呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

結局落着く先はマイクロフォーサーズ!

2017年04月01日 | PC/IT/AV機器等
「いずれはAPS-C機からフルサイズ一眼へ」・・という大手カメラメーカーのフルサイズ至上主義に疑問を持って久しいが、遂に先日休眠状態にあったEOS70dと交換レンズ達に続きサブのマイクロフォーサーズ(以下µ4/3)機+一部のレンズ達まで一斉処分(カメラ×2、レンズ×8本)し、あらためて別メーカー製のµ4/3機1台に絞ったことでワタシの心も防湿庫も随分とスッキリしました。(冒頭の写真)

(処分前の防湿庫)

大手メーカーのフラグシップ一眼レフを「仮想敵」としているらしきこのカメラはµ4/3機としてはずいぶん高価だが、それでも一眼レフよりはうんと割安で、むしろ今回強気の価格設定は「仮想敵」に十分太刀打ちできるというメーカーの自信の表れだと思いますね~
人気があるのか発売直後なのに新レンズも含めて注文から入手するまで1か月近く掛かりましたヨ。

カメラの性能はスペック上で比較すれば甲論乙駁だが、実際に写真の出来映えを支配するのは圧倒的にTPO(時と場所と状況)であって、カメラに求められるのは

(1)素速く正確なピント合わせ
(2)連写速度(時間当たりの枚数)
(3)精細な画質

の3つ程度だというのがこの年になった私の実感で、従来は(2)以外は一眼レフが断然有利だと信じられてきたのが徐々に差が縮まり、OMD EM-1MkⅡの出現によってすべてが同等になってしまったのです。
同等とはスペック上の優劣はなくなり、好み又は贔屓のレベルに収まったということです。
もっともセンサーサイズの違いだけはどうしようもないが、それを言うなら所謂フルサイズよりもっと大きな大版カメラの方が良いに決まっているし、それでも実際の画質には圧倒的にTPOの影響の方が大だから素人の趣味用カメラとしては総合点でµ4/3の方が間違いなく有利になったと言って良いでしょう。
それよりも一眼レフが「ミラー構造」と「レンズマウントサイズ」いう機械的制約で発展の限界に瀕しているのに対し「電子処理(CPU)の進歩」による無限の可能性を持ったµ4/3方式は断然将来性がありますヨね~
最新の高性能µ4/3機は本体重量がだんだん増えて一眼レフに近づいて来たとはいえ、レンズ込みでの勝負は明らかで、最早一眼レフはバズーカ砲のような巨大レンズと三脚(或いは脚立)を担いで歩く姿をカッコイイと認める特殊な人達のものになってしまったように感じます。

というわけで結局ワタシは
メイン機、サブ機・・などと複数のカメラを持つシャラクサイ考え方はキッパリと捨て、1台のµ4/3機を人生最後のカメラと決めたのです。もっともお遊び用のミニカメラは1台残しましたが・・・
(以上の結果、以前のこの記事はマタゾロ変更となってしまいました。ゴメンナサイ 
(2017年2月記)

(補足)結果現状:下記がすべてとなりました。
(1)カメラ;OMD EM-1MkⅡ (µ4/3)
(2)標準ズーム;Zuiko 12-100mm F/4.0 PRO(35㎜換算24-200mm F/8.0相当深度)
(3)望遠ズーム;Pana-LeicaDG Vario Elmer 100-400mm F/4.0-6.3 (35mm換算200-800mm F/8.0-11相当深度)
(4)単焦点レンズ;Pana-LeicaDG Summilux 25mm F/1.4(35mm換算50mm F/2.8相当深度)
(5)単焦点レンズ;Zuiko Digital 45mm F/1.8 (35mm換算90mm F/3.5相当深度)
(6)ボディキャップレンズ;OlLYMPUS 9mm F/8.0 Fisheye
(7)お遊び用コンデジ;Powershot N












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