


冬憶うナナカマド

2010年10月26日 | 樹木


・三浦半島の紅葉は、まだ色づきもしていませんが、頂き物の鉢植えのナナカマドは、どうしたことか見ごろを迎えています。ナナカマドの語源は皆様ご存知の通り、材が燃えにくく七回竈(かまど)に入れても焼け残るということで知られています。また別の語源は、極上の堅炭を得るために、七日間竈で蒸し焼きにすることからともあります。

・私は定年前5年間は山形県の雪深い地に単身赴任していました。滅多に雪の降らない三浦半島ですが、紅葉に雪が降るさまは、今でも懐かしい思い出の景色です。なかでもナナカマドの真っ赤な実に、冷たい雪の降るさまは今でも忘れられない記憶です。長く、寒く、冷たい冬が来るんだ、という覚悟をしたものです。ナナカマドにはそんな想い出がある特別な樹でもあります。

◆お知らせ
 今朝の三浦半島はあいにくの雨模様ですが、「みんなの写真展」は本日が最終日となりました。午後4時まで開催しています。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
 
 「フォトクラブみうら写真展」は昨日会場設営が終わり、本日午前9時より午後5時まで、期間は31日まで開催されます。入場は無料です。皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。


赤まんま(イヌタデ・ハナタデ)

2010年10月25日 | 草花


・別名「赤まんま」「赤のまま」の方が親しまれている名ではないでしょうか?。赤飯に見立てて、ままごと遊びをしたところからのようです。小さな赤い粒の可憐な花は風情があります。
昭和の初めに、菊池寛、与謝野晶子、高浜虚子が「新・秋の七草」の一つとして選定したと聞きます。

・植物名で“犬”とつく雑草は、有用な植物に似てはいるが役に立たない、という意味になるようです。例えば、麦→イヌムギ、稗(ひえ)→イヌビエ、ほうずき→イヌホウズキなど。
「ラジオ深夜便誕生日の花と短歌365日」のイヌタデの花言葉は、『あなたのために役立ちたい』とあります。その日の短歌は『あなたのため私は役に立ちたくてアカマンマ炊くままごとなりき』。


写真の力・50年?ぶりの再会

2010年10月24日 | 写真展のお知らせ


・21日、携帯の向うからだみ声で元気な声が聞こえてきました『フジオちゃん~、もしかして庄一さん(三年前に亡くなった私の親父の名)の息子さんかね?』。私以上に大きなだみ声です。更に続けて『親父さんとは従弟(いとこ)の○○というものだよ、本籍はフジオちゃんと同じだ』というのです。キツネにつままれたように、訳のわからないことが続きます。遠く古い引き出しから記憶を思い出そうとしても皆目判らない始末。『いまみんなの写真展の文化会館に来ている。[花・はな]三人展のハガキを見た、名前を見てもしかしてと思い電話した』というのです。『時間があったら逢いたい』と。

・22日は受付の当番ではなかったのですが、言われた時間に「みんなの写真展」の文化会館に出向きました。ご本人は時間にやや遅れて奥さんと到着。顔に全く見覚えが無い。顔全体に真っ白い髭を生やして貫禄です。奥さんは70歳半ば?、品の良い口紅を薄くしている。
『50年ぶりくらいになるかね』と切り出した髭の人は77歳だと言う。色々お話を聞きながらも思い出せないが、その弟さんや妹さんの話になりようやっと細い糸が繋がる。

・お話を伺っていたら名刺を出された。肩書きを見たら、ある写真団体の理事とあり、二度吃驚。専門はネイチャーフォトを撮っているという。その中でも富士山が専門とか。今でもご自分で運転して徹夜して富士を撮りに行くといいます。それも朝の富士だけを撮るという。夕方の富士の“落ちる”夕日の姿が嫌いだという。

・その後「みんなの写真展」をご案内。本来、私がご案内するのが筋でしたが、逆に沢山のアドバイスを頂く。特に富士山が写っている写真では長々と解説されその場をはなれない。私が出展している四枚の写真には殆ど興味が無いようだ。

・共通の写真が取り持つ縁で50年ぶりの再会で話はつきない。[花・はな]三人展にお出でいただくことと、冬の富士を撮りにご一緒することと、写真を拝見する、この三つの約束をし、余韻を残して別れました。写真をやってて良かった、と思う一日でした。


「みんなの写真展」パーティー盛大に開催

2010年10月23日 | 写真展のお知らせ

・年甲斐もなく、今朝は二日酔いであります。昨夜は「三浦半島地区みんなの写真展」のパーティーが盛大に開かれました。横須賀市長さん初め、国会議員さん、プロの写真家さん、写真雑誌社長さん、アマチャア界の大御所さん等などがご出席いただきました。色々な方との出会いや交流があり、私としては最大の収穫でありました。パーティーのあと二次会、三次会までお付き合いし少々バテ気味!「みんなの写真展」の会期があと4日間残されているというのに・・・それに続く26日からの「フォトクラブみうら写真展」、更には本命の11月1日からの[花・はな]三人展と続くというのに・・・。まだまだ長丁場です。

・今朝、生まれたばかりの蝶(↓)のようです。タテハチョウの仲間でしょうか?。
久しぶりの青空。・・・今日は孫の運動会です。ばあちゃん(かみさん)が“席取り”して待っています。早く行かなければ~