お寺ふぁん・続

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

荒陵山四天王寺 聖徳太子 精霊会 舞楽 

2018-04-23 20:20:34 | 雅楽(舞楽)

 21日(土)山登りをしました。

 

 八重ですが、山はまだ桜です。

 

 天気上々、スコア“もう来んな!”レベルで心身ともに激落ち込みです。

 よって、22日は家で静養というところなんですが、聖徳太子のご命日だそうです。

 

 太子は伝承があまりにも聡明であり、架空人物であるとか、“聖”も“徳”もいわゆる佳字であり、こういう諡号を受ける人というのはやはりそれに相応しい事績を残したか・・・暗殺されて怨霊を封じ込めるまじないみたいなものということを聞いたことがありますが、・・・研究はどう進んでいるんですかね。

 

 何はともあれ、ご命日です。日本最初の官寺と言われる四天王寺で催される法要を見学、いや、見物が正解ですね。行ってきました。精霊会というそうです。

 

 聖徳太子の身内ではないので、ただただぼさーっと見ています。

 〇年忌というような法事に雅楽が組み込まれています。お目当ては当然これです。

 

 

 では、いきなり。

 

 紅い丸飾りが舞台の四隅に建てられています。

 極楽浄土に咲く花、曼殊沙華を象っているそうです。現世ではヒガンバナを当てますがさ~実際はどんな花なんでしょう?

 

 ここで舞楽が演じられていきます。

 

【振鉾(えんぶ)】

 舞台の清め的に舞われるそうです。 ・・・にしても、松の木、結構じゃまなんですよね・・

 

【蘇利古】

 

【打球楽】

 

 「伝供(てんぐ)」という行事があります。顔見せ興行みたいなものですかね? 以降の行事の出演者が手渡し(リレー)で供物を捧げます。

 ともに西域面でしょうね。

 

 

 童舞の番舞

【迦陵頻】(左方)と【胡蝶】(右方)

 

 

 

 

【太平楽】

 最も見たかった舞です。4人で舞います。

 武将抜刀、これを合図に篝が焚かれます。

 まだ明るいけど、昔、もっと長くやってたときの名残らしいです。

 

 

 

【蘭陵王】

 

三軍叱咤

 

 

 

 こどもってどこの国の子も似たようなことするんだね。きっとお母さんに叱られてるんだろうな~ “ナニヤッテルノ テガヨゴレルデショウ(><)”

 

 

 篝火が小さくなりました。 陽が傾きます。

 下がって行きます。終了です。

  背景楽器は鼉太鼓(だだいこ)、太陽と月があるようです。見た目も音もインパクト大きかったです。

 

 蘭陵王の目と鬼瓦の目は同じ手法ですね。”穴” です。

 

 感動。舞楽をこれほどまとまって見られること、まして撮影できることはありません。

 特に、太平楽は長編、大型、装束の準備も大変ということで滅多に見られるものではないと聞いたことがあります。

 体的にしんどいお出かけでしたが、今年を逃すと来年の4月22日は月曜、次に土日にかかるまで暫く見られません。貴重でした。

 帰路に就きます。

 

  塔は工事中。

 

 以前来たときには転法輪に気づきませんでした。

 

 お寺の鳥居も気になりませんでした。まだまだ、いろいろありますね。

 

 舞楽、めちゃ撮りした分があるんで、自己満足の固まりとしてスライドショーにしてみましょうかね~

 


春一番コンサート

2018-02-12 17:28:38 | 雅楽(舞楽)

 コンサートに行ってきました。・・って言っても雅楽。場所も弁天町。

 三部構成ですね。

 第一部は管弦です。

  「平調調子」

  「越殿楽残楽三返」

  朗詠「嘉辰」

  「陪臚」

 

第二部

 トラロ会の演奏で現代風アレンジです。

 特に十七弦筝という文字通り17弦の筝が入ると雰囲気がかなり変わりますね。

 ”雅楽なのにコンサート・・?” そう思いましたが思いのほか素晴らしいものでした。

 

第三部が舞楽です。

 左舞「蘭陵王」

 舞人が退場です。最後の挨拶で”中の人”も紹介されましたが、陵王の前提どおりイケ面ですね。

 

 ま~満足でした。

 ただ・・・決してそういう催しではないんですけど・・・敬老会状態です。

 

 

 「長慶子三度拍子」(追い出し)です。 では帰りましょう・・・